遊戯王の環境情報です。大会優勝した【魔弾】デッキのデッキレシピ・回し方を解説したページです。
2017年8月11日、遊戯王の最新パック「デッキビルドパック スピリット・ウォリアーズ(DBSW)」が発売されました。
このパックで登場した「魔弾(まだん)」が、発売初日にも関わらず早速大会優勝を果たしたようです。
手札から「魔弾」魔法・罠を発動でき、強い強いと言われていた「魔弾」ですが、一体どのようなデッキレシピ・構築になっているのでしょうか。
また、どのような回し方・展開で戦うのでしょうか。
今回は、大会優勝した【魔弾】のデッキレシピと回し方を解説していきます。
ぜひ、【魔弾】のデッキ作りの参考にしてください。
もくじ
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【魔弾】デッキ:大会優勝/入賞デッキレシピまとめ(2019年1月環境)
2019年1月環境での【魔弾(まだん)】デッキの大会優勝/入賞デッキを以下にまとめました。
リンクをタップすることで、デッキレシピが見られます。
【魔弾】大会優勝/入賞デッキレシピ
2019年1月環境で大会優勝したデッキについては、「【遊戯王 2019年4月環境】最強デッキランキング: 大会優勝デッキレシピ500個以上まとめ」という記事にまとめています。
「遊戯王の環境が知りたい」「強いデッキを作りたい」という方は、ぜひ参考にしてください。
2019年1月環境の【魔弾】デッキの動き
【魔弾】大会優勝デッキレシピ
大会優勝した【魔弾(まだん)】のデッキレシピがこちらです。
*Twitterには「全勝」とありましたが、こちらの記事では同率優勝として「優勝」の文字を使用していきます。
【メインデッキ】(41枚)
◆ モンスター(18枚)
- 3《魔弾の射手 スター》
- 1《魔弾の射手 カラミティ》
- 3《魔弾の射手 カスパール》
- 3《魔弾の射手 ザ・キッド》
- 2《魔弾の射手 ドクトル》
- 3《増殖するG》
- 3《灰流うらら》
◆ 魔法(13枚)
- 2《同胞の絆》
- 3《成金ゴブリン》
- 3《暗黒界の取引》
- 3《魔弾-クロス・ドミネーター》
- 2《魔弾-ネバー・エンドルフィン》
◆ 罠(10枚)
- 3《魔弾-デスペラード》
- 2《魔弾-デッドマンズ・バースト》
- 1《魔弾-ダンシング・ニードル》
- 1《神の宣告》
- 1《神の警告》
- 2《神の通告》
【エクストラデッキ】(15枚)
- 1《リンクリボー》
- 1《アカシック・マジシャン》
- 1《プロキシー・ドラゴン》
- 1《デコード・トーカー》
- 1《蟻岩土ブリリアント》
- 2《幻影騎士団ブレイクソード》
- 2《No.39 希望皇ホープ》
- 2《SNo.39 希望皇ホープ・ザ・ライトニング》
- 2《励輝士ヴェルズビュート》
- 1《No.41 泥睡魔獣バグースカ》
- 1《鳥銃士カステル》
【サイドデッキ】(15枚)
- 2《海亀壊獣ガメシエル》
- 1《ハーピィの羽根箒》
- 3《システムダウン》
- 2《精神操作》
- 3《コズミック・サイクロン》
- 2《異次元グランド》
- 1《魔弾-ダンシング・ニードル》
- 1《魔弾-デビルズ・ディール》
スピリット・ウォリアーズ発売後初の非公認大会全勝者は
みつふいさんの「インフェルノイド」
と
しらっくすさんの「魔弾」でした。
新規テーマということで魔弾のデッキレシピをいただきました。 pic.twitter.com/80yM1r3SQ1— 遊vic中野店(遊戯王) (@uvic_Yugi) August 11, 2017
遊vic中野店 非公認大会全勝
「魔弾」デッキとは?簡単に解説
「魔弾(まだん)」がどのようなテーマなのかわからない方も多いと思いますので、まずは「魔弾とは」について解説していきます。
「魔弾」は、光属性・悪魔族で統一されたOCGオリジナルテーマです。
「魔弾」モンスターは共通効果として、フィールドに存在する時、手札から「魔弾」魔法・罠を発動できる効果と、同じ列で魔法・罠が発動すると使える固有効果を持っています。
固有効果には、サーチ・リクルート・ドロー・蘇生・回収の全てが揃っており、強力な展開力を持っています。
下級モンスターは、レベル3・4がそれぞれ3体ずつ登場しており、《同胞の絆》が発動できると話題になりました。
一方、「魔弾」魔法・罠カードは、モンスター効果無効化・戦闘補助・カード破壊・魔法罠無効が存在しており、こちらも強力です。
このように【魔弾】デッキは、「魔弾」モンスターと同じ列で「魔弾」魔法・罠を発動し、「魔弾」モンスターの効果を発動していく戦術をとります。
現在、メインモンスター7体・魔法2枚・罠4枚が判明しています。
◆「魔弾」下級モンスター
- 《魔弾の射手 カスパール》:サーチ効果
- 《魔弾の射手 ドクトル》:墓地回収効果
- 《魔弾の射手 ザ・キッド》:ドロー効果
- 《魔弾の射手 スター》:リクルート効果
- 《魔弾の射手 カラミティ》:蘇生効果
- 《魔弾の射手 ワイルド》:墓地「魔弾」デッキに戻しドロー
◆「魔弾」上級モンスター
- 《魔弾の悪魔 ザミエル》:ドロー効果を持つ上級
◆「魔弾」魔法
- 《魔弾-ネバー・エンドルフィン》:攻守アップ効果
- 《魔弾-クロス・ドミネーター》:攻守0・効果無効効果
◆「魔弾」罠
- 《魔弾-デスペラード》:表カード破壊効果
- 《魔弾-ダンシング・ニードル》:墓地カード除外効果
- 《魔弾-デビルズ・ディール》:永続破壊耐性効果
- 《魔弾-デッドマンズ・バースト》:魔法・罠無効
【魔弾】デッキの回し方・動き
【魔弾】デッキの回し方・動き・展開を解説して行きます。
序盤の回し方①:《魔弾の射手 カスパール》で「魔弾」魔法・罠をサーチ
《魔弾の射手 カスパール》は、「魔弾」魔法・罠をサーチできる効果を持っています。
「魔弾」は魔法・罠カードの発動に連動して効果が発動しますので、トリガーとなる魔法・罠をサーチできる《魔弾の射手 カスパール》は最重要のモンスターになります。
《魔弾の射手 カスパール》は《魔弾の射手 スター》の効果でもリクルートできますので、まず《魔弾の射手 カスパール》の召喚を狙いましょう。
ちなみに、手札に《魔弾の射手 スター》と《トゥーンのもくじ》がある場合、以下の流れでスムーズに展開していくことができます。
- ①:《魔弾の射手 スター》召喚、《トゥーンのもくじ》1枚目発動
- ②:《魔弾の射手 スター》効果で、《魔弾の射手 カスパール》リクルート
- ③:《トゥーンのもくじ》2枚目発動
- ④:《魔弾の射手 カスパール》効果で、「魔弾」魔法・罠サーチ
序盤の回し方②:「魔弾」魔法・罠で相手の展開を妨害
「魔弾」魔法・罠を使い、相手の展開を妨害していきましょう。
特に、《魔弾-クロス・ドミネーター》《魔弾-デスペラード》は強力で優先度が高いです。
《魔弾-クロス・ドミネーター》は、相手モンスターの攻守を0にしモンスター効果を無効にでき、《魔弾-デスペラード》は表側のカードを破壊できます。
この「魔弾」魔法・罠の発動をトリガーに、「魔弾」モンスターの効果も発動していきましょう。
中盤の回し方:《魔弾の射手 カラミティ》《魔弾の射手 ドクトル》で「魔弾」を再利用
中盤以降は、《魔弾の射手 カラミティ》《魔弾の射手 ドクトル》で「魔弾」モンスター・魔法・罠を再利用していきましょう。
《魔弾の射手 カラミティ》は、墓地の「魔弾」モンスターを蘇生できるので、《魔弾の射手 カスパール》や《魔弾の射手 スター》を特殊召喚し、さらなる展開に繋げることができます。
《魔弾の射手 ドクトル》は、墓地の「魔弾」魔法・罠を手札に加えられるので、さらに相手の盤面を崩すことができます。
応用展開:《同胞の絆》を使い大量展開
応用展開として、《同胞の絆》による大量展開を紹介します。
《同胞の絆》は、自分モンスター1体を選択し、そのモンスターと同じレベル・属性・種族のモンスターを2体までデッキから特殊召喚できる魔法です。
「魔弾」には、「レベル3・光属性・悪魔族」と「レベル4・光属性・悪魔族」がそれぞれ3種類ずついますので、どちらにも《同胞の絆》を発動することができます。
レベル3には《魔弾の射手 カスパール》、レベル4には《魔弾の射手 スター》がおり、どちらからでも「魔弾」の展開が可能となっています。
必須カードではありませんが、展開に大きな差が出ますので、なるべく手に入れておいた方が良さそうです。
【魔弾】大会優勝デッキレシピ解説
それでは、大会優勝した【魔弾】のデッキ解説・回し方をしていきます。
今回の【魔弾】デッキの特徴はこの4つです。
- 特徴①:「魔弾」カードの枚数
- 特徴②:《同胞の絆》の採用
- 特徴③:《成金ゴブリン》《暗黒界の取引》の採用
- 特徴④:《増殖するG》《灰流うらら》の採用
それぞれ解説していきます。
特徴①:「魔弾」カードの枚数
【魔弾】デッキを組むに当たって、まず気になるのは「魔弾」カードの枚数です。
今回の大会優勝デッキレシピの「魔弾」カードの枚数を考察していきます。
まずは、「魔弾」モンスターです。
◆ モンスター(11枚)
- 3《魔弾の射手 カスパール》
- 3《魔弾の射手 スター》
- 3《魔弾の射手 ザ・キッド》
- 2《魔弾の射手 ドクトル》
- 0《魔弾の射手 ワイルド》
- 0《魔弾の悪魔 ザミエル》
「魔弾」魔法・罠をサーチできる《魔弾の射手 カスパール》は文句なしの3積み、《魔弾の射手 カスパール》をリクルートできる《魔弾の射手 スター》も3積みです。こちらは多くの【魔弾】デッキで共通でしょう。
次に、ドロー効果をもつ《魔弾の射手 ザ・キッド》は3積み、墓地の「魔弾」を回収できる《魔弾の射手 ドクトル》は2積みです。こちらも納得の数字です。
序盤で使いづらい《魔弾の射手 ワイルド》や、安定性が下がる《魔弾の悪魔 ザミエル》はどちらも採用していないようですね。
次は、「魔弾」魔法・罠です。
◆ 魔法(5枚)
- 3《魔弾-クロス・ドミネーター》
- 2《魔弾-ネバー・エンドルフィン》
◆ 罠(6枚)
- 3《魔弾-デスペラード》
- 2《魔弾-デッドマンズ・バースト》
- 1《魔弾-ダンシング・ニードル》
「魔弾」魔法は、モンスター効果無効と戦闘補助を兼ね備えた《魔弾-クロス・ドミネーター》は文句なしの3積み、採用枚数が別れる《魔弾-ネバー・エンドルフィン》は2枚の採用でした。
少々悩む「魔弾」罠ですが、まず破壊効果をもつ《魔弾-デスペラード》は3積みです。
魔法・罠を無効にできる《魔弾-デッドマンズ・バースト》は2枚と少し抑えめでした。「魔弾」魔法・罠は同名ターン1が付いているので、発動機会が限られるカウンター罠は3積みだと腐りやすいのでしょう。
墓地を除外できる《魔弾-ダンシング・ニードル》は1枚のみでした。こちらは環境によって変わりそうです。
特徴②:《同胞の絆》の採用
大会優勝デッキレシピの特徴2つ目は、《同胞の絆》を採用していることです。
《同胞の絆》は、フィールドのモンスターと同じレベル・属性・種族のモンスターを2体までデッキから特殊召喚する魔法カードです。
「魔弾」には、レベル3・光属性・悪魔族のモンスターが3体存在しており、その中には最も重要である《魔弾の射手 カスパール》がいます。
実質、《魔弾の射手 カスパール》のサーチカードとも取ることができ、またフィールドに「魔弾」モンスターが一気に並ぶことで、「魔弾」モンスターの効果を連続して使っていくことができます。
ただ、手札に2枚きてしまうと1枚腐ってしまうため、大会優勝デッキでは2枚の採用となっています。
特徴③:《成金ゴブリン》《暗黒界の取引》の採用
大会優勝デッキレシピの特徴3つ目は、《成金ゴブリン》《暗黒界の取引》を採用していることです。
《成金ゴブリン》は、アドバンテージを失うことなく発動できるため、「魔弾」モンスターの効果をノーコストで発動することができます。
こちらの相性の良さは以前から知られており、さらに同じパックに収録されているため、採用している方も多いでしょう。
特に珍しいのは《暗黒界の取引》の採用でしょう。
《暗黒界の取引》は、互いに1ドローしたのち手札を1枚捨てる魔法カードです。
本来、自分だけアドバンテージを失ってしまうドローカードではありますが、いつでも発動できる魔法カードなため、「魔弾」と相性が良く、失ったアドバンテージをすぐさま取り返すことができます。
また、「魔弾」は墓地の「魔弾」を活用する手段が存在しており、墓地に送ったカードも活用することもできます。
初動の遅い【魔弾】デッキの展開を補う意味でも、非常に相性の良いカードと言えそうです。
特徴④:《増殖するG》《灰流うらら》の採用
大会優勝デッキレシピの特徴4つ目は、手札誘発モンスター《増殖するG》《灰流うらら》を採用していることです。
まず《増殖するG》は、手札から捨てることで、相手が特殊召喚するたびに自分は1ドローできる効果を持っています。
「魔弾」は、手札から「魔弾」魔法・罠を発動できるため、《増殖するG》で相手ターンに引いた「魔弾」魔法・罠をそのターンに発動でき相性が良いです。
次に《灰流うらら》は、手札から捨てることで、相手のデッキからのサーチ・特殊召喚・墓地送りを無効にする効果を持っています。
「魔弾」は手札から「魔弾」魔法・罠を発動できるため、相手の展開を妨害できるのですが、全ての「魔弾」魔法・罠に同名ターン1が付いており、使いたいカードが被ってしまうことがあります。
そのため、発動機会の多い手札誘発である《灰流うらら》を使うことで、「魔弾」魔法・罠で防げなかった相手の展開を妨害することができるのです。
相手からすれば、「魔弾」魔法・罠に加え手札誘発まで飛んでくるとなると、非常に厄介でしょう。
その他の【魔弾】大会優勝デッキレシピ
そのほか、【魔弾】デッキはもう1つ優勝が報告されています。
こちらは「調整中」「1時間で構築した」という言葉があり、《同胞の絆》も1枚だけとなっており、完全に出来上がっていない可能性があります。
ただ、《光の封殺剣》を採用していたりと面白い構築をしているので、参考になるのではないでしょうか。
遊戯王の日結果速報
優勝むらびとさん デッキ名【なんちゃって魔弾】
コメント【調整中です】
開店して1時間で構築されました(凄い)、むらびとさん優勝おめでとうございます#遊戯王 pic.twitter.com/A2ZocQocNA— レアル・トマト別府店 (@tomato5963beppu) August 11, 2017
「魔弾」相性の良いカード
次に、「魔弾」と相性の良いカードを紹介していきます。
「光属性」「悪魔族」「魔法・罠」に関するテーマということで、これらをサポートする相性の良さそうなカードを並べてみました。
モンスター・魔法・罠の順に紹介していきます。
【魔弾】デッキを強化する際、役立つと思います。
「魔弾」相性の良いモンスター
《オネスト》
《オネスト》
効果モンスター
星4/光属性/天使族/攻1100/守1900
(1):自分メインフェイズに発動できる。
フィールドの表側表示のこのカードを手札に戻す。
(2):自分の光属性モンスターが
戦闘を行うダメージステップ開始時からダメージ計算前までに、
このカードを手札から墓地へ送って発動できる。
そのモンスターの攻撃力はターン終了時まで、
戦闘を行う相手モンスターの攻撃力分アップする。
【主な効果・相性の良い点】
《オネスト》 は、光属性の戦闘をサポートする手札誘発モンスターです。
「魔弾」は光属性で統一されており、全体的に攻撃力が低いため、このカードと相性が良さそうです。
ただ、「魔弾」には戦闘を補助する魔法カード《魔弾-ネバー・エンドルフィン》《魔弾-クロス・ドミネーター》がありますので、3枚を積むほどではないでしょう。
《魔界発現世行きデスガイド》
《魔界発現世行きデスガイド》
効果モンスター(制限カード)
星3/闇属性/悪魔族/攻1000/守 600
(1):このカードが召喚に成功した時に発動できる。
手札・デッキから悪魔族・レベル3モンスター1体を特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターは効果が無効化され、S素材にできない。
【主な効果・相性の良い点】
《魔界発現世行きデスガイド》 は、召喚時にデッキから悪魔族・レベル3モンスターを特殊召喚するモンスターです。
「魔弾」にはレベル3モンスターが3体存在しており、それらをリクルートし、ランク3エクシーズ・リンク召喚などに活用することができます。
ただ、特殊召喚したモンスターの効果は無効化されてしまいますので、「魔弾」モンスターの効果を発動することはできません。
《死霊操りしパペットマスター》
《死霊操しパペットマスター》
効果モンスター
星6/闇属性/悪魔族/攻 0/守 0
(1):このカードがアドバンス召喚に成功した時、
2000LPを払い、自分の墓地の悪魔族モンスター2体を対象として発動できる。
その悪魔族モンスターを特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターはこのターン攻撃できない。
【主な効果・相性の良い点】
《死霊操しパペットマスター》 は、アドバンス召喚成功時、墓地の悪魔族2体を特殊召喚できるモンスターです。
「魔弾」は悪魔族で統一されており、特殊召喚できるモンスターにレベル制限などはないため、全ての「魔弾」モンスターを蘇生できます。
特に、上級モンスター《魔弾の悪魔 ザミエル》は通常召喚が難しいので、これらの蘇生効果を使ってうまく特殊召喚しましょう。
特殊召喚したモンスターは攻撃できませんが、効果は発動できるので、「魔弾」をどんどん回していくことができます。
《ヘルウェイ・パトロール》
《ヘルウェイ・パトロール》
効果モンスター
星4/闇属性/悪魔族/攻1600/守1200
(1):このカードが戦闘でモンスターを破壊し墓地へ送った場合に発動する。
そのモンスターの元々のレベル×100ダメージを相手に与える。
(2):墓地のこのカードを除外して発動できる。
手札から攻撃力2000以下の悪魔族モンスター1体を特殊召喚する。
【主な効果・相性の良い点】
《ヘルウェイ・パトロール》 は、墓地から除外することで、手札から攻撃力2000以下の悪魔族を特殊召喚できるモンスターです。
「魔弾」は悪魔族で統一されており、そのほとんどが攻撃力2000以下なので、特殊召喚できる幅は広いです。
墓地に送る手段は《おろかな埋葬》《終末の騎士》《ダーク・グレファー》《魔サイの戦士》と多く、容易に効果が発動できます。
【魔弾】デッキでは、フィールドに「魔弾」を並べるのが非常に重要となりますので、この効果は貴重でしょう。
また、レベル4悪魔族ですので、《同胞の絆》も発動可能です。
《スカル・マイスター》
《スカル・マイスター》
効果モンスター
星4/闇属性/悪魔族/攻1700/守 400
相手の墓地で魔法・罠・効果モンスターの効果が発動した時、
このカードを手札から墓地へ送る事で、その効果を無効にする。
この効果は相手ターンでも発動する事ができる。
【主な効果・相性の良い点】
《スカル・マイスター》 は、相手の墓地で発動する魔法・罠・モンスター効果を無効にする手札誘発モンスターです。
「魔弾」は、《魔弾-クロス・ドミネーター》でフィールドで発動するモンスター効果は無効にできますが、墓地で発動するカード効果を無効にすることはできません。
特に、墓地からモンスターを除去する《真竜皇の復活》《真竜の黙示録》《彼岸の悪鬼 ファーファレル》などを無効にできるのは心強いです。
また「魔弾」は、同列で魔法・罠を発動しなければいけない性質上、発動条件が限られる罠は採用しづらいです。
そのため、魔法&罠ゾーンを圧迫せず相手の展開を妨害できる手札誘発は、優先的に採用したいカードです。
同様の理由で、《増殖するG》《幽鬼うさぎ》《灰流うらら》も採用優先度が高いです。
「魔弾」相性の良い魔法
《同胞の絆》
《同胞の絆》
通常魔法
このカードを発動するターン、自分はバトルフェイズを行えない。
(1):2000LPを払い、自分フィールドのレベル4以下のモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターと同じ種族・属性・レベルでカード名が異なるモンスター2体を
デッキから特殊召喚する(同名カードは1枚まで)。
このカードの発動後、ターン終了時まで自分はモンスターを特殊召喚できない。
【主な効果・相性の良い点】
《同胞の絆》は、自分モンスターと同じレベル・属性・種族をもつモンスターを2体までデッキから特殊召喚できる魔法カードです。
「魔弾」はレベル3・光属性・悪魔族のステータスをもつモンスターが3体おり、発動条件を満たすことができます。
そして、「魔弾」はフィールドにモンスターを並べるのが非常に重要となりますので、その点も相性が良いでしょう。
ただ、発動ターンは特殊召喚が封じられるのは注意が必要です。
この相性の良さが注目され、すでに値段が高騰しています。
《トレードイン》
《トレード・イン》
通常魔法
(1):手札からレベル8モンスター1体を捨てて発動できる。
自分はデッキから2枚ドローする。
【主な効果・相性の良い点】
《トレード・イン》 は、手札のレベル8モンスターを捨て2ドローする魔法カードです。
《魔弾の悪魔 ザミエル》はレベル8モンスターであり、手札にいてもあまり活用方法がないため、このカードでドローに変えることができます。
ただ、《魔弾の悪魔 ザミエル》だけだとレベル8モンスターが少ないため、「壊獣」や、《トゥーンのもくじ》を採用するなら《ブルーアイズ・トゥーン・ドラゴン》を採用し、枚数を増やしておきましょう。
《成金ゴブリン》
《成金ゴブリン》
通常魔法
(1):自分はデッキから1枚ドローする。
その後、相手は1000LP回復する。
【主な効果・相性の良い点】
《成金ゴブリン》 は、相手に1000LP回復させ、1ドローする魔法カードです。
アドバンテージを失うことなく、魔法を発動することができますので、「魔弾」モンスターの効果をお手軽に発動することができます。
ライフアドバンテージは失いますが、ボードアドバンテージが優先される現環境では特に気にならないでしょう。
《トゥーンのもくじ》
《トゥーンのもくじ》
通常魔法
(1):デッキから「トゥーン」カード1枚を手札に加える。
【主な効果・相性の良い点】
《トゥーンのもくじ》 は、デッキから「トゥーン」カードをサーチできる魔法カードです。
同名カードをサーチできるため、このカード1枚で魔法を3回発動することができます。
「魔弾」モンスターの効果を何度も発動できるため、なかなか相性が良いカードと言えます。
3枚目のサーチ先として、《トゥーン・ヂェミナイエルフ》《ブルーアイズ・トゥーン・ドラゴン》を活用すれば、無駄がありません。
《トゥーン・ヂェミナイエルフ》は《ルドラの魔導書》、《ブルーアイズ・トゥーン・ドラゴン》は《トレードイン》でドローに変えることができます。
《フォトンリード》
《フォトン・リード》
速攻魔法
手札からレベル4以下の光属性モンスター1体を表側攻撃表示で特殊召喚する。
【主な効果・相性の良い点】
《フォトン・リード》 は、手札からレベル4以下の光属性モンスターを特殊召喚できる速攻魔法カードです。
ほとんどの「魔弾」はレベル4以下の光属性なので、特殊召喚が可能です。
また速攻魔法なため、相手ターンでも発動することができます。
「魔弾」モンスターの効果を発動しつつ「魔弾」を並べられるため、相性が良さそうです。
「魔弾」相性の良い罠
《光の封札剣》
《光の封札剣》
通常罠
(1):相手の手札をランダムに1枚選んで裏側表示で除外する。
このカードの発動後、相手ターンで数えて4ターン目の相手スタンバイフェイズに、
そのカードを相手の手札に戻す。
【主な効果・相性の良い点】
《光の封札剣》は、相手の手札1枚を3ターン裏側除外する罠カードです。
発動タイミングを選ばないフリーチェーンの罠カードなため、都合の良いタイミングで「魔弾」モンスターの効果を発動できます。
効果自体も単純なハンデスですので、相手の展開をある程度妨害できるでしょう。
3ターン後手札に戻すことになりますが、現環境のデュエルスピードではデュエル自体が終わっていることが多そうです。
《強欲な瓶》
《強欲な瓶》
通常罠
(1):自分はデッキから1枚ドローする。
【主な効果・相性の良い点】
《強欲な瓶》は、シンプルに1枚ドローできる罠カードです。
フリーチェーンの罠カードであり、「魔弾」モンスターの効果を能動的に発動させることができます。
単純な1ドローですので、アドバンテージも失いません。
《成金ゴブリン》と比べ発動までのタイムラグはありますが、ブラフとして活用できるのはメリットでしょう。
《和睦の使者》
《和睦の使者》
通常罠
このターン、相手モンスターから受ける
全ての戦闘ダメージは0になり、
自分のモンスターは戦闘では破壊されない。
【主な効果・相性の良い点】
《和睦の使者》は、戦闘ダメージを0に、自分モンスターを戦闘破壊から守ることができる罠カードです。
「魔弾」モンスターは全体的に攻撃力が低く、戦闘破壊されやすいので、このカードで守ってやることができます。
フリーチェーンの罠カードであり、自分・相手ターンを問わず発動できるのが利点です。
《威嚇する咆哮》
《威嚇する咆哮》
通常罠
(1):このターン相手は攻撃宣言できない。
【主な効果・相性の良い点】
《威嚇する咆哮》は、そのターンの相手の攻撃宣言を封じる罠カードです。
《和睦の使者》同様、戦闘に弱い「魔弾」モンスターを確実に守ることができます。
ただ、《和睦の使者》とは違い、自分ターンに発動できないのは注意です。
《迷い風》
《迷い風》
通常罠
(1):特殊召喚された表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターの効果は無効化され、元々の攻撃力は半分になる。
(2):このカードが墓地に存在し、相手のエクストラデッキからモンスターが特殊召喚された場合に発動できる。
このカードを自分フィールドにセットする。
この効果でセットしたこのカードはフィールドから離れた場合に除外される。
【主な効果・相性の良い点】
《迷い風》は、特殊召喚されたモンスターの効果を無効にし、攻撃力を半分にする罠カードです。
また、相手がエクストラデッキから特殊召喚すると、墓地から再度セットできる珍しい効果も持っています。
「魔弾」モンスターの発動トリガーである魔法・罠の発動を、1枚で2回行うことができるため、相性が良さそうです。
《悪魔の憑代》
《悪魔の憑代》
永続罠
(1):このカードが魔法&罠ゾーンに存在する限り、
自分はレベル5以上の悪魔族モンスターを召喚する場合に必要なリリースをなくす事ができる。
この効果は1ターンに1度しか適用できない。
(2):通常召喚したレベル5以上の悪魔族モンスター1体のみが破壊される場合、
代わりにこのカードを墓地へ送る事ができる。
【主な効果・相性の良い点】
《悪魔の憑代》は、レベル5以上の悪魔族のリリースをなくす効果と、破壊から身代わり効果をもつ罠カードです。
フィールドに残ることで効果が発動できる《魔弾の悪魔 ザミエル》を簡単に召喚でき、破壊から守ることができます。
《魔弾の悪魔 ザミエル》を中心としたデッキ構築で役立ちそうな罠カードです。
「魔弾」相性の良いテーマ
「召喚獣」
【主な効果・相性の良い点】
「召喚獣」は、《召喚師アレイスター》 を中心とする融合テーマです。
「魔弾」は光属性で統一されているため、最も汎用性が高い《召喚獣メルカバー》が融合召喚できます。
また、「魔弾」は手札に魔法・罠を残しやすいので、《召喚獣メルカバー》の効果がフルに活用できます。
【魔弾召喚獣】は、語呂もよく、普通にありそうですね。
「WW」
《WW-グラス・ベル》
チューナー・効果モンスター
星4/風属性/魔法使い族/攻1500/守1500
「WW-グラス・ベル」の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。
デッキから「WW-グラス・ベル」以外の「WW」モンスター1体を手札に加える。
この効果の発動後、ターン終了時まで自分は風属性モンスターしか特殊召喚できない。
【主な効果・相性の良い点】
「WW」は、特殊召喚を得意とする風属性・シンクロ出張テーマです。
「魔弾」はフィールドに「魔弾」モンスターを並べるまで展開力が弱いため、序盤の展開を任せることができます。
《トゥーンのもくじ》を採用すれば、《トゥーン・ヂェミナイエルフ》と《ルドラの魔導書》を共用することもできます。
デッキ名は【WW魔弾】でしょう。さらに「召喚獣」も採用して【WW魔弾召喚獣】なんてのもありそうですよ。
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まとめ
いかがだったでしょうか。
大会優勝した【魔弾】デッキのデッキレシピ・回し方を解説しました。
「魔弾」は1枚1枚が強力な効果を持っているため、やはり発売初日から大会で優勝を果たしました。
今後、デッキ構築がさらに研究され、様々なテーマと混合デッキが作られれば、環境入りも夢ではないかもしれませんね。
引き続き、「魔弾」について記事にしていきます。
それでは、またお会いしましょう。
「魔弾」関連記事
「魔弾」デッキについては、こちらの記事にまとめています。
⇒【遊戯王】『魔弾(まだん)』デッキとは?回し方・デッキレシピ等を徹底解説!
⇒【遊戯王】『魔弾真竜』デッキ大会優勝!デッキレシピ・回し方を解説!
⇒【遊戯王】『魔弾召喚獣』デッキ大会優勝!デッキレシピ・回し方を解説!
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