東日本選考会で日本代表(小学生の部)となった【WW壊獣カグヤ】デッキのデッキレシピ・回し方を解説したページです。
こんにちは、「鳩鷺(はとさぎ)」です。
新制限やら新弾の話題で持ち切りな環境情報ですが、先日西日本からの 「World Championship 2017」出場をかけた大会である選考会が開かれました。
多くのデュエリストがしのぎを削る中、【WW壊獣カグヤ】デッキが優勝し、見事日本代表に選ばれました。
今回は日本代表に選ばれた【WW壊獣カグヤ】デッキについて解説していきます。
もくじ
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【壊獣カグヤ】デッキ:大会優勝/入賞デッキレシピまとめ
【壊獣カグヤ】デッキの大会優勝/入賞デッキを以下にまとめました。
リンクをタップすることで、デッキレシピが見られます。
【壊獣カグヤ】デッキ:大会優勝デッキレシピ
- カードラボ津田沼店(2018年10月環境)
【壊獣カグヤ機界騎士】大会優勝/入賞デッキレシピ
- 第十二回Tetsu Champion Ship ~Epic of Remnant~1位
- K2(2018年10月環境)
- レッド(2018年10月環境)
【WW魔導カグヤ】デッキ:大会優勝デッキレシピ
- カードキングダム名古屋野並店(2018年1月環境)
遊戯王のテーマごとのデッキレシピは、「【遊戯王 デッキ集】どんなデッキが作りたい?180テーマの特徴まとめ!」という記事にまとめています。
「遊戯王のデッキが知りたい」「デッキレシピを知りたい」という方は、ぜひ参考にしてください。
【WW壊獣カグヤ】デッキ:日本代表デッキレシピ
日本代表の権利を獲得した【WW壊獣カグヤ】のデッキレシピはこちらです。
【メインデッキ】(41枚)
◆ モンスター(26枚)
- 1《雷撃壊獣サンダー・ザ・キング》
- 1《怒炎壊獣ドゴラン》
- 2《壊星壊獣ジズキエル》
- 2《多次元壊獣ラディアン》
- 2《怪粉壊獣ガダーラ》
- 1《海亀壊獣ガメシエル》
- 3《妖精伝姫-カグヤ》
- 2《H・C 強襲のハルベルト》
- 3《WW-アイス・ベル》
- 2《WW-グラス・ベル》
- 1《WW-スノウ・ベル》
- 3《灰流うらら》
- 1《幽鬼うさぎ》
- 1《ドロール&ロックバード》
- 1《増殖するG》
◆ 魔法(12枚)
- 3《KYOUTOUウォーターフロント》
- 3《盆回し》
- 2《半魔導帯域》
- 2《スケープ・ゴート》
- 1《サイクロン》
- 1《妨げられた壊獣の眠り》
◆ 罠(3枚)
- 1《タイフーン》
- 2《王宮の鉄壁》
【エクストラデッキ】(15枚)
- 2《クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴン》
- 2《WW-ウィンター・ベル》
- 1《クリアウィング・シンクロ・ドラゴン》
- 1《レッド・デーモンズ・ドラゴン・スカーライト》
- 1《十二獣ワイルドボウ》
- 1《励輝士 ヴェルズビュート》
- 1《深淵に潜む者》
- 1《リンク・スパイダー》
- 1《プロキシー・ドラゴン》
- 1《ミセス・レディエント》
- 1《星杯戦士ニンギルス》
- 1《デコード・トーカー》
- 1《トポロジック・ボマー・ドラゴン》
【サイドデッキ】(15枚)
- 2《ドロール&ロックバード》
- 2《増殖するG》
- 1《幽鬼うさぎ》
- 2《精神操作》
- 1《ハーピィの羽根帚》
- 1《ブラック・ホール》
- 1《サイクロン》
- 1《スケープ・ゴート》
- 1《異次元グランド》
- 1《強制脱出装置》
- 1《聖なるバリア -ミラーフォース-》
- 1《次元障壁》
※Yu-Gi-Oh! World Championship 2017 小学生の部 選考会東日本 07月02日 (日)
【WW壊獣カグヤ】デッキ:日本代表デッキレシピ・回し方を解説
それでは、この日本代表となった【WW壊獣カグヤ】デッキの解説をしていきます。
構成としては「WW」+「壊獣」のギミックに《妖精伝姫-カグヤ》を組み込んだ形式になっています。
前々から「壊獣」と《妖精伝姫-カグヤ》は相性がいいと言われていましたからね・・・
そのあたりも詳しく見ていきましょう。
《妖精伝姫-カグヤ》と「壊獣」の相性
「そもそもどうして相性が良いの?」と疑問に思う方のために解説します。
《妖精伝姫-カグヤ》は、簡単にまとめるとこのような効果を持っています。
- 効果①:召喚成功時、デッキから攻撃力1850の魔法使い族モンスター1体をサーチ。
- 効果②:相手フィールドの表側表示モンスター1体を持ち主の手札にバウンス。
「壊獣」との相性の良さは②の効果のおかげです。
基本的な流れとして、
- 流れ①:相手フィールドのモンスターをリリースして「壊獣」モンスターを特殊召喚
- 流れ②:自分フィールドに「壊獣」モンスターを特殊召喚
- 流れ③:《妖精伝姫カグヤ》通常召喚+効果で相手の「壊獣」モンスターをバウンス。
といった感じで、相手の邪魔なモンスターを除去しつつ、手札に「壊獣」モンスターを戻すことで、再度活用することができるのです。
実質、召喚権を使用するだけで手札消費もなく除去できるのが、このコンボの強みになります。
一応、相手はそのモンスターの同名カード1枚を自身のデッキ・エクストラデッキから墓地へ送ってこの効果を無効にできますが、「壊獣」モンスターを採用しているデッキは多くないため、なかなか無効にされないと思います。
その上、最近のカードによくある、相手ターンでも発動できるタイプの効果なので「壊獣」モンスター以外にも対象の幅は広がりますね。
①のサーチ効果は同名カードでも持ってこれるので、手札に《妖精伝姫-カグヤ》が尽きることは無いでしょう。
「WW」の採用
言わずと知れた、「WW」モンスターで《クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴン》を特殊召喚するルートですが、このデッキでもこちらが採用されています。
いくら「壊獣」と《妖精伝姫-カグヤ》のコンボが強いと言っても、圧倒的に足りないのは打点です。
攻撃力1850に「壊獣」モンスターの3000程度を合わせても8000ライフポイントには届きません。
そこで《クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴン》の出番になります。
効果モンスター相手なら、ほぼ敵なしですので。本当に強すぎです。
《妖精伝姫-カグヤ》でどうしても召喚権を使ってしまうので、一連の流れが特殊召喚のみで出せる《クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴン》は良き相棒と言ったところですね。
最悪、《妖精伝姫-カグヤ》がいない状況でも「壊獣」モンスターさえ出しておけば、自慢の攻撃力上昇効果で難なく倒せますので問題ありません。
《H・C 強襲のハルベルト》の採用
最近、あまり見かけなかった《H・C 強襲のハルベルト》をこのデッキでは採用しています。
効果としてはレベル4《サイバー・ドラゴン》といったところです。
これに加え、ダメージを与えると「ヒロイック」カード1枚をサーチでき、もちろん同名カードも大丈夫です。
自身を特殊召喚した後に、「壊獣」と《妖精伝姫-カグヤ》コンボでガラ空きになったところを殴るのも良いですし、単純にランク4エクシーズにつなげるのも良いと思います。
《盆回し》の活用
純構築の【壊獣】デッキでよく採用されているフィールド魔法カードの《KYOUTOUウォーターフロント》。
もちろんサーチしてくるのが一般的ですが、このデッキでは《テラ・フォーミング》が入っていません。
その代わりに《盆回し》がガン積みで採用されています。
《盆回し》の場合、1枚は相手フィールドにセットしなくてはなりませんが、この効果をうまく利用しているのは 《半魔導帯域》です。
《半魔導帯域》はフィールドゾーンに存在する限り、自分はフィールド魔法カードを発動・セットできなくなるので、フィールド魔法封じになります。
環境デッキ筆頭の【真竜】タイプのデッキで使用されるフィールド魔法《ドラゴニックD》を封じることができ、相手の展開をさえぎることが可能です。
たとえ相手がフィールド魔法を張り替えたくても、セットされている状態では《盆回し》の効果で発動できませんし、《半魔導帯域》を発動したところでどうにもならないというわけです。
なんとも厄介ですね。
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まとめ
いかがだったでしょうか。
さまざまなテーマを組み合わせたデッキでしたがお互い邪魔することなく、むしろ相乗効果でより一層強くなっている印象を受けました。
ここまで「WW」のデッキの幅が増えると今後規制されないか不安になりますが・・・w
弱点として手札に「壊獣」モンスターばかり来てしまうとどうしようもないので、一試合ごとによくシャッフルすることをオススメします。
引き続き、「環境情報」について記事にしていきます。
それでは、またお会いしましょう。