【F.A.(フォーミュラアスリート)】デッキの大会優勝デッキレシピ・回し方・採用カードなどを解説・考察したページです。
「F.A.(フォーミュラアスリート)」は、「EXTRA PACK 2018」で強化された風属性・機械族テーマです。
「EXTRA PACK 2018」で登場したばかりの【F.A.】デッキですが、すでに大会環境で優勝を果たしたようです。
そこで今回は、大会環境で優勝 した【F.A.】デッキのデッキレシピや採用カード、回し方について解説・考察していきます。
レベルを変動させる「F.A.」モンスターを使って、どのような構築のデッキが大会環境で結果を残したのでしょうか。
ぜひ【F.A.】のデッキ構築の参考や大会での対策に役立ててください。
◆ 【F.A.】デッキ:おすすめ記事
⇒ 【F.A.デッキとは】大会優勝デッキレシピ,回し方,相性の良いカードを簡単に解説,考察!
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【F.A.】デッキ:大会優勝デッキレシピ
まずは、【F.A.(フォーミュラアスリート)】の大会優勝デッキレシピを紹介します。
相手の展開を妨害する【メタビート】的なデッキレシピです。同じ機械族モンスターの《インスペクト・ボーダー》の採用も採用されています。
通常召喚で充分に強い「F.A.」下級モンスター、と【メタビート】デッキとの相性が非常に良くあったデッキだと言えます。
【メインデッキ】(41枚)
◆ モンスター(10枚)
- 《インスペクト・ボーダー》3
- 《F.A.ハングオンマッハ》3
- 《F.A.ウィップクロッサー》3
- 《F.A.ダークネスマスター》1
◆ 魔法(15枚)
- 《強欲で謙虚な壺》3
- 《命削りの宝札》3
- 《F.A.シティGP》2
- 《F.A.ダウンフォース》2
- 《F.A.シェイクダウン》3
- 《王家の眠る谷-ネクロバレー》2
◆罠(16枚)
- 《一回休み》3
- 《神の通告》2
- 《無限泡影》3
- 《群雄割拠》3
- 《神の宣告》2
- 《砂塵の大嵐》2
- 《虚無空間》1
【エクストラデッキ】(15枚)
- 《超雷龍-サンダー・ドラゴン》1
- 《召喚獣メルカバー》1
- 《キメラテック・フォートレス・ドラゴン》1
- 《ナチュル・エクストリオ》1
- 《クリアウィング・シンクロ・ドラゴン》1
- 《F.A.ライトニングマスター》1
- 《サイバー・ドラゴン・インフィニティ》1
- 《RR-アルティメット・ファルコン》1
- 《リンクリボー》1
- 《水晶機巧-ハリファイバー》1
- 《トロイメア・フェニックス》1
- 《トロイメア・ユニコーン》1
- 《ヴァレルソード ・ドラゴン》1
- 《ヴァレルロード ・ドラゴン》1
- 《トポロジック・ボマー・ドラゴン》1
【サイドデッキ】(15枚)
- 《ライオウ》2
- 《ダイナレスラー・パンクラトプス》2
- 《ラーの翼神竜-球体形》2
- 《スケープ・ゴート》2
- 《やぶ蛇》2
- 《御前試合》2
- 《拮抗勝負》3
https://twitter.com/caE693ttrPEFXwh/status/1038699614457671680
【F.A.】大会優勝デッキレシピ解説・考察
それでは、大会優勝した【F.A.】デッキについて、デッキレシピ・回し方・採用カードを解説・考察していきます。
【F.A.】デッキの基本的な回し方や、【メタビート】的な採用カードについて紹介します。
【F.A.】デッキの回し方
【F.A.】デッキの動きは、基本的に「F.A.」モンスターをフィールドに出し、「F.A.」魔法・罠カードを使うことで、「F.A.」モンスターのレベルを上げていきます。
「F.A.」モンスターは、レベルが上がるとともに、攻撃力アップと固有効果が追加されます。
早い段階で「F.A.」モンスターのレベルを上げることで、高打点と強力な固有効果を確保できます。
「F.A.」モンスターのレベルをあげるカードには、《F.A.シティGP》や《F.A.ダウンフォース》があります。
フィールド魔法の《F.A.シティGP》は、メインフェイズ・バトルフェイズの間、「F.A.」モンスターのレベルを2つ上げます。
また、《F.A.ダウンフォース》は速攻魔法でありながら、「F.A.」モンスターのレベルを2つ上げることができます。
この2枚を使うだけで、「F.A.」モンスターのレベルを7以上まで簡単に上げることができます。
《F.A.シティGP》
フィールド魔法
このカード名の(3)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがフィールドゾーンに存在する限り、フィールドの「F.A.」モンスターのレベルはメインフェイズ及びバトルフェイズの間だけ2つ上がる。
(2):自分フィールドの「F.A.」モンスターは相手の効果の対象にならない。
(3):フィールドの表側表示のこのカードが効果で破壊された場合に発動できる。デッキから「F.A.シティGP」以外の「F.A.」カード1枚を手札に加える。
《F.A.ダウンフォース》
速攻魔法
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドの「F.A.」モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターのレベルをターン終了時まで2つ上げる。
(2):自分メインフェイズに墓地のこのカードを除外し、自分フィールドの「F.A.」モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターのレベルをターン終了時まで2つ上げる。この効果はこのカードが墓地へ送られたターンには発動できない。
さらに、今回採用されている《F.A.シェイクダウン》は、対象を取らずにカードを破壊できる速攻魔法です。
また、墓地から発動できるリクルート効果も持っており、相手を妨害しつつ、「F.A.」モンスターを展開できます。
《F.A.シェイクダウン》
速攻魔法
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドの「F.A.」モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターの表示形式を変更する。その後、フィールドのカード1枚を選んで破壊する。
(2):自分メインフェイズに墓地のこのカードを除外し、自分フィールドの表側表示のカード1枚を対象として発動できる。そのカードを破壊し、デッキから「F.A.」モンスター1体を特殊召喚する。この効果はこのカードが墓地へ送られたターンには発動できない。
【F.A.】デッキの詳しい回し方や相性の良いカードなどは、「【F.A.デッキとは】大会優勝デッキレシピ,回し方,相性の良いカードを簡単に解説,考察!」という記事で紹介しています。
本記事と合わせて参考にしてみてください。
メタ要素の強い「F.A.」モンスター
今回、大会優勝を果たした【F.A.】デッキでは、メタ要素の強い必要最低限の「F.A.」カードが採用されています。
「F.A.」下級モンスターは、共通効果である自身のレベルを上げる効果とともに、攻撃力も上昇させます。
また、レベルが上がることで適用される効果も備えています。
次は、メタ要素の強い「F.A.」モンスターの効果を簡単に解説していきます。
《F.A.ハングオンマッハ》《F.A.ウィップクロッサー》の2枚です。
《F.A.ハングオンマッハ》
効果モンスター
星4/風属性/機械族/攻 0/守1800
(1):このカードの攻撃力はこのカードのレベル×300アップし、このカードのレベルよりも元々のレベルまたはランクが低い相手モンスターが発動した効果を受けない。
(2):「F.A.」魔法・罠カードの効果が発動した場合に発動できる(ダメージステップでも発動可能)。このカードのレベルを1つ上げる。
(3):このカードのレベルが7以上の場合、相手の墓地へ送られるカードは墓地へは行かず除外される。
《F.A.ハングオンマッハ》は、自身よりレベル・ランクの低いモンスターが発動した効果を受けない「F.A.」モンスターです。
またレベル7以上でフィールドに存在する限り、相手の墓地へ行くカードは、墓地へ行かずゲームから除外されます。
《M・HERO ダーク・ロウ》のような効果で、相手の妨害ができます。
【アンデット族】など、墓地からの展開を行いたいデッキにとっては、非常に厄介な効果です。
《F.A.ウィップクロッサー》
効果モンスター
星4/風属性/機械族/攻 0/守1000
(1):このカードの攻撃力はこのカードのレベル×300アップし、相手は300LPを払わなければ、このカードのレベルよりも元々のレベルまたはランクが低いモンスターの効果を発動できない。
(2):「F.A.」魔法・罠カードの効果が発動した場合に発動できる(ダメージステップでも発動可能)。このカードのレベルを1つ上げる。
(3):このカードのレベルが7以上の場合、相手は手札を捨てて発動する効果及び手札を墓地へ送って発動する効果を発動できない。
《F.A.ウィップクロッサー》は、自身よりもレベルの低いモンスターの効果を、相手が発動したとき、相手に300LP払わせる「F.A.」モンスターです。
発動する場所に関係なく、相手の動きをけん制できます。
そして、レベル7以上の場合、相手は手札を捨てる・墓地へ送って発動する効果を発動できなくなります。
手札コストを要求するカード、手札誘発モンスターなどを封じる効果となっています。
現環境では必須ともいえる、手札誘発モンスターに対して非常に強い効果です。
【F.A.】デッキは上記2体のモンスターによって、相手の展開・妨害を大きく制限していきます。
他にも《F.A.ダークネスマスター》は、自身のレベルを3つ下げることで、フィールドのカードを1枚選択して破壊できます。
また《F.A.ライトニングマスター》は、相手が魔法・罠カードを発動した際に、自身のレベルを2つ下げることで、その発動を無効にし、破壊します。
《F.A.ダークネスマスター》
特殊召喚・効果モンスター
星7/闇属性/機械族/攻 0/守2000
このカードは通常召喚できない。
フィールドにレベル7以上の「F.A.」モンスターが存在し、
自分のモンスターゾーンに「F.A.ダークネスマスター」が存在しない場合に特殊召喚できる。
(1):このカードの攻撃力はこのカードのレベル×300アップする。
(2):「F.A.」魔法・罠カードの効果が発動した場合に発動できる(ダメージステップでも発動可能)。このカードのレベルを1つ上げる。
(3):1ターンに1度、フィールドのカード1枚を対象として発動できる。このカードのレベルを3つ下げ、そのカードを破壊する。
《F.A.ライトニングマスター》
シンクロ・効果モンスター
星7/光属性/機械族/攻 0/守2000
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
(1):このカードの攻撃力はこのカードのレベル×300アップする。
(2):このカードが守備表示モンスターを攻撃した場合、その守備力を攻撃力が超えた分だけ戦闘ダメージを与える。
(3):「F.A.」魔法・罠カードの効果が発動した場合に発動できる(ダメージステップでも発動可能)。このカードのレベルを1つ上げる。
(4):1ターンに1度、相手が魔法・罠カードの効果を発動した時に発動できる。このカードのレベルを2つ下げ、その発動を無効にし破壊する。
今回の大会優勝デッキでは、チューナーが採用されておらず、シンクロモンスターの《F.A.ライトニングマスター》をシンクロ召喚できる構築にはなっていません。
おそらくサイドデッキの《やぶ蛇》要員だと思われます。
特殊召喚に頼らないデッキ構築
大会優勝した【F.A.】デッキでは、【メタビート】デッキで採用されるカードが多数採用されています。
ドローソースとして《命削りの宝札》《強欲で謙虚な壺》、メタモンスターとして《インスペクト・ボーダー》などです。
《命削りの宝札》《強欲で謙虚な壺》
通常魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できず、このカードを発動するターン、自分はモンスターを特殊召喚できない。
(1):自分は手札が3枚になるようにデッキからドローする。このカードの発動後、ターン終了時まで相手が受ける全てのダメージは0になる。このターンのエンドフェイズに、自分の手札を全て墓地へ送る。
通常魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できず、このカードを発動するターン、自分はモンスターを特殊召喚できない。
(1):自分のデッキの上からカードを3枚めくり、その中から1枚を選んで手札に加え、その後残りのカードをデッキに戻す。
《命削りの宝札》《強欲で謙虚な壺》は、そのターンの特殊召喚が制限されてしまいますが、手札のアドバンテージを稼ぐことができます。
通常召喚した「F.A.」モンスターのレベルを早い段階で上げるために、「F.A.」魔法カードをいち早く手札に加えていきます。
《インスペクト・ボーダー》
効果モンスター
星4/光属性/機械族/攻2000/守2000
自分フィールドにモンスターが存在する場合、このカードは召喚・特殊召喚できない。
(1):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、その間はお互いにそれぞれ1ターンに発動できるモンスターの効果の回数が、フィールドのモンスターの種類(儀式・融合・S・X・P・リンク)の数までになる。
《インスペクト・ボーダー》は、お互いのモンスター効果の発動を、フィールドのモンスターの種類(融合・シンクロ・エクシーズ・リンク)までに制限します。
《F.A.ハングオンマッハ》《F.A.ウィップクロッサー》のレベルを上げる以外の効果は発動を伴いませんので、「F.A.」はほとんど影響を受けず展開できます。
自分が使いたい「F.A.」モンスターの効果はあらかじめ適用させつつ、《インスペクト・ボーダー》で更に封じていきましょう。
ここ最近の【メタビート】デッキで採用率が高いモンスターです。
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まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は、大会優勝を果たした【F.A.】デッキについて、デッキレシピ・回し方・採用カードを解説・考察していきました。
「F.A.」モンスターはメタ要素の強い効果を備えているため、現環境でも充分に強さを発揮できます。
【メタビート】関連は対策をある程度しておかないと、突破できずに負けてしまうこともあるため、大会などで対戦する際には、何か策を用意しておくと良いですね。
引き続き、環境情報として遊戯王の大会優勝デッキの考察を記事にしていきます。
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