【ジャンクドッペル】デッキは、《ジャンク・シンクロン》《ドッペル・ウォリアー》を主軸とするシンクロ召喚デッキです。「ジャンド」と呼ばれることもあります。
《ジャンク・シンクロン》は、召喚時墓地のモンスターを特殊召喚できるチューナーで、《ドッペル・ウォリアー》は、墓地からの特殊召喚に成功した時、手札から特殊召喚でき、シンクロ召喚の素材になるとトークンを生み出せます。
新マスタールール・リンク召喚により大幅に弱体化したデッキですが、《水晶機巧ハリファイバー》登場により大幅に強化され、大会環境でも活躍できるほどの強さを取り戻しました。
そこで今回は、大会優勝した【ジャンクドッペル】デッキのデッキレシピを紹介し、回し方を解説・考察していきます。
ぜひ、デッキ構築の参考にしてください。
もくじ
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【ジャンクドッペル】デッキ：大会優勝/入賞デッキレシピまとめ
【ジャンクドッペル（ジャンド）】デッキの大会優勝/入賞デッキを以下にまとめました。
リンクをタップすることで、デッキレシピが見られます。
【ジャンクドッペル】デッキ：大会優勝デッキレシピ
- ドラゴンスター日本橋２号店（2018年10月環境）
- 193名駅店@本年もよろしくお願い致します ‼️（2018年10月環境）
- 負け犬（2018年10月環境）
【リンクドッペル】
遊戯王のテーマごとのデッキレシピは、「【遊戯王 デッキ集】どんなデッキが作りたい？180テーマの特徴まとめ！」という記事にまとめています。
「遊戯王のデッキが知りたい」「デッキレシピを知りたい」という方は、ぜひ参考にしてください。
【ジャンクドッペル】大会優勝デッキレシピ
大会優勝した【ジャンクドッペル】デッキのデッキレシピはこちらです。
デッキレシピのほとんどがモンスターで構成されており、魔法もほとんどがシンクロ召喚展開のサポートカードとなっています。
【メインデッキ】(42枚)
◆ モンスター(30枚)
- 《ジャンク・シンクロン》3
- 《ドッペル・ウォリアー》3
- 《ジェット・シンクロン》3
- 《クイック・シンクロン》2
- 《グローアップ・バルブ》1
- 《ダンディライオン》2
- 《BFー朧影のゴウフウ》1
- 《BFー隠れ蓑のスチーム》1
- 《カオスソルジャー-開闢の使者-》3
- 《戦慄の亡龍ーデストルドー》1
- 《灰流うらら》3
- 《幽鬼うさぎ》3
- 《増殖するG》2
- 《エフェクト・ヴェーラー》2
◆ 魔法(12枚)
- 《調律》3
- 《緊急テレポート》1
- 《ハーピィの羽根箒》1
- 《ソウル・チャージ》1
- 《ワン・フォー・ワン》1
- 《おろかな埋葬》1
- 《死者蘇生》1
- 《貪欲な壺》2
- 《増援》1
◆ 罠(0枚)
- なし
【エクストラデッキ】(15枚)
- 《A BFー雨隠れのサヨ》1
- 《天輪の双星道士》1
- 《武力の軍奏》1
- 《A BFー五月雨のソハヤ》1
- 《アクセル・シンクロン》1
- 《TG ワンダー・マジシャン》1
- 《TG ハイパー・ライブラリアン》1
- 《サモンソーサレス》1
- 《水晶機巧ハリファイバー》1
- 《リンクリボー》1
- 《コズミック・ブレイザー・ドラゴン》1
- 《シューティング・クェーサー・ドラゴン》1
【サイドデッキ】(15枚)
- 《アーティファクトの神智》3
- 《アーティファクトーデスサイズ》2
- 《ドロール&ロックバード》2
- 《ブラック・ホール》2
- 《拮抗勝負》3
- 《ツインツイスター》3
https://twitter.com/Cardbox_esaka/status/936911686539264000
カードボックス江坂店 参加者数15人 優勝
【ジャンクドッペル】大会優勝デッキレシピ解説・考察
それでは、大会優勝した【ジャンクドッペル】のデッキレシピを解説・考察していきます。
主に、《コズミック・ブレイザー・ドラゴン》の出し方と《カオスソルジャー-開闢の使者-》の採用について解説していきます。
《コズミック・ブレイザー・ドラゴン》の出し方
【ジャンクドッペル】では、《コズミック・ブレイザー・ドラゴン》で相手の妨害をしたり、《シューティング・クェーサー・ドラゴン》で一気に勝負を決めるのが目指す動きになります。
そこで、《水晶機巧ハリファイバー》を使った「コズミックルート」を紹介します。
以下の2つの展開例の手順を1つずつ解説します。
- ①：《おろかな埋葬》＋《ジェット・シンクロン》＋手札コスト1枚
- ②：《ドッペル・ウォリアー》（墓地）＋《ジャンク・シンクロン》＋手札コスト1枚
展開①：《おろかな埋葬》＋《ジェット・シンクロン》
◆《おろかな埋葬》＋《ジェット・シンクロン》＋手札コスト1枚
- 《ジェット・シンクロン》通常召喚
- 《おろかな埋葬》で《ダンディライオン》を墓地に。綿毛トークンを2体特殊召喚
- トークンと《ジェット・シンクロン》で、《水晶機巧ハリファイバー》リンク召喚
- 《水晶機巧ハリファイバー》効果で《グローアップ・バルブ》特殊召喚
- 手札を1枚捨て、《ジェット・シンクロン》を墓地から特殊召喚
- 《水晶機巧ハリファイバー》と《ジェット・シンクロン》で、《サモンソーサレス》リンク召喚
- 《グローアップ・バルブ》と綿毛トークンで、《A BFー雨隠のサヨ》シンクロ召喚
- 《サモンソーサレス》効果で、《A BFー雨隠のサヨ》と同じ種族の《BFー隠れ蓑のスチーム》特殊召喚
- 《A BFー雨隠のサヨ》と《BFー隠れ蓑のスチーム》で、《TG ハイパー・ライブラリアン》シンクロ召喚。《BFー隠れ蓑のスチーム》効果でトークン特殊召喚
- 《グローアップ・バルブ》墓地効果で、デッキトップを1枚墓地に送り特殊召喚
- 《グローアップ・バルブ》とトークンで、《天輪の双星道士》シンクロ召喚。《TG ハイパーライブラリアン》効果で1ドロー
- 《天輪の双星道士》効果で、《ABFー雨隠れのサヨ》特殊召喚
- 《天輪の双星道士》を墓地に送り、《BFー隠れ蓑のスチーム》特殊召喚
- 《BFー隠れ蓑のスチーム》と《ABFー雨隠れのサヨ》で、《ABFー五月雨のソハヤ》シンクロ召喚。効果で《ABFー雨隠れのサヨ》を墓地から特殊召喚
- 《TG ハイパー・ライブラリアン》《ABFー雨隠れのサヨ》《ABFー五月雨のソハヤ》3体で《シューティング・クェーサー・ドラゴン》or《コズミック・ブレイザー・ドラゴン》シンクロ召喚
《ドッペル・ウォリアー》（墓地）＋《ジャンク・シンクロン》
◆ 《ドッペル・ウォリアー》（墓地）＋《ジャンク・シンクロン》＋手札コスト1枚
- 《ジャンク・シンクロン》召喚、効果で《ドッペル・ウォリアー》墓地から特殊召喚
- 《ジャンク・シンクロン》《ドッペル・ウォリアー》で、《アクセル・シンクロン》シンクロ召喚。《ドッペルウォリアー》効果でトークン2体特殊召喚
- 《アクセル・シンクロン》効果で、《ジェット・シンクロン》を墓地に送る
- 《アクセル・シンクロン》とトークンで、《水晶機巧ハリファイバー》をリンク召喚
- 以降は上記4行目からと同ルート
少し長いですが、プレイすることで覚えていけるはずです。アドリブで回していけるようになれば1人前です。
今回紹介したルートだと、墓地に《ジェット・シンクロン》、フィールドに《水晶機巧ハリファイバー》＋モンスター1体で条件が満たせます。
《水晶機巧ハリファイバー》効果で《TG ワンダー・マジシャン》を特殊召喚し、効果でそのままシンクロして、相手ターンに《コズミック・ブレイザー・ドラゴン》のシンクロ召喚を狙うのも良いでしょう。
「ジャンクドッペル」には様々な形があり、相性の良いカードも多いです。
新しいルートを開拓するのもこのデッキの醍醐味ですね。
《カオスソルジャー-開闢の使者-》の採用
大会優勝した【ジャンクドッペル】デッキでは、墓地の光属性・闇属性モンスターを除外することで特殊召喚できる《カオスソルジャー-開闢の使者-》が採用されています。
《カオスソルジャー-開闢の使者-》を採用することにより、一気にオフェンス力が向上します。
いくら《コズミック・ブレイザー・ドラゴン》が強力といえど、１体で攻めるには時間がかかってしまいます。
《カオスソルジャー-開闢の使者-》は制限解除されており、光属性と闇属性のモンスターが採用できるデッキの第2の切り札となります。
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まとめ
いかがだったでしょうか。
大会優勝した【ジャンクドッペル】デッキのデッキレシピを紹介し、回し方を解説・考察しました。
ルール変更で使いづらくなったデッキが蘇るのは、以前使用していた人達にとっては嬉しい限りですね。
《水晶機巧ハリファイバー》の登場により、シンクロデッキ特有の「チューナーだけしか引けずに手札事故」という事態もなくなりました。
今後も、遊戯王の環境情報として、大会優勝デッキの考察をしていきます。
それではまたお会いしましょう。
