【遊戯王】「魔弾真竜」デッキ: 大会優勝デッキレシピまとめ | 回し方,採用カードも

遊戯王の環境情報です。【魔弾真竜】デッキの大会優勝デッキレシピと回し方を解説したページです。

こんにちは、「鳩鷺（はとさぎ）」です。

早いもので8月ももう終盤。みなさんは夏休みも遊戯王していますでしょうか？

8月11日に、遊戯王の最新パック「デッキビルドパック スピリット・ウォリアーズ（DBSW）」が発売されました。

こちらのパックにとして収録されている「魔弾」ですが、環境では目にすることの多い「真竜」と組み合わせた【魔弾真竜】なるデッキがさっそく大会で優勝したようです。

環境レベルになると注目されていることもあり、環境テーマと組んで早くも独占か？！

ぜひ新テーマの構築の参考にしてみてください。

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【魔弾真竜】大会優勝デッキレシピ

大会で優勝した【魔弾真竜】のデッキレシピはこちらです。

本日開催遊戯王スタンダードデュエル終了しました！
優勝は「コウノ」さんの「魔弾真竜」でした！おめでとうございます！
魔弾きました！手札誘発なしでドローソースが多いですねぇ。
そしてこのセンターマーカーである…。 pic.twitter.com/cdaKPD7cQk

— ときわ書房本八幡スクエア店 (@SqYoshi) August 20, 2017

※ときわ書房本八幡スクエア店 公認大会　個人戦 8月20日（日）

【魔弾真竜】大会優勝デッキを解説

それでは、この【魔弾真竜】デッキの解説をしていきます。

構築は【真竜】をベースに「魔弾」のギミックを取り入れたデッキタイプとなっています。

時期環境枠として注目されている「魔弾」ですが、現環境トップクラスの「真竜」との相性はどうなんでしょうか？

そのあたりも詳しく見ていきましょう。

採用されている「魔弾」カード

「真竜」に関してはそこまで語るほどのことはないと思いますので、新規テーマである「魔弾」をピックアップしていきます。

このデッキでは採用されている「魔弾」モンスターは下級モンスターのみで、共通効果として

• （1）：自分・相手ターンに「魔弾」魔法・罠カードを手札から発動可能。
• （2）：自身と同じ縦列で魔法・罠カードが発動した場合にカード毎の固有効果を発動。

という効果を持っています。

採用されている「魔弾」モンスターの固有効果は以下の通りです。

• 《魔弾の射手 カスパール》：発動したカードとカード名が異なる「魔弾」カード１枚をサーチ。
• 《魔弾の射手 ドクトル》：発動したカードとカード名が異なる「魔弾」カード１枚をサルベージ。
• 《魔弾の射手 スター》：自身以外のレベル４以下の「魔弾」モンスター１体を守備表示でリクルート。

簡単にいえば、「魔弾」モンスターの真下で魔法・罠カードを発動していけば自ずと展開していくことができます。

「魔弾」の展開の一例として、

• ①：《魔弾の射手 スター》の下で魔法・罠カードを発動
• ②：《魔弾の射手 スター》効果で《魔弾の射手 カスパール》をリクルート
• ③：《魔弾の射手 カスパール》の下で魔法・罠カードを発動
• ④：《魔弾の射手 カスパール》効果で「魔弾」カード１枚をサーチ

という流れが理想的ですね。

フィールドに「魔弾」モンスターが存在していれば、手札から飛ばせる「魔弾」魔法・罠カードはこちらを採用しています。

◆「魔弾」魔法カード

• 《魔弾－クロス・ドミネーター》：フィールド上の表側表示モンスター１体の攻撃力・守備力を０にして効果無効。

◆「魔弾」罠カード

• 《魔弾－デスペラード》：フィールド上の表側表示カード１枚を破壊。
• 《魔弾-デッドマンズ・バースト》：魔法・罠カードの発動を無効。

どれも自分フィールドに「魔弾」モンスターが存在しなければ発動できませんが、強力な効果を持ったものばかりですね。

フリーチェーンで使ってくるあたり、「真竜」とのシナジーが浮かぶのもうなずきます。

魔弾と相性のいいカードを踏まえて

同じ縦列で発動するカードは「魔弾」魔法・罠カードである必要は無いので、ドローソース系魔法カードと相性が良いのが特徴です。

《成金ゴブリン》でライフ差はついてしまいますが、こちらはドロー＋「魔弾」モンスター効果でアドバンテージを稼いでいきます。

《命削りの宝札》や《強欲で謙虚な壺》を使う場合、特殊召喚ができなくなるデメリットがあるため、《魔弾の射手 スター》による展開が行えません。

ただ「魔弾」モンスターが1体でもいれば、手札から強力な「魔弾」魔法・罠カードを発動できるので、特殊召喚の展開より「魔弾」本来のギミックを活かした形になっています。

純【魔弾】デッキでは必須とされている《同胞の絆》ですが、あくまでメインが【真竜】ベースなのでこのデッキでは取り入れられていませんね。

「真竜」との相性

皆さんが一番に気になっている部分と言えば、『「真竜」と相性いいの？』ってことだと思います。

正直言うと、「魔弾」が「真竜」のギミックを補うような相性の良さは無いです。

両者を組み合わせる上で重要なポイントは「魔弾」の展開でリリース要因を増やすことと、豊富なドローソースがあるということです。

①：「魔弾」の展開でリリース要因を増やす

上記で解説しているように、《魔弾の射手 スター》からの展開で「魔弾」モンスターをリクルートしていけば、リリース要因の確保にもなります。

最悪、「魔弾」モンスターは1体いれば「魔弾」魔法・罠カードを発動するだけなら充分なので、もう1体で「真竜」モンスターのアドバンス召喚に使っていきます。

②：豊富なドローソース

「魔弾」との相性の良さからドローソースを豊富に採用しています。

《命削りの宝札》や《強欲で謙虚な壺》のデメリットは、アドバンス召喚召喚主体である「真竜」にとっては、さほど問題ではありません。

このあたりは【命削り真竜】を彷彿とさせますね。

【真竜】自体、サーチは満足できるものがありますが、サーチしてくるものをどこかで確保する必要があるので、どうしてもドローに頼る部分があります。

ドローが必須な「真竜」＋ドローソースと相性が良い「魔弾」が上手い具合に噛みあうことで、こちらのデッキが程よく展開していくことができます。

エクストラデッキが何か変？

デッキ構築を見てお気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、明らかにエクストラデッキの構成がおかしい。

《召喚獣メルカバー》や《ABC－ドラゴン・バスター》といった融合モンスターや《クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴン》などのシンクロモンスターが採用されています。

普通に考えたらまずこのデッキでは出ないですね。そもそも「魔弾」モンスターにチューナーがいませんし。

なので、現環境でエクストラデッキに採用されていることの多いカードであることも踏まえ、《浮幽さくら》がサイドデッキに採用されていると思われます。

最近では、環境への対策として《浮幽さくら》が注目されていますね。これは値上がりしてくるかも？？

それでも1つ謎として残るのが《サウザンド・アイズ・サクリファイス》ですね。

《リンクリボー》が採用されているあたり、こちらをコストに使うために《簡易融合》もサイドデッキに投入されていると予想します。

《サウザンド・アイズ・サクリファイス》で《リンクリボー》をリンク召喚する場面は最近よく見られますね。

《簡易融合》を使うのであれば《召喚獣ライディーン》などの強力な効果を持ったモンスターを採用するのもアリだと思います。

《リンクリボー》自体はリンク先を増やすことにもつながりますし、《ロストワールド》のトークン対策にもなります。

（注）あくまで「鳩鷺」の独断と偏見でお送りしています。

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まとめ

いかがだったでしょうか。

一見、噛みあわなそうなテーマですが、うまくお互いの利点を活かした構築になっていましたね。

「魔弾」は新弾で登場したばかりですが、これは早くも環境入りを狙えるかもしれませんね。

気になった方はぜひ【魔弾】デッキを作ってみてください。

引き続き、「環境情報」について記事にしていきます。

それでは、またお会いしましょう。

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