大会優勝した【堕天使(だてんし)】デッキのデッキレシピ・回し方を解説したページです。
こんにちは、「鳩鷺(はとさぎ)」です。
昨年の8月に発売されたブースターパックにより、「堕天使」が一気に強化されました。
そして先日、【堕天使】デッキが大会で優勝を果たしました。
いろいろな大会でよく見かけるデッキタイプですが、どのように展開していくのでしょうか?
そのあたりにも注目して見ていきたいと思います。
【十二獣】【真竜】以外にも組んでみたいという方、必見です!
もくじ
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【堕天使】デッキ:大会優勝/入賞デッキレシピまとめ
【堕天使(だてんし)】デッキの大会優勝/入賞デッキを以下にまとめました。
リンクをタップすることで、デッキレシピが見られます。
【堕天使】デッキ:大会優勝デッキレシピ
- 真実 透明@イシュタム依存(2018年10月環境)
遊戯王のテーマごとのデッキレシピは、「【遊戯王 デッキ集】どんなデッキが作りたい?180テーマの特徴まとめ!」という記事にまとめています。
「遊戯王のデッキが知りたい」「デッキレシピを知りたい」という方は、ぜひ参考にしてください。
【堕天使】デッキ:大会優勝デッキレシピ
大会優勝した【堕天使】のデッキレシピはこちらです。
【メインデッキ】(42枚)
◆ モンスター(23枚)
- 3《堕天使ユコバック》
- 2《堕天使アムドゥシアス》
- 3《堕天使マスティマ》
- 3《堕天使スペルビア》
- 3《堕天使ゼラート》
- 3《堕天使テスカトリポカ》
- 3《堕天使イシュタム》
- 3《堕天使ルシフェル》
◆ 魔法(15枚)
- 1《おろかな埋葬》
- 1《死者蘇生》
- 3《堕天使の戒壇》
- 3《堕天使の追放》
- 3《トレード・イン》
- 1《ハーピィの羽根帚》
- 3《闇の誘惑》
◆ 罠(4枚)
- 2《背徳の堕天使》
- 2《魅惑の堕天使》
【エクストラデッキ】(4枚)
- 1《ギャラクシーアイズ FA・フォトン・ドラゴン》
- 1《銀河眼の光波竜》
- 1《No.38 希望魁竜タイタニック・ギャラクシー》
- 1《No.95 ギャラクシーアイズ・ダークマター・ドラゴン》
【サイドデッキ】(不明)
ラックス 橿原店 非公認大会 05月06日(土)個人戦
【堕天使】デッキ:大会優勝デッキレシピ・回し方を解説
それでは、この【堕天使】デッキの解説をしていきます。
そもそも「堕天使」を知らないという方のために軽く説明しますと、ほとんどのモンスターが闇属性・天使族で統一されたテーマになります。
もともと漫画【遊☆戯☆王GX】のキャラクターである「響みどり」が使用していたカードです。
かなり前から「堕天使」モンスターは存在していましたが、昨年発売された「ブースターSP-デステニー・ソルジャーズ-」にてカテゴリ化され、新規も収録されたことで大幅に強化されました。
「堕天使」モンスターの共通効果として、1000LPを払い、墓地の「堕天使」魔法・罠カードの効果を適用する効果を持っています。
しかもこの効果は相手ターンでも発動できます!
この厄介な誘発即時効果を駆使して戦っていくことが基本の戦術になります。
一時期は環境トップ圏内に入り、発売時期も近い【十二獣】と並び一世を風靡していました。
少し脱線してしまいましたが、どのように回していくのか詳しく見ていきましょう。
「純」構築の【堕天使】
モンスターは、大会では頻繁に採用されている《幽鬼うさぎ》や《灰流うらら》といった手札誘発系も入っていない、まさに不純物が何も無い【堕天使】デッキになります。
基本的な動かし方としては「堕天使」モンスター効果として墓地の「堕天使」魔法・罠カードの効果をコピーしていきます。
採用されている「堕天使」魔法・罠カードをまとめるとこのようになります。
- 《堕天使の戒壇》:「堕天使」モンスター守備表示で蘇生
- 《堕天使の追放》:「堕天使」カードサーチ
- 《背徳の堕天使》:「堕天使」モンスター1体コスト、フィールドのカード1枚を選んで破壊
- 《魅惑の堕天使》:「堕天使」モンスター1体コスト、相手フィールドの表側表示モンスターのコントロール奪う
相手ターンでもフリーチェーンで発動できる点や、《背徳の堕天使》のように対象を取らないという点においても非常に強い効果を持っています。
「堕天使」モンスターの大量展開
「堕天使」モンスターは攻撃力が高いものが多いので、ビートダウンによる戦法が一般的です。
そのため、大量に並べて殴った方がもちろん強いです。
この時、キーカードとなるのは《堕天使ルシフェル》と《堕天使スペルビア》になります。
これらのモンスターは墓地の「堕天使」魔法・罠カードをコピーすることはできませんが、それぞれ強力な固有効果を持っています。
- 《堕天使ルシフェル》:アドバンス召喚成功時、相手の効果モンスターの数だけ手札・デッキから「堕天使」特殊召喚
- 《堕天使スペルビア》:自身蘇生時、《堕天使スペルビア》以外の天使族を1体蘇生
「堕天使」は最上級モンスターのため出しにくいかと思いきや、比較的容易に自分フィールドに「堕天使」モンスターを複数体並べることができます。
《死者蘇生》《堕天使の戒壇》で《堕天使スペルビア》を蘇生するだけで、さらにもう1体蘇生できるというのは大変お得ですね。
ドローとサーチでブン回し
【堕天使】デッキを十分に活用していくためには、墓地に「堕天使」カードをためつつ、欲しいカードを手札に加えることが重要になります
「堕天使」カードをコストに使う《堕天使イシュタム》、レベル8モンスターが複数いるので《トレード・イン》、闇属性で構築されているので《闇の誘惑》で手札交換を行います。
この動きが主軸となるため、当然のことながらこれらのカードはガン積み。
足りないカードは《堕天使の追放》でサーチしていきましょう。
個人的にシンクロ主体型の【青眼】デッキを連想とさせる回し方だと思いました。
レベル8をコストにするあたりはダダ被りですしね。
墓地肥やしも重要
「堕天使」魔法・罠カードは、消費しても「堕天使」モンスターの効果で墓地から効果が発動できます。
ただ、実際に発動せず、直接墓地に送ってしまうということでも大いに展開に貢献します。
《おろかな埋葬》で《堕天使スペルビア》を落としたり、《堕天使ユコバック》で「堕天使」カードを落とすことが可能です。
【堕天使】デッキでは通常召喚権が余りやすいため《堕天使ユコバック》の効果を阻害されることはほとんどないのもポイントになります。
エクストラデッキの採用
【堕天使】デッキのエクストラは、そもそも「堕天使」モンスターのレベルが揃いにくいく、エクシーズ召喚が難しくなります。
《堕天使スペルビア》《堕天使ゼラート》がレベル8なので、《銀河眼の光波竜》《No.38 希望魁竜タイタニック・ギャラクシー》といったランク8のモンスターのみ採用されています。
《ギャラクシーアイズ FA・フォトン・ドラゴン》《No.95 ギャラクシーアイズ・ダークマター・ドラゴン》は、《銀河眼の光波竜》に重ねてX召喚することができます。
同名モンスター2体が並んだ場合にもエクシーズ召喚できますが、打点を優先するとわざわざ出すよりそのままの方が良かったりします。
とは言え、あまりにもエクストラデッキの枠が余り過ぎていますし、サイドデッキも不明なので、本当に余っているのであれば《浮幽さくら》でエクストラデッキ対策するのも一つの手だと思います。
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まとめ
いかかだったでしょうか。
【堕天使】デッキは高い打点と展開力に加え、相手ターンでの誘発即時効果は非常に強力ですね。
リンク召喚も多用しませんし、新ルールが今一つと感じている人にとっては特に問題なく使用できるデッキになっています、
興味のある方はぜひ作ってみてください。
エクストラデッキ、サイドデッキに関してもまだまだ改善の余地があるので、最適なものを探し出すのも楽しみになるかもしれませんね。
引き続き、「環境情報」について記事にしていきます。
それでは、またお会いしましょう。
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