遊戯王ライターの11番です。
【ドラゴンリンク】デッキのカード効果・デッキレシピ・回し方・相性の良いカードなどをまとめていきます。
「ドラゴンリンク」は、特殊召喚可能なドラゴン族モンスターを多数採用した展開系のデッキです。
先攻1ターン目からハンデスやシステムモンスターを立て、相手が手札誘発モンスターを持っていなければそのまま押し切ります。
このページでは、「ドラゴンリンク」のカード効果、大会優勝デッキレシピを紹介し、【ドラゴンリンク】デッキの動かし方・回し方や、相性の良いカードをまとめて解説しました。
このページを読めば、【ドラゴンリンク】デッキをどんなデッキで、どのようにデッキを組めばいいのか、どのように強化・改造すればいいのかがわかります。
【ドラゴンリンク】デッキを作ろうとしている方は、ぜひデッキ構築の参考にしてください。
もくじ
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【ドラゴンリンク】デッキとは
まずは、「ドラゴンリンク」がどんなテーマで、どんなカードを採用しているのか簡単に紹介します。
【ドラゴンリンク】デッキは、ドラゴン族を中心に採用したリンク召喚・リンクモンスターを使った展開型デッキです。
「守護竜」リンクモンスターを展開し、妨害札を大量に構えるか、《トポロジック・ガンプラー・ドラゴン》の効果でハンデスを狙います。
「ドラゴンリンク」で採用される代表的なモンスター・魔法カードの効果を以下にまとめました。
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【ドラゴンリンク】デッキの大会優勝デッキレシピまとめ
次は、【ドラゴンリンク】デッキのデッキレシピを紹介します。
大型大会で優勝・準優勝したデッキレシピです。
【ドラゴンリンク】大会優勝/入賞デッキレシピ(7月)
- 第3回 出雲CS2位
- 第102回オレたちトレカ部CS1位
- 第102回オレたちトレカ部CS4位
- はっちcs × 駿河屋杯 in駿河屋高槻トレカ館 1位
- ランスロッド杯2位
- 第二回名護CS【具志川TSUTAYA出張版】2位
- 第2回 ときわ杯 《2人チーム戦》4位 - A
- まるふぉい@竜星のあらし(香川)
- 遊戯王 愛知CS
- マスターズスクウェア八王子カードショップ
- マスターズスクウェア八王子カードショップ
- YU-YA
- カードボックス青馬堂書店矢向店
- アニメ&TCG BAR ふりぃだむ
【ドラゴンリンク青眼】大会優勝/入賞デッキレシピ(7月)
【ドラゴンリンク】大会優勝デッキレシピ①
第102回オレたちトレカ部CS優勝デッキ
【メインデッキ】(42枚)
◆ モンスター(24枚)
- 《エクリプス・ワイバーン 》1
- 《カーボネドン 》1
- 《ガード・オブ・フレムベル》1
- 《ギャラクシーサーペント》1
- 《ジェット・シンクロン》1
- 《ジェムナイト・ラズリー》1
- 《ドラコネット》3
- 《亡龍の戦慄-デストルドー》1
- 《増殖するG》1
- 《妖醒龍ラルバウール》1
- 《嵐征竜-テンペスト》1
- 《星杯の妖精リース》1
- 《星杯の守護竜》1
- 《暗黒竜 コラプサーペント》2
- 《混源龍レヴィオニア》1
- 《灰流うらら 》2
- 《終焉龍 カオス・エンペラー》1
- 《輝白竜 ワイバースター》2
- 《魂喰いオヴィラプター》1
◆ 魔法(18枚)
- 《おろかな埋葬》1
- 《ブリリアント・フュージョン》3
- 《予想GUY》3
- 《化石調査》2
- 《墓穴の指名者》3
- 《抹殺の指名者》3
- 《星遺物の守護竜》1
- 《竜の渓谷》1
- 《竜の霊廟》1
◆ 罠(0枚)
【エクストラデッキ】(15枚)
- 《No.38 希望魁竜タイタニック・ギャラクシー》1
- 《星杯の神子イヴ 》1
- 《ドラグニティナイト-ガジャルグ》1
- 《PSYフレームロード・Ω》1
- 《リンクリボー》1
- 《守護竜エルピィ》1
- 《守護竜ピスティ》1
- 《ドラグニティナイト-ロムルス》1
- 《守護竜アガーペイン》1
- 《水晶機巧-ハリファイバー》1
- 《スリーバーストショット・ドラゴン》1
- 《トポロジック・ガンブラー・ドラゴン》1
- 《ヴァレルソード・ドラゴン》1
- 《召命の神弓-アポロウーサ》1
- 《ジェムナイト・セラフィ》1
【サイドデッキ】(15枚)
- 《タツノオトシオヤ》1
- 《増殖するG》2
- 《応戦するG》2
- 《PSYフレームギア・γ》3
- 《PSYフレーム・ドライバー》1
- 《ハーピィの羽根帚》1
- 《レッド・リブート》3
- 《無限泡影》1
- 《邪竜星-ガイザー》1
【ドラゴンリンク】大会優勝デッキレシピ②
はっちcs × 駿河屋杯 in駿河屋高槻トレカ館大会優勝デッキ
【メインデッキ】(42枚)
◆ モンスター(22枚)
- 《ヴァレット・シンクロン》1
- 《アブソルーター・ドラゴン》1
- 《終末の騎士》1
- 《ヴァレット・トレーサー》1
- 《エクリプス・ワイバーン》1
- 《ガード・オブ・フレムベル》1
- 《カーボネドン》1
- 《ジェット・シンクロン》1
- 《マグナヴァレット・ドラゴン》1
- 《亡龍の戦慄-デストルドー》1
- 《増殖するG》1
- 《魂喰いオヴィラプター》1
- 《嵐征竜-テンペスト》1
- 《星杯の守護竜》1枚
- 《暗黒竜 コラプサーペント》1枚
- 《混源龍レヴィオニア》1枚
- 《終焉龍 カオス・エンペラー》1枚
- 《輝白竜 ワイバースター》3枚
- 《灰流うらら》2枚
◆ 魔法(19枚)
- 《おろかな埋葬》 1
- 《クイック・リボルブ》3枚
- 《リボルブート・セクター》 1枚
- 《ソウル・チャージ》1枚
- 《ハーピィの羽根帚》1
- 《化石調査》2
- 《抹殺の指名者》3
- 《墓穴の指名者》3
- 《竜の渓谷》1
- 《竜の霊廟》2
- 《星遺物の守護竜》1
◆ 罠(1枚)
- 《レッド・リブート》1
【エクストラデッキ】(15枚)
- 《ヴァレルロード・S・ドラゴン》1
- 《クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴン》1
- 《星杯の神子イヴ》1
- 《PSYフレームロード・Ω》1
- 《ヴァレルソード・ドラゴン》1
- 《ブースター・ドラゴン》1
- 《ドラグニティナイト-ロムルス》1
- 《トポロジック・ガンブラー・ドラゴン》1
- 《召命の神弓-アポロウーサ》1
- 《天球の聖刻印》1
- 《ストライカー・ドラゴン》1
- 《守護竜アガーペイン》1
- 《守護竜エルピィ》1
- 《守護竜ピスティ》1
- 《水晶機巧-ハリファイバー》1
【サイドデッキ】 (15枚)
- 《タツノオトシオヤ》1
- 《ダイナレスラー・パンクラトプス》2
- 《幻創龍ファンタズメイ》3
- 《PSYフレームギア・γ》3
- 《PSYフレーム・ドライバー》1
- 《増殖するG》2
- 《レッド・リブート》2
- 《邪竜星-ガイザー》1
【ドラゴンリンク】大会優勝デッキレシピ③
第3回 出雲CS準優勝デッキ
【メインデッキ】(42枚)
◆ モンスター(22枚)
- 《魂喰いオヴィラプター》1
- 《幻創のミセラサウルス》1
- 《カーボネドン》1
- 《ジュラック・アウロ》1
- 《混源龍レヴィオニア》1
- 《終焉龍 カオス・エンペラー》1
- 《嵐征竜-テンペスト》1
- 《亡龍の戦慄-デストルドー》1
- 《エクリプス・ワイバーン》1
- 《星杯の守護竜》1
- 《ジェット・シンクロン》1
- 《マグナヴァレット・ドラゴン》1
- 《ヴァレット・シンクロン》1
- 《アレキサンドライドラゴン》1
- 《ガード・オブ・フレムベル》1
- 《輝白竜 ワイバースター》2
- 《暗黒竜 コラプサーペント》1
- 《灰流うらら》2
- 《増殖するG》1
- 《終末の騎士》1
◆ 魔法(19枚)
- 《星遺物の守護竜》1
- 《おろかな埋葬 》1
- 《予想GUY》3
- 《クイック・リボルブ 3
- 《リボルブート・セクター》1
- 《ハーピィの羽根帚 》1
- 《化石調査》2
- 《墓穴の指名者》3
- 《抹殺の指名者》3
- 《竜の渓谷》1
◆ 罠(0枚)
【エクストラデッキ】(15枚)
- 《星杯の神子イヴ》1
- 《ヴァレルロード・S・ドラゴン》1
- 《琰魔竜 レッド・デーモン・アビス 》1
- 《No.38 希望魁竜タイタニック・ギャラクシー》1
- 《守護竜エルピィ》1
- 《守護竜ピスティ 》1
- 《守護竜アガーペイン》1
- 《ドラグニティナイト-ロムルス》1
- 《天球の聖刻印》1
- 《水晶機巧-ハリファイバー》1
- 《スリーバーストショット・ドラゴン》1
- 《トポロジック・ガンブラー・ドラゴン》1
- 《ヴァレルソード・ドラゴン》1
- 《鎖龍蛇-スカルデット》1
- 《ストライカー・ドラゴン》
【サイドデッキ】(15枚)
- 《ダイナレスラー・パンクラトプス》1
- 《増殖するG》2
- 《幻創龍ファンタズメイ》3
- 《PSYフレームギア・γ》3
- 《PSYフレーム・ドライバー》1
- 《邪竜星-ガイザー》1
- 《タツノオトシオヤ》1
- 《レッド・リブート》3
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【ドラゴンリンク】デッキの回し方・動かし方
次は、【ドラゴンリンク】デッキのデッキレシピの回し方を簡単に解説していきます。
【ドラゴンリンク】デッキを実際にどのように動かしていくのか、デュエルの参考にしてください。
【ドラゴンリンク】デッキは、《星杯の神子イヴ》を起点に連続リンク召喚を行い、大量展開していく戦法を取ります。
最終的には、大型のリンクモンスターを大量に並べて勝利します、
デュエルの序盤〜終盤にかけて、どのように【ドラゴンリンク】デッキを動かしていくのか、順番に紹介します。
◆ 【ドラゴンリンク】デッキの回し方
- 回し方①:1枚から展開
- 回し方②:「守護竜」を駆使してさらに展開
- 回し方③:大型モンスターで盤面制圧
回し方①:手札1枚から展開
【ドラゴンリンク】デッキの序盤の展開は、手札1枚から《星杯の神子イヴ》に繋げていくのが理想です。
《魂喰いオヴィラプター》や《ドラコネット》が初動カードとなります。
【ドラゴンリンク】デッキの(初動カード)をこちらにまとめました。
◆ 「ドラゴンリンク」(初動)カード
- 《魂喰いオヴィラプター》(効果モンスター(制限カード)星4/闇属性/恐竜族/攻1800/守 500)
…効果の概要:召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。デッキから恐竜族モンスター1体を選び、手札に加えるか墓地へ送る。このカード以外のフィールドのレベル4以下の恐竜族モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを破壊する。その後、自分の墓地から恐竜族モンスター1体を選んで守備表示で特殊召喚する。 - 《ドラコネット》(星3/闇属性/サイバース族/攻1400/守1200)
…効果の概要:このカードが召喚に成功した時に発動できる。手札・デッキからレベル2以下の通常モンスター1体を守備表示で特殊召喚する。 - 《化石調査》(通常魔法(準制限カード)
…効果の概要:デッキからレベル6以下の恐竜族モンスター1体を手札に加える。
紹介した「ドラゴンリンク」初動カードの使い方を簡単に解説していきます。
《魂喰いオヴィラプター》《ドラコネット》《化石調査》の3枚です。
《魂喰いオヴィラプター》
効果モンスター(制限カード)
星4/闇属性/恐竜族/攻1800/守 500
「魂喰いオヴィラプター」の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。
デッキから恐竜族モンスター1体を選び、手札に加えるか墓地へ送る。
(2):このカード以外のフィールドのレベル4以下の恐竜族モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを破壊する。
その後、自分の墓地から恐竜族モンスター1体を選んで守備表示で特殊召喚する。
《魂喰いオヴィラプター》は、召喚・特殊召喚成功時に恐竜族モンスターのサーチ効果や墓地肥やしができる、恐竜族レベル4モンスターです。
このカードで、デッキから《カーボネドン》を落とし、《カーボネドン》効果から《ガード・オブ・フレムベル》に繋げて、《星杯の神子イヴ》のシンクロ召喚を狙います。
遊戯王OCG 魂喰いオヴィラプター スーパーレア SR04-JP002-SR 遊☆戯☆王ARC-V [STRUCTURE DECK R -恐獣の鼓動-]
《ドラコネット》
効果モンスター
星3/闇属性/サイバース族/攻1400/守1200
(1):このカードが召喚に成功した時に発動できる。
手札・デッキからレベル2以下の通常モンスター1体を守備表示で特殊召喚する。
《ドラコネット》は、召喚成功時に手札・デッキからレベル2以下の通常モンスター1体を守備表示で特殊召喚できるモンスターです。
《ドラコネット》効果で《ギャラクシーサーペント》を特殊召喚し、即座に《星杯の神子イヴ》のシンクロ召喚が狙えます。
《ドラコネット》の代用としても使える《予想GUY》もセットで採用されているデッキも多いです。
《化石調査》
通常魔法(準制限カード)
(1):デッキからレベル6以下の恐竜族モンスター1体を手札に加える。
《化石調査》は、デッキからレベル6以下の恐竜族モンスターをサーチできる魔法カードです。
このカードで《魂喰いオヴィラプター》をサーチし、展開に繋げていきましょう。
現在のか環境では、ほぼ全てのデッキに《墓穴の指名者》《抹殺の指名者》が3積みされています。
相手の《灰流うらら》を止めながら展開に持っていきやすいです。
遊戯王OCG 化石調査 ノーマルパラレルレア SR04-JP022-P 遊☆戯☆王ARC-V [STRUCTURE DECK R -恐獣の鼓動-]
回し方②:「守護竜」を駆使してさらに展開
【ドラゴンリンク】デッキでは、《星杯の神子イヴ》から《水晶機巧ーハリファイバー》に繋げた後は、「守護竜」モンスターをうまく利用してさらに展開していきます。
「ドラゴンリンク」の(守護竜カード)の効果を簡単にまとめました。
◆ 「ドラゴンリンク」の(守護竜)カード
- 《守護竜エルピィ》(リンク・効果モンスターリンク1/闇属性/ドラゴン族/攻1000【リンクマーカー:左】
レベル4以下のドラゴン族モンスター1体)
…効果の概要:自分メインフェイズに発動できる。2体以上のリンクモンスターのリンク先となる自分フィールドに、手札・デッキからドラゴン族モンスター1体を特殊召喚する。 - 《守護竜アガーペイン》(リンク・効果モンスターリンク2/闇属性/ドラゴン族/攻1500【リンクマーカー:上/下】ドラゴン族モンスター2体)
…効果の概要:自分メインフェイズに発動できる。2体以上のリンクモンスターのリンク先となるEXモンスターゾーンまたは自分フィールドに、EXデッキからドラゴン族モンスター1体を特殊召喚する。 - 《星遺物の守護竜》(永続魔法)
…効果の概要:このカードの発動時に、自分の墓地のレベル4以下のドラゴン族モンスター1体を対象にできる。
その場合、そのモンスターを手札に加えるか特殊召喚する。1ターンに1度、自分フィールドのドラゴン族モンスター1体を対象として発動できる。その自分のモンスターの位置を、他の自分のメインモンスターゾーンに移動する。
次は「ドラゴンリンク」のメイン展開で使用する「守護竜」カードについて、使い方を簡単に解説していきます。
《守護竜エルピィ》《守護竜アガーペイン》《星遺物の守護竜》の3枚です。
《守護竜エルピィ》
リンク・効果モンスター
リンク1/闇属性/ドラゴン族/攻1000
【リンクマーカー:左】
レベル4以下のドラゴン族モンスター1体
自分は「守護竜エルピィ」を1ターンに1度しか特殊召喚できず、
その(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、
自分はドラゴン族モンスターしか特殊召喚できない。
(2):自分メインフェイズに発動できる。
2体以上のリンクモンスターのリンク先となる自分フィールドに、
手札・デッキからドラゴン族モンスター1体を特殊召喚する。
《守護竜エルピィ》は、2体以上のリンクモンスターのリンク先となる自分フィールドに、手札・デッキからドラゴン族モンスター1体を特殊召喚する効果を持つモンスターです。
特殊召喚効果はやや難しいですが、レベル4以下のドラゴン族モンスター1体でリンク召喚でき、展開効果を持つため、このデッキとの相性は抜群です。
特殊召喚を狙うのは《エクリプス・ワイバーン》です。サーチ効果を持ち、展開が更につながっていきます。
《守護竜アガーペイン》
リンク・効果モンスター
リンク2/闇属性/ドラゴン族/攻1500
【リンクマーカー:上/下】
ドラゴン族モンスター2体
自分は「守護竜アガーペイン」を1ターンに1度しか特殊召喚できず、
その(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、
自分はドラゴン族モンスターしか特殊召喚できない。
(2):自分メインフェイズに発動できる。
2体以上のリンクモンスターのリンク先となるEXモンスターゾーンまたは自分フィールドに、
EXデッキからドラゴン族モンスター1体を特殊召喚する。
《守護竜アガーペイン》は、2体以上のリンクモンスターのリンク先となるエクストラモンスターゾーンまたは自分フィールドに、エクストラデッキからドラゴン族モンスター1体を特殊召喚できるモンスターです。
自分のリンクマーカーは上と下ですが、効果起動の条件には、自身のリンク先のみを参照しているわけではないので、比較的楽に起動条件を満たせます。
この効果で特殊召喚するのは《琰魔竜 レッド・デーモン・アビス》が良いでしょう。
高打点に加え制圧効果を持っています。
《星遺物の守護竜》
永続魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):このカードの発動時に、自分の墓地のレベル4以下のドラゴン族モンスター1体を対象にできる。
その場合、そのモンスターを手札に加えるか特殊召喚する。
(2):1ターンに1度、自分フィールドのドラゴン族モンスター1体を対象として発動できる。
その自分のモンスターの位置を、他の自分のメインモンスターゾーンに移動する。
《星遺物の守護竜》は、墓地のレベル4以下のドラゴン族モンスターを特殊召喚するか手札に加える効果を持ち、さらにドラゴン族モンスターを他の自分のメインモンスターゾーンに移動させる効果を持ちます。
《星杯の神子イヴ》でサーチができ、墓地からの特殊召喚効果が強力なのはもちろん、ドラゴン族モンスターを移動させる効果は「守護竜」モンスターとの相性も抜群です。
回し方③:大型モンスターで盤面制圧
【ドラゴンリンク】デッキでは、《星杯の神子イヴ》から「守護竜」モンスターの展開に繋ぎ、最終的には大型リンクモンスターを大量展開します。
うまく回せば、相手をなにもさせずに倒すことができます。
次に、「ドラゴンリンク」の(最終モンスター・最終盤面)のカードを簡単にまとめました。
◆ 「ドラゴンリンク」(最終モンスター・最終盤面)のカード
- 《ヴァレルロード・S・ドラゴン》(シンクロ・効果モンスター/星8/闇属性/ドラゴン族/攻3000/守2500/チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上)
…効果の概要:このカードがシンクロ召喚に成功した場合に発動できる。自分の墓地からリンクモンスター1体を選び、装備カード扱いとしてこのカードに装備し、そのリンクマーカーの数だけこのカードにヴァレルカウンターを置く。このカードの攻撃力は、このカードの効果で装備したモンスターの攻撃力の半分アップする。
相手の効果が発動した時、このカードのヴァレルカウンターを1つ取り除いて発動できる。その発動を無効にする。 - 《召命の神弓-アポロウーサ》(リンク・効果モンスター/リンク4/風属性/天使族/攻 ?/【リンクマーカー:上/左下/下/右下】/トークン以外のカード名が異なるモンスター2体以上)
…効果の概要:このカードの元々の攻撃力は、このカードのリンク素材としたモンスターの数×800になる。相手がモンスターの効果を発動した時に発動できる。
このカードの攻撃力を800ダウンし、その発動を無効にする。 - 《トポロジック・ガンプラー・ドラゴン》(リンク・効果モンスターリンク4/闇属性/サイバース族/攻3000
【リンクマーカー:上/左/右/下】効果モンスター2体以上)
…効果の概要:このカードが既にモンスターゾーンに存在する状態で、このカード以外のモンスターがリンクモンスターのリンク先に特殊召喚された場合に発動する。自分は手札を任意の枚数ランダムに捨てる(最大2枚)。
その後、捨てた数だけ相手は手札を選んで捨てる。
(2):このカードがEXリンク状態の場合に発動できる。相手は手札を2枚まで可能な限り選んで捨てる。
【ドラゴンリンク】の回し方の最後に、(最終モンスター・最終盤面)のカードについて、使い方を簡単に解説していきます。
《ヴァレルロード・S・ドラゴン》《召命の神弓-アポロウーサ》《トポロジック・ガンプラー・ドラゴン》の3枚です。
《ヴァレルロード・S・ドラゴン》
シンクロ・効果モンスター
星8/闇属性/ドラゴン族/攻3000/守2500
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカード名の(3)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがS召喚に成功した場合に発動できる。
自分の墓地からリンクモンスター1体を選び、
装備カード扱いとしてこのカードに装備し、
そのリンクマーカーの数だけこのカードにヴァレルカウンターを置く。
(2):このカードの攻撃力は、このカードの効果で装備したモンスターの攻撃力の半分アップする。
(3):相手の効果が発動した時、このカードのヴァレルカウンターを1つ取り除いて発動できる。
その発動を無効にする。
《ヴァレルロード・S・ドラゴン》は、リンクモンスターを装備し、ヴァレルカウンターを置くことで、相手の効果の発動を無効にできるシンクロモンスターです。
《水晶機巧ーハリファイバー》を装備することで効果を2回無効にでき、相手からしたら非常に厄介なモンスターとなります。
カードの種類を問わず無効にできる効果に加え、戦闘での突破も非常に難しく、盤面を強固なものにできるシンクロモンスターです。
遊戯王 SAST-JP037 ヴァレルロード・S・ドラゴン (日本語版 ウルトラレア) SAVAGE STRIKE サベージ・ストラ...
《召命の神弓-アポロウーサ》
リンク・効果モンスター
リンク4/風属性/天使族/攻 ?
【リンクマーカー:上/左下/下/右下】
トークン以外のカード名が異なるモンスター2体以上
(1):「召命の神弓-アポロウーサ」は自分フィールドに1体しか表側表示で存在できない。
(2):このカードの元々の攻撃力は、このカードのリンク素材としたモンスターの数×800になる。
(3):相手がモンスターの効果を発動した時に発動できる。
このカードの攻撃力を800ダウンし、その発動を無効にする。
《召命の神弓-アポロウーサ》は、自身の攻撃力を下げることで、相手モンスターの効果の発動を無効にできるリンクモンスターです。
3体素材でリンク召喚できれば、攻撃力2400となり相手モンスターの効果を3回無効にできます。
1ターンに1度の発動制限が無いため、相手の展開を止められますし、こちらの展開に対し発動する手札誘発モンスターも止められます。
《トポロジック・ガンプラー・ドラゴン》
リンク4/闇属性/サイバース族/攻3000
【リンクマーカー:上/左/右/下】
効果モンスター2体以上
このカード名の(1)(2)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
(1):このカードが既にモンスターゾーンに存在する状態で、
このカード以外のモンスターがリンクモンスターのリンク先に特殊召喚された場合に発動する。
自分は手札を任意の枚数ランダムに捨てる(最大2枚)。
その後、捨てた数だけ相手は手札を選んで捨てる。
(2):このカードがEXリンク状態の場合に発動できる。
相手は手札を2枚まで可能な限り選んで捨てる。
この効果で相手の手札が0枚になった場合、
さらに相手に3000ダメージを与える。
《トポロジック・ガンプラー・ドラゴン》は、ハンデス効果を持つリンク4モンスターです。
主に狙うのは(1)効果で、《混源龍レヴィオニア》と合わせることで相手の手札を大量に捨てられます。
ハンデス効果が通ってしまえば勝ちはかなり近づきますので、積極的に狙っていきましょう。
回し方を解説した動画
【ドラゴンリンク】デッキの回し方・動かし方は、これらの動画もわかりやすいです。
守護竜(ドラゴンリンク)展開 その1 イヴスタートの6妨害(アポロウーサ含む)
【遊戯王】ドラゴンリンクの先行展開と解説とデッキレシピ
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【ドラゴンリンク】デッキの採用候補カード
最後に、【ドラゴンリンク】デッキの強化・改造方法を紹介します。
とはいえ、現在出ている【ドラゴンリンク】のデッキレシピはどれも完成度が高いです。
個性を出すよりもどれが自分の手に馴染むかで採用カードを決めるのが良いでしょう。
◆ 採用候補カード
- 《ジュラック・アウロ》
…相性の良いポイント:《幻創のミセラサウルス》との噛み合いが良い。 - 《ワン・フォー・ワン》
…相性の良いポイント:準初動カードを強引に増やせる - 《クイックリボルブ》
…相性の良いポイント:初動カードとして使いやすい展開カード。 - 《簡易融合》
…相性の良いポイント:《エフェクト・ヴェーラー》と、レベル4融合モンスターを合わせて採用し、《星杯の神子イヴ》へのアクセスを上げれる。 - 《レッド・リブート》
…相性の良いポイント:全体的に採用率が非常に高い必須カードともいえるカードだが、メインから採用しているデッキとサイドデッキに採用しているデッキの2つに分かれる。
◆ 相性の良いテーマ
- 「ヴァレット」
…相性の良いポイント:ドラゴン族・リンクテーマということもあり、共有できるカードが多い。 - 「青眼」
…相性の良いポイント:ドラゴン族であることを活かし、【ドラゴンリンク】デッキのギミックをうまく流用したデッキが入賞しています。
相性の良いおすすめ採用候補カード
《ジュラック・アウロ》
チューナー・効果モンスター
星1/炎属性/恐竜族/攻 200/守 200
(1):このカードをリリースし、「ジュラック・アウロ」以外の
自分の墓地のレベル4以下の「ジュラック」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
《ジュラック・アウロ》は、恐竜族のレベル1チューナーモンスターです。
《幻創のミセラサウルス》効果に対応しており、《幻創のミセラサウルス》1枚でリクルート可能です。
恐竜族ギミックがお気に入りの方はぜひ採用してみて下さい。
《ワン・フォー・ワン》
通常魔法(制限カード)
(1):手札からモンスター1体を墓地へ送って発動できる。
手札・デッキからレベル1モンスター1体を特殊召喚する。
《ワン・フォー・ワン》は、デッキからレベル1モンスターを特殊召喚できるカードです。
手札消費は激しくなるものの選択肢は多く、チューナー・非チューナーを状況に応じて展開できます。
《クイック・リボルブ》
速攻魔法
(1):デッキから「ヴァレット」モンスター1体を特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターは攻撃できず、エンドフェイズに破壊される。
《クイック・リボルブ》は、デッキから「ヴァレット」モンスター1体を特殊召喚できる魔法カードです。
《ヴァレット・シンクロン》を採用することで、チューナーを展開できるようになるため、非常に使いやすいカードです。
他にも「ヴァレット」カードを数枚採用することで、デッキに幅を持たせることができます。
《簡易融合》
通常魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):1000LPを払って発動できる。
レベル5以下の融合モンスター1体を融合召喚扱いとしてEXデッキから特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターは攻撃できず、エンドフェイズに破壊される。
《簡易融合》は、レベル5以下の融合モンスター1体を融合召喚扱いで特殊召喚できる魔法カードです。
レベル1チューナーを多く採用し、レベル4融合モンスターをエクストラデッキに採用することで、レベル5シンクロや《水晶機巧ーハリファイバー》のリンク召喚に繋がります。
エクストラデッキを圧迫してしまうものの、使いやすい展開カードです。
遊戯王 20TH-JPC90 簡易融合 (日本語版 スーパーレア) 20th ANNIVERSARY LEGEND COLLECTION
《レッド・リブート》
カウンター罠
このカードはLPを半分払って手札から発動する事もできる。
(1):相手が罠カードを発動した時に発動できる。
その発動を無効にし、そのカードをそのままセットする。
その後、相手はデッキから罠カード1枚を選んで自身の魔法&罠ゾーンにセットできる。
このカードの発動後、ターン終了時まで相手は罠カードを発動できない。
《レッド・リブート》は、手札から発動できるカウンター罠カードです。
【ドラゴンリンク】デッキでは、《墓穴の指名者》や《抹殺の指名者》がほとんどのデッキにフル投入されていますが、それらのカードでは《無限泡影》に対応できません。
そのため展開を強引に通せることもあり、《レッド・リブート》は相性の良いカードです。
サイドデッキに多く採用されていますが、中にはメインからも採用しているデッキも多いです。
相性の良いおすすめテーマ
「ヴァレット」
「ヴァレット」は、「サーキット・ブレイク」でカテゴリ化されたテーマで、破壊されるとリクルート効果を発動できるのが特徴の、ドラゴン族・リンクテーマです。
最近「ストラクチャーデッキ リボルバー」としても発売され、強化されました。
ドラゴン族のため「守護竜」とも相性が良く、《クイック・リボルブ》等の優秀なカードがあるため数枚採用しているタイプのデッキも多いです。
◆ 【ヴァレット】デッキ:おすすめ記事
⇒ 【ストラクチャーデッキ リボルバー】3箱合体+αデッキレシピ | 回し方,相性の良いカードも
「青眼」
「青眼(ブルーアイズ)」は、「ストラクチャーデッキ-青眼龍轟臨」でカテゴリ化されたテーマで、高い攻撃力が特徴のドラゴン族テーマです。
ドラゴン族サポートを共有しつつ高攻撃力のモンスターを展開できるのが魅力です。
ドラゴン族テーマのデッキにドラゴンリンクのギミックを流用して強化するのも面白そうですね。
◆ 【青眼】デッキ:おすすめ記事
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まとめ:【ドラゴンリンク】デッキは、「守護竜」の力を最大限に引き出した展開デッキ
今回は【ドラゴンリンク】デッキについて、カード効果、デッキレシピ、回し方・強化改造方法をまとめて解説しました。
【ドラゴンリンク】デッキは、「守護竜」モンスターを最大限に活用できる展開デッキです。
扱いが難しく、使われることのなかった「守護竜」カードを活かすカードが増えたことにより、完成度の高いデッキが生まれたといった印象です。
展開系が苦手な方もこれをきっかけに触ってみてはいかがですか?
気になる方は、ぜひ「ドラゴンリンク」のデッキを組んでみてください。
以上、遊戯王ライターの「11番」でした。
引き続き、遊戯王の最新テーマの紹介をしていきます。