《セキュリティ・ドラゴン》は、Vジャンプ2017年12月号に付属するリンク2モンスターです。
モンスター2体という非常に軽いリンク条件でリンク召喚でき、汎用リンク2として注目されています。
発売前の《セキュリティ・ドラゴン》ですが、すでにメルカリ・ヤフオクなどでフラゲ出品されています。
このページでは、《セキュリティ・ドラゴン》の値段をメルカリ・ヤフオク・Twitter買取などで比較し、《セキュリティ・ドラゴン》の初動価格・相場を調査しています。
Vジャンプを買うか迷っている人や《セキュリティ・ドラゴン》を売りたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
◆ 「Vジャンプ付録」高額カードまとめ
⇒ 【遊戯王】Vジャンプ付録の高額カード13枚の買取価格まとめ | 値段が高い理由も
《セキュリティ・ドラゴン》の価格・相場
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《セキュリティ・ドラゴン》
リンクモンスター
リンク2/光属性/サイバース族/攻1100
【リンクマーカー:上/下】
モンスター2体
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがフィールドに表側表示で存在する限り1度だけ、
このカードが相互リンク状態の場合に相手フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを持ち主の手札に戻す。(引用:遊戯王データベース) |
《セキュリティ・ドラゴン》の価格・相場をメルカリ・ヤフオク・Twitter買取で調べてみました。
それぞれ、平均価格・ 最低価格・買取価格を調べ、《セキュリティ・ドラゴン》の相場をまとめています。
メルカリ
《セキュリティ・ドラゴン》の相場をメルカリで調べてみると、3枚2555円で売れています。
Vジャンプが1冊600円だと考えると、書籍代を大幅に超えています。
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ヤフオク
《セキュリティ・ドラゴン》の相場をヤフオクで調べてみると、こちらも1枚700円以上で落札されています。
Vジャンプ以上の初動価格になっているのは間違いなさそうです。
Twitterでのショップ買取強化では、発売前ですが《セキュリティ・ドラゴン》の買取強化が始まっていました。
1枚750円で買取募集しています。
その他ショップ
その他通販・ショップでの《セキュリティ・ドラゴン》の価格・相場はこちらで調べてみてください。
⇒【Amazonで見る】《セキュリティ・ドラゴン》
⇒【駿河屋で見る】《セキュリティ・ドラゴン》
⇒【楽天市場で見る】《セキュリティ・ドラゴン》
⇒【トレトクで見る】《セキュリティ・ドラゴン》
《セキュリティ・ドラゴン》の相場一括検索は、「オークファン」が便利です。
無料登録で使用でき、ヤフオク・メルカリ・モバオク・Amazonの価格が一度で調べられます。
⇒ オークファン(参考:オークファンの使い方)
《セキュリティ・ドラゴン》リンク召喚条件・効果解説
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《セキュリティ・ドラゴン》
リンク2 光属性
サイバース族・リンク ATK/?
モンスター2体
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードがフィールドに表側表示で存在する限り1度だけ、このカードが相互リンク状態の場合に相手フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを持ち主の手札に戻す。
【LINK-2:上/下】 |
それでは、《セキュリティ・ドラゴン》について解説していきたいと思います。
ポイントは2つです。
- 汎用性のある素材指定なしリンクモンスター
- 《ファイアウォール・ドラゴン》と似たバウンス効果
汎用性のある素材指定なしリンクモンスター
《セキュリティ・ドラゴン》は、「モンスター2体」という容易な条件で出せるサイバース族リンク2モンスターです。
そのため、《スケープ・ゴート》や《BF-朧影のゴウフウ》によるトークンからもリンク召喚を行うことができます。
リンクマーカーが上下に向いており、自分フィールドにリンクマーカーが向いているため、更にEXデッキからの特殊召喚を行うことができます。
そのため、後続の邪魔をしてしまうことも少ないでしょう。
素材指定がないため、【サイバース】だけでなく様々なデッキに採用していくことができそうです。
《ファイアウォール・ドラゴン》と似たバウンス効果
《セキュリティ・ドラゴン》は、自身が相互リンク状態の場合に、相手モンスター1体を手札に戻すバウンス効果を持っています。
対象は取りますが、破壊耐性のあるモンスターや墓地へ送られると効果を発動するモンスターなどに対して、非常に有効な効果です。
墓地に送られると効果が発動する《クリッター》《プチラノドン》などの、サーチや特殊召喚効果を阻止することができます。
発動条件に相互リンクが必要となりますが、相手が上向きのリンクマーカーを持つリンクモンスター(《デコード・トーカー》など)をエクストラモンスターゾーンに出していれば、リンク先に《セキュリティ・ドラゴン》を出し、1体からバウンス効果を使うことも可能です。
似た効果を持つ《ファイアウォール・ドラゴン》は、相互リンクしているモンスターの数までモンスターをバウンスできますが、《セキュリティ・ドラゴン》は相互リンクの数に関係なく、効果の対象に出来るモンスターは1体となっています。
また、《ファイアウォール・ドラゴン》のバウンス効果は相手ターンでも使える誘発即時効果であることに対し、《セキュリティ・ドラゴン》の効果は「相手ターンでも発動できる。」という表記がないため、自分のターンでのみ使える効果になります。
イラストも《ファイアウォール・ドラゴン》に似ているのでその辺りも意識して作られているのでしょう。
《セキュリティ・ドラゴン》効果の考察
次は、《セキュリティ・ドラゴン》の効果・使い方について考察していきます。
《BF-朧影のゴウフウ》からの展開
《セキュリティ・ドラゴン》の1つは何といっても素材指定がないことでしょう。
先に例を挙げたように、《BF-朧影のゴウフウ》などのトークンを複数生成できる効果を使えば、すぐにリンク召喚できます。
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《BF-朧影のゴウフウ》
特殊召喚・チューナー・効果モンスター
星5/闇属性/鳥獣族/攻 0/守 0
このカードは通常召喚できない。
自分フィールドにモンスターが存在しない場合に特殊召喚できる。
(1):このカードが手札からの特殊召喚に成功した時に発動できる。
自分フィールドに「朧影トークン」(鳥獣族・闇・星1・攻/守0)2体を特殊召喚する。
このトークンはリリースできず、S素材にできない。
(2):このカードとチューナー以外のモンスター1体以上を自分フィールドから除外し、
そのレベルの合計と同じレベルを持つ
自分の墓地の「BF」Sモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターをチューナー扱いとして特殊召喚する。 |
《セキュリティ・ドラゴン》の使い方の一例として、《BF-朧影のゴウフウ》の展開をあげます。
- ①:自分フィールドにモンスターが存在しない時、手札から《BF-朧影のゴウフウ》を特殊召喚。トークン2体生成。
- ②:トークン1体を使い《リンクリボー》(《リンク・スパイダー》でも可)をリンク召喚
- ③:《BF-朧影のゴウフウ》とトークン1体を使い、《リンクリボー》のリンク先に《セキュリティ・ドラゴン》をリンク召喚
この時点で《セキュリティ・ドラゴン》と《リンクリボー》は相互リンク状態にあるので、バウンス効果を発動することが可能です。
《セキュリティ・ドラゴン》のバウンス効果は1ターンに1度しか使えないので、効果を使った後はリンク召喚の素材にしてしまうのも良いでしょう。
また、この段階ではまだ召喚権も使っていないので、さらに展開の幅は広がりそうですね。
《プロキシー・ドラゴン》との比較
《セキュリティ・ドラゴン》とリンク召喚条件が似ているモンスターとして、Vジャンプ6月号の付録カード《プロキシー・ドラゴン》がいます。
《プロキシー・ドラゴン》も素材指定なしのリンク2と汎用性が高いのですが、《プロキシー・ドラゴン》はリンクマーカーが左右に向いています。
そのため、エクストラモンスターゾーンに出すメリットがなく、メインモンスターゾーンに出せる状態を作らなければ、リンクマーカーを活かせません。
一方、《セキュリティ・ドラゴン》はリンクマーカーが上下に向いているため、エクストラモンスターゾーンに出し、後続の展開につなげることができます。
エクストラリンクに使う場合でも、《セキュリティ・ドラゴン》はエクストラモンスターゾーンからつなげられるので、もしかしたら《プロキシー・ドラゴン》よりも使用頻度は高いかもしれません。
最近高騰中の《トーチ・ゴーレム》と《アカシック・マジシャン》のエクストラリンク展開にも使えそうです。
まとめ
いかがだったでしょうか。
Vジャンプ2017年12月号の付録カード《セキュリティ・ドラゴン》の初動価格・相場を調べてみました。
発売前ですが、すでにVジャンプ自体の値段を超えており、買えば買うほどアドになる書籍になっているようです。
引き続き、遊戯王の相場情報を記事にしていきます。
それでは、またお会いしましょう。
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