遊戯王のストラクチャーデッキ「HERO's STRIKE(ヒーローズ・ストライク)」の3箱合体デッキを解説したページです。
「ストラクチャーデッキ HERO’s STRIKE」が2014年6月21日に発売され、早くも3年が経ちました。
遊戯王GXアニメの人気テーマである「E・HERO」の強化だけでなく、速攻魔法《マスク・チェンジ》を使いこなす「M・HERO」や、さらなる融合を重ねた「C・HERO」という新しい「HERO」モンスターも登場し、一躍人気ストラクチャーデッキとなっています。
特に《M・HEROダークロウ》は、サーチ対策となるハンデス効果に加えて、相手の墓地へ行くカードを除外する効果を備えているため、【ライトロード】や【インフェルノイド】などの墓地肥やしから展開するテーマに大打撃を与えるモンスターです。
今回は、遊城十代のファンデッキとしても遊べて、「M・HERO」をメインにしたデッキとしても遊べる、「ストラクチャーデッキ HERO’s STRIKE」3箱合体デッキを紹介します。
まずデッキレシピを紹介し、デッキの回し方・デッキの強化方法を解説していきます。
もくじ
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「HERO's STRIKE」3箱合体デッキレシピ
今回紹介する「ストラクチャーデッキ HERO's STRIKE」3箱合体デッキレシピはこちらです。
多くの種類のカードを採用することで、様々な状況に対応できるデッキ構築にしました。
【メインデッキ】(40枚)
◆ モンスター(17枚)
- 《E・HERO シャドー・ミスト》 1
- 《E・HERO エアーマン》 2
- 《E・HERO アナザー・ネオス》 3
- 《E・HERO ワイルドマン》 1
- 《E・HERO バブルマン》 1
- 《N・グラン・モール》 1
- 《オネスト》 3
- 《カードガンナー》 3
- 《ハネクリボー》 1
- 《召喚僧サモンプリースト》 1
◆ 魔法(16枚)
- 《マスク・チェンジ・セカンド》 1
- 《フォーム・チェンジ》 1
- 《マスク・チャージ》 1
- 《マスク・チェンジ》 3
- 《ミラクル・フュージョン》 1
- 《ヒーローアライブ》 3
- 《E-エマージェンシーコール》 2
- 《R-ライトジャスティス》 1
- 《増援》 1
- 《戦士の生還》 1
- 《おろかな埋葬》 1
◆ 罠(7枚)
- 《ヒーロー・ブラスト》 1
- 《リビングデッドの呼び声》 3
- 《奈落の落とし穴》 1
- 《強制脱出装置》 1
- 《神の警告》 1
【エクストラデッキ】(15枚)
- 《C・HERO カオス》 3
- 《M・HERO 光牙》 3
- 《M・HERO カミカゼ》 3
- 《M・HERO ダーク・ロウ》 3
- 《E・HERO ガイア》 3
「HERO's STRIKE」3箱合体デッキレシピの簡単な回し方
「ストラクチャーデッキ HERO’s STRIKE」3個合体デッキの基本的な回し方を紹介します。
基本の回し方は以下の流れとなっています。
- 回し方①:《E・HEROシャドーミスト》を特殊召喚する。
- 回し方②:《E・HEROシャドーミスト》の特殊召喚時効果で、《マスク・チェンジ》などの「チェンジ」速攻魔法を手札に加える。
- 回し方③:「チェンジ」速攻魔法を発動し、《E・HEROシャドーミスト》などを墓地へ送り、《M・HEROダークロウ》などの「M・HERO」モンスターを融合召喚する。
- 回し方④:必要に応じて、その他の「M・HERO」モンスターを融合召喚して試合を有利に進める。
《E・HEROシャドーミスト》《M・HEROダークロウ》がポイント
「ストラクチャーデッキHERO’s STRIKE」3個合体デッキでは、《E・HEROシャドーミスト》《M・HEROダークロウ》の効果をどれだけ活用できるかが重要なポイントです。
2017年7月対応のリミットレギュレーションにおいて、《E・HEROシャドーミスト》は制限カードとなっており、デッキに1枚しか入れられません。
この《E・HEROシャドーミスト》をできるだけ早く自分フィールドに出すことで、試合を有利に進めることができます。
《E・HEROシャドーミスト》を特殊召喚方法として、主に2つの方法が考えられます。
1つ目の方法は、《ヒーロー・アライブ》です。
ライフコストを半分支払うことで、自分フィールドに《E・HEROシャドーミスト》を特殊召喚することができます。
《ヒーロー・アライブ》を発動する場合、LP半分のライフコストが必要ですが、通常召喚の権利を残しつつ《E・HEROシャドーミスト》をデッキから特殊召喚できます。
そして、《E・HEROシャドーミスト》の特殊召喚時の効果で、デッキから《マスク・チェンジ》などの「チェンジ」速攻魔法を手札に加えることができます。
2つ目の方法は、《召喚僧サモンプリースト》です。
《召喚僧サモンプリースト》は、手札の魔法カード1枚を墓地へ捨てて、デッキから《E・HEROシャドーミスト》を特殊召喚することができます。
《召喚僧サモンプリースト》の効果を発動する場合も、《E・HEROシャドーミスト》を特殊召喚し、《E・HEROシャドーミスト》の特殊召喚時の効果で《マスク・チェンジ》を手札に加えられます。
そして相手ターンで、自分ターンでセットした《マスク・チェンジ》を発動し、《M・HEROダークロウ》を融合召喚するとよいでしょう。
これで、《E・HEROシャドーミスト》の墓地に送られた時に効果で「HERO」をサーチしつつ、《M・HEROダークロウ》の強力な制圧力を発揮することができます。
《M・HEROダークロウ》の効果によって、相手は墓地活用・サーチが制限され、非常に攻めづらい盤面を作ることができるのです。
その他の「M・HERO」「C・HERO」も活用する
主に《M・HEROダークロウ》について話をしましたが、《M・HEROダークロウ》以外の「M・HERO」モンスターを融合召喚することもできます。
闇属性の《E・HEROシャドーミスト》の代わりに、風属性や光属性の「HERO」モンスターがいる場合、《マスク・チェンジ》を発動し、《M・HEROカミカゼ》や《M・HERO光牙》を融合召喚することができます。
さらに、墓地に「M・HERO」が2体いる場合、《ミラクル・フュージョン》を発動して、《C・HEROカオス》が融合召喚できます。
本来《ミラクル・フュージョン》は「E・HERO」専用の融合魔法なのですが、《C・HEROカオス》はテキストにある通り、ルール上「E・HERO」としても扱うので、《ミラクル・フュージョン》を問題なく利用できます。
「HERO's STRIKE」3箱合体デッキを強化する方法
最後に、「HERO's STRIKE」3箱合体デッキを強化する方法を紹介します。
「20th ANNIVERSARY PACK 1st WAVE」に入っている《E・HEROオネスティネオス》で攻撃力の底上げをしたり、《スカイスクレイパーシュート》を主軸に据えることで、ファンデッキに寄せたデッキにしても面白いです。
また、《次元障壁》で融合召喚を封じられた場合に備えて、エクストラデッキにエクシーズモンスターを複数準備しておくのも有効です。
おすすめのエクシーズモンスターとしては、《H-Cエクスカリバー》《機甲忍者ブレード・アーマー》《輝光子パラディオス》《No.39希望皇ホープ》と《SNo.39希望皇ホープ・ザ・ライトニング》のセットなどです。
《H-Cエクスカリバー》は自身の効果で攻撃力を4000まで上げられるモンスターとして重宝しますし、《機甲忍者ブレード・アーマー》の効果で2回連続攻撃して相手のライフポイントを一気に減らしたり、《輝光子パラディオス》で相手モンスターの効果を無効にしつつ攻撃力で上回ったりできます。
これらのエクシーズモンスターで対応できない相手モンスターに対しては、《No.39希望皇ホープ》の上に重ねて《SNo.39希望皇ホープ・ザ・ライトニング》をエクシーズ召喚することで、ダメージ計算時の効果で攻撃力5000になりつつ、相手モンスターが破壊される時の効果発動を封じることができます。
エクシーズモンスターは、自分フィールドの状況と相手フィールドの状況、自分の手札や相手の手札の枚数、デッキの残り枚数や相手の妨害の可能性などを総合的に判断しましょう。
少し回りくどいですが、「スターターデッキ2017」で登場したリンクモンスターの《デコードトーカー》を入れて、HERO融合モンスターを2体出せるようにするのも良いです。
「スターターデッキ2017」はその他汎用カードも多数収録されていますので、初心者の方には特におすすめしたいストラクチャーデッキです。
【HERO】デッキについては、こちらの記事もおすすめです。
⇒【遊戯王】『マスクHERO』デッキ大会優勝!デッキレシピ・回し方を解説!
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まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は、少し前に発売した「HERO's STRIKE」を3箱使ったデッキレシピと、その回し方・強化方法について解説しました。
【HERO】デッキは、「E・HERO」「D-HERO」「E-HERO」「M・HERO」と構築の幅が非常に広く、構築次第では大会でも活躍できるデッキです。
ぜひ、様々なカードを組み合わせ、自分オリジナルの【HERO】デッキを作って見てくださいね。
引き続き、「ストラクチャーデッキ3箱合体デッキレシピ」についても記事にしていきます。
それでは、またお会いしましょう。
◆ 「遊戯王 3箱デッキレシピ」おすすめ記事
⇒ 【遊戯王 デッキ集】どんなデッキが作りたい?180テーマの特徴まとめ!