遊戯王の新制限の環境情報です。大会優勝した【クローラー】のデッキレシピ・回し方を解説したページです。
こんにちは、「鳩鷺(はとさぎ)」です。
「サーキット・ブレイク」が発売され、様々な新しいテーマが誕生しました。
そんな中、その新規テーマの1つである【クローラ―】が大会で見事優勝を果たしました。
以前も大会準優勝が報告されていましたが、今回は《カオスポッド》を採用した優勝デッキレシピとなっています。
まだ発売して間もないですが、いきなり環境に組み込めるのか?
ぜひ、【クローラー】デッキの構築の参考にしてみてください。
もくじ
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【クローラー】デッキ:大会優勝/入賞デッキレシピまとめ
【クローラー】デッキの大会優勝/入賞デッキを以下にまとめました。
リンクをタップすることで、デッキレシピが見られます。
【クローラー】デッキ:大会優勝デッキレシピ
- カードラボなんば店(2017年7月環境)
遊戯王のテーマごとのデッキレシピは、「【遊戯王 デッキ集】どんなデッキが作りたい?180テーマの特徴まとめ!」という記事にまとめています。
「遊戯王のデッキが知りたい」「デッキレシピを知りたい」という方は、ぜひ参考にしてください。
【クローラー】大会優勝デッキレシピ
大会で優勝した【クローラー】のデッキレシピはこちらです。
【メインデッキ】(41枚)
◆モンスター(19枚)
- 3《クローラー・アクソン》
- 3《クローラー・グリア》
- 2《クローラー・スパイン》
- 3《クローラー・デンドライト》
- 3《クローラー・ランヴィエ》
- 3《クローラー・レセプター》
- 1《星遺物-『星鎧』》
- 1《カオスポッド》
◆魔法(11枚)
- 2《星遺物を巡る戦い》
- 2《月の書》
- 1《死者蘇生》
- 1《貪欲な壺》
- 2《サイクロン》
- 3《星遺物に差す影》
◆罠(11枚)
- 3《聖なるバリア -ミラーフォース-》
- 3《メタバース》
- 3《星遺物の傀儡》
- 1《神の警告》
- 1《神の宣告》
【エクストラデッキ】(11枚)
- 3《エクスクローラー・クオリアーク》
- 2《エクスクローラー・シナプシス》
- 3《エクスクローラー・ニューロゴス》
- 1《クリアウィング・シンクロ・ドラゴン》
- 1《月華竜 ブラック・ローズ》
- 1《ブラック・ローズ・ドラゴン》
【サイドデッキ】(15枚)
- 2《亡龍の戦慄-デストルドー》
- 2《天岩戸》
- 2《エネミーコントローラー》
- 2《ブラック・ホール》
- 3《禁じられた聖杯》
- 1《王宮の勅命》
- 3《強制脱出装置》
【遊戯王非公認大会結果】
本日の優勝者は・・・。
ふじもん様の「クローラー」でした!
一言コメントでは「これぞクローラー!」でした
優勝おめでとうございます
それではまたの参加お待ちしております!!! pic.twitter.com/9EV49fI1Ae— カードラボなんば店 (@nanba_labo) July 17, 2017
※ カードラボなんば店 非公認大会(個人戦)7月17日
【クローラー】大会優勝デッキを解説
さっそく、この【クローラー】デッキの解説をしていきます。
『「クローラー」なんて新しく出たばかりでよく知らないよ』という方のために軽く説明します。
「クローラー」は、7月8日に発売された「CIRCUIT BREAK(サーキット・ブレイク)」で登場した地属性・昆虫族のテーマになります。
メインデッキの「クローラー」モンスターは全てレベル2のリバースモンスターで、エクストラデッキの「クローラー」モンスターはリンク2のリンクモンスターに統一されています。
カード名は神経系に関する用語からなってますね。
それでは、どう戦っていくのか見ていきましょう
「クローラー」の展開
このデッキ構成としては、何も混ざっていない、まごうことなき純【クローラー】デッキといったところですね。
主な戦法として「クローラー」モンスターのリバース効果で下地を作り、「クローラー」リンクモンスターで一気に攻めていきます。
メインデッキに入る「クローラー」モンスターのリバース効果をまとめると、このようになります。
- 《クローラー・アクソン》:フィールドの魔法・罠カード1枚を対象にして破壊。
- 《クローラー・スパイン》:モンスター1体破壊
- 《クローラー・グリア》:手札・墓地「クローラー」特殊召喚
- 《クローラー・レセプター》:「クローラー」モンスターサーチ
- 《クローラー・ランヴィエ》:墓地「クローラー」2体まで手札へ
- 《クローラー・デンドライト》:デッキモンスター1体墓地へ
また上記の「クローラー」モンスターは、表側表示のこのカードが相手の効果でフィールドから離れた場合に、同名カード以外の「クローラー」モンスター2体をデッキから裏側守備表示で特殊召喚するという共通効果を持っています。
相手が《ブラック・ホール》なんて発動してくれたら、それはもう虫のようにウジャウジャ湧いて出て来ます(まぁ虫なんですけどw)
これらのモンスターで耐えつつ、リンク召喚につなげていきます。
「クローラー」リンクモンスターの効果をまとめると、このようになります。
- 《エクスクローラー・シナプシス》:リンク先の「クローラー」モンスターの攻・守を300アップ+戦闘破壊耐性と2回攻撃を付与。
- 《エクスクローラー・ニューロゴス》:リンク先の「クローラー」モンスターの攻・守を300アップ+戦闘破壊耐性と戦闘ダメージ倍加を付与。
- 《エクスクローラー・クオリアーク》:自分フィールドの「クローラー」モンスターの数によって効果変動。
2体以上→自分フィールドのモンスターの攻・守を300アップ。
4体以上→相手はバトルフェイズ中に効果を発動できない。
6体以上→自分のモンスターは直接攻撃できる。
《エクスクローラー・シナプシス》と《エクスクローラー・ニューロゴス》を相互リンクさせれば戦闘破壊されない壁になりますし、大量展開して《エクスクローラー・クオリアーク》を含む「クローラー」モンスターを6体並べることができれば、ワンキル(1Kill)も可能です。
より詳しい「クローラー」デッキの解説は、こちらのページで行なっています。
→「クローラー」デッキはどう作る?回し方・デッキレシピ徹底解説!
《カオスポッド》の採用
何を隠そうこのデッキ、今まで「相性が良いよ」と言われ続けていた《ワーム・ベイト》や《ADチェンジャー》などが入っていません。
その代わりに《カオスポッド》が採用されています。
このカード自体は他の好相性カードの代用になりませんが、地味に強力な効果を持っています。
「クローラー」モンスター同様、リバース効果モンスターで、フィールド上のモンスターを全て持ち主のデッキに戻し、その数と同じ数のモンスターが出るまでデッキをめくり、その中からレベル4以下のモンスターを全て裏側守備表示で特殊召喚するというもの。
「クローラー」モンスター全てレベル2のリバースモンスターですし、メインデッキに入っているモンスターのほとんどが「クローラー」モンスターなので、自分のデッキにはあまりデメリットがないです。
《カオスポッド》の効果でめくったレベル4以下のモンスター以外のカードは全て墓地へ捨てるので、相手のデッキによってはかなりのデッキ破壊につながることもあります。
これだけでも相手に大打撃を食らわせることができるかもしれません。
「クローラー」リンクモンスターには、相手の効果でフィールドから離れたりor戦闘で破壊された場合に、墓地の「クローラー」モンスター2体を裏側守備表示で特殊召喚する効果があるので、自分の場に複数体並ぶ状況はかなり多いです。
たくさん「クローラー」モンスターを出し、その分デッキに戻して大量展開をしていきましょう。
《星遺物-『星鎧』》が手札にあれば、リバース効果にチェーンして特殊召喚すれば、デッキに戻す枚数も1枚増えます。(ダメージステップは無理ですけど)
《ワーム・ベイト》の不採用
上記でも述べていますが、「クローラー」と相性が良いと言われる《ワーム・ベイト》を採用していません。
《ワーム・ベイト》は、自分フィールド上に昆虫族モンスターが表側表示で存在する場合、自分フィールド上に昆虫族の「ワームトークン」2体を特殊召喚する効果を持っています。
このデッキ自体は「クローラー」モンスターのリバース効果による展開がメインで、そこまでリンク召喚にトークンを必要としていないため不採用と考えられます。
効果で特殊召喚される「ワームトークン」では《エクスクローラー・ニューロゴス》をリンク召喚できませんしね。
空いているエクストラデッキの枠
エクストラデッキは15枚まで入れられるのに4枚ほど枠が空いています。
せっかくですから相性がいいカードを入れておきたいですね。
《神騎セイントレア》や《ダイガスタ・フェニクス》などのランク2エクシーズを採用してみるのもいいかと思います。
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【クローラー】大会準優勝デッキレシピ
大会準優勝した【クローラー】のデッキレシピがこちらです。
【メインデッキ】(40枚)
◆ モンスター(16枚)
- 3《増殖するG》
- 2《クローラー・ランヴィエ》
- 2《クローラー・アクソン》
- 3《クローラー・スパイン》
- 3《クローラー・レセプター》
- 3《クローラー・グリア》
◆ 魔法(9枚)
- 2《強欲で貪欲な壺》
- 2《テラ・フォーミング》
- 2《月の書》
- 3《星遺物に差す影》
◆ 罠(15枚)
- 3《メタバース》
- 2《神の通告》
- 1《神の宣告》
- 1《神の警告》
- 2《砂漠の光》
- 1《王宮の勅命》
- 3《星遺物の傀儡》
- 2《砂塵の大嵐》
【エクストラデッキ】
- 不明
「にのまえ いちじく」さん
Twitterのツイートは本人の意向により非表示
【クローラー】大会準優勝デッキ解説
それでは、大会準優勝した【クローラー】デッキの解説をしていきます。
今回の【クローラー】デッキの特徴はこの4つです。
- 《ワーム・ベイト》の不採用
- フィールド魔法《星遺物に差す影》を最重要視
- 《月の書》《砂漠の光》の採用
- 神様シリーズなどの展開妨害罠多め
それぞれ解説していきます。
《ワーム・ベイト》の不採用
まず、「クローラー」と相性抜群の《ワーム・ベイト》を採用していません。
《ワーム・ベイト》は、自分フィールドに昆虫族がいるとき、昆虫族のトークンを2体特殊召喚する魔法カードです。
大会準優勝のデッキレシピでは、リバース効果をフル活用する構築になっており、「クローラー」リンクモンスターをあまり活用しないようになっていると思われます。(エクストラデッキが不明なので確定はできませんが)
そのため、《ワーム・ベイト》を採用していないのでしょう。
《ワーム・ベイト》がなくても【クローラー】デッキが組めるとなれば、組んでみようと思う方も多くなるのではないでしょうか。
フィールド魔法《星遺物に差す影》を最重要視
「クローラー」の専用フィールド魔法《星遺物に差す影》を最重要視した構築となっています。
《星遺物に差す影》は、自分メインフェイズに手札からレベル2以下の昆虫族を特殊召喚する効果と、リバースモンスターを戦闘破壊したモンスターを墓地に送る効果を持っています。
「クローラー」をフィールドに並べるために非常に重要な役割をし、「クローラー」の展開を支えるフィールド魔法なため、サーチカードの《テラフォーミング》《メタバース》がフル投入されています。
また《メタバース》を使い、相手の攻撃宣言時にデッキから《星遺物に差す影》を発動すれば、相手モンスターを奇襲的に墓地に送ることもできます。
《砂漠の光》の採用
裏側守備表示モンスターを全て表側にする《砂漠の光》が採用されています。
自分の裏側守備表示の「クローラー」モンスターを表側にすることができ、リバース効果を一気に発動することができます。
リバース効果は基本的に受け身になりますので、このようなカードを活用し能動的に動けるようにしているようです。
神様シリーズなどの展開妨害罠多め
展開妨害罠として、《神の通告》《神の宣告》《神の警告》《王宮の勅命》が採用されています。
【クローラー】デッキはリバース効果を活用し、相手の展開を妨害するデッキですので、「神様シリーズ」のような展開を妨害する罠カードと相性が良いです。
戦闘で破壊するとモンスターを墓地に送られ、効果破壊すればモンスターが増え、マストカウンターには「神様」カウンター罠が飛んでくる。
かなりイヤらしい展開・動きができる【クローラー】デッキに仕上がっているようですね。
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まとめ
いかがだったでしょうか。
リバース効果モンスターは発動タイミングが遅い分、今一つなこともありますが、「クローラー」は蘇生効果をもっており、展開によっては逆転につなげていけるテーマでしたね。
ネットなどでよく言われている相性が良いカードを使うとまた違った動きができるので、「クローラー」というテーマ自体奥が深いですね。
みなさんも興味のある方は是非、【クローラー】デッキを作ってみてください。
引き続き、「クローラー」「環境情報」について記事にしていきます。
それでは、またお会いしましょう。
「クローラー」関連記事
「クローラー」デッキについては、こちらの記事にまとめています。
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