大会優勝した【代行サイバース】デッキのデッキレシピ・回し方を解説したページです。
こんにちは、「鳩鷺(はとさぎ)」です。
最近、【星杯】デッキなどで《創造の代行者 ヴィーナス》を採用していることがよくみられます。
このカードを使用した【代行サイバース】デッキが大会優勝を果たしました。
「サイバース」が使われているあたり【遊☆戯☆王VRAINS】の主人公的な構築になっているのでしょうか?
そのあたりも注目して見ていきたいと思います。
「これから遊戯王始めます!」という方にもオススメのデッキです!
もくじ
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【代行サイバース】大会優勝デッキレシピ
大会優勝した【代行サイバース】のデッキレシピはこちらです。
【メインデッキ】(40枚)
◆ モンスター(23枚)
- 3《ビットロン》
- 3《神聖なる球体》
- 3《創造の代行者 ヴィーナス》
- 3《ドラコネット》
- 2《バックアップ・セクレタリー》
- 3《サイバース・ガジェット》
- 2《リンクスレイヤー》
- 3《究極封印神エクゾディオス》
- 1《BF-朧影のゴウフウ》
◆ 魔法(17枚)
- 3《苦渋の決断》
- 1《ソウル・チャージ》
- 3《二重召喚》
- 2《トライワイトゾーン》
- 1《貪欲な壺》
- 1《ハーピィの羽根帚》
- 1《ブラック・ホール》
- 2《コズミック・サイクロン》
- 3《スケープ・ゴート》
【エクストラデッキ】(15枚)
- 1《電影の騎士ガイアセイバー》
- 3《リンク・スパイダー》
- 2《ハニーボット》
- 3《プロキシー・ドラゴン》
- 1《星杯戦士ニンギルス》
- 1《デコード・トーカー》
- 1《トポロジック・ボマー・ドラゴン》
- 3《ファイアウォール・ドラゴン》
【サイドデッキ】(15枚)
- 2《増殖するG》
- 2《灰流うらら》
- 2《幽鬼うさぎ》
- 3《聖なるバリア -ミラーフォース-》
- 3《王宮のお触れ》
- 3《醒めない悪夢》
※第34回デュエルオフ会 非公認大会 05月14日(日)個人戦
大会優勝【代行サイバース】デッキを解説
それでは、この【代行サイバース】デッキの解説をしていきます。
そもそも「サイバース」ってなんですかという方のために軽く説明しますと、第10期から新ルールに移行したと同時期に登場した新しい種族になります。
新作アニメである【遊☆戯☆王VRAINS】の「Playmaker」が使用するモンスターとしても有名になってた・・・かな?
「サイバース族」が「代行者」と組み合わさって、どのような動きをしていくのでしょうか。詳しく見ていきましょう。
召喚+特殊召喚効果でリンク召喚を容易に!
基本的な戦い方はリンク召喚を使い、高い攻撃力や強力な効果を持ったリンクモンスターを展開していきます。
そのため、いかに容易くフィールド上に多数のモンスターを並べていけるかが重要になっており、唯一の「代行者」要素である《創造の代行者 ヴィーナス》はその大量展開に使われます。
《創造の代行者 ヴィーナス》
効果モンスター
星3/光属性/天使族/攻1600/守 0
(1):500LPを払って発動できる。手札・デッキから「神聖なる球体」1体を特殊召喚する。
《創造の代行者 ヴィーナス》の効果で500ライフポイントを払い、手札・デッキから《神聖なる球体》を特殊召喚。
「1ターンに1度」の制限がないので、1500ライフポイント払うことができれば、自身を含めてフィールドに4体のモンスターが並びます。
あとはお好きなリンクモンスターをリンク召喚していきましょう。
リンク召喚のコストが重い《ファイアウォール・ドラゴン》はそのまま4体を墓地に送れば出せます。
効果モンスター2体以上が必要な《トポロジック・ボマー・ドラゴン》であっても、このままでは《神聖なる球体》は通常モンスターなので条件を満たせませんが、《神聖なる球体》の1体を《リンク・スパイダー》に、残りの2体を《プロキシー・ドラゴン》と先にリンク召喚してしまえば出すことは可能です。
「サイバース」側にも似たような展開をするモンスターとして《ドラコネット》や《サイバース・ガジェット》が挙げられます。
《ドラコネット》は召喚成功時、手札・デッキからレベル2以下の通常モンスター1体を特殊召喚できますし、《サイバース・ガジェット》は墓地のレベル2以下のモンスター1体を特殊召喚できるので、《神聖なる球体》のほかにも《ビットロン》を採用しています。
デッキ圧縮にもつながりますので、このデッキの展開例としてはメインになってくるでしょう。
召喚権を温存
より多くのモンスターを並べるためには、特殊召喚をしていくか召喚権自体を増やす必要があります。
上記で述べているモンスターは「召喚成功した時」の効果なので、召喚権は残しておきたいです。
《リンクスレイヤー》《究極封印神エクゾディオス》は自身の特殊召喚が比較的容易に行えますし、《苦渋の決断》で《ビットロン》などを墓地に送れば《サイバース・ガジェット》の効果を十分に発揮できます。
《バックアップ・セクレタリー》も特殊召喚に条件がありますが、先にリンクモンスターをリンク召喚しておけば問題なく出せます。
これならば召喚権を有意義に使っていけますね。
召喚権自体を増やすために《二重召喚》をこのデッキでは採用されています。
単純に通常召喚が2回行えるようになるので《ドラコネット》、《サイバース・ガジェット》の効果も各々使えます。
リンク召喚はトークンでも可
条件がそろってさえいれば、トークンでもリンク召喚の素材として使うことができます。
そのためトークン生成効果をもつ《サイバース・ガジェット》《BF-朧影のゴウフウ》《スケープ・ゴート》が可能な限りガン積みで採用されています。
《BF-朧影のゴウフウ》自分フィールドにモンスターが存在しない場合に特殊召喚でき、手札からの特殊召喚に成功した時にトークン2体を特殊召喚するという、その余りにも優秀な効果が故に制限カードとなってしまったことで有名ですね。
《スケープ・ゴート》ではトークンが4体も並ぶので《創造の代行者 ヴィーナス》の展開同様、《ファイアウォール・ドラゴン》《トポロジック・ボマー・ドラゴン》が簡単に出てきます。
注意すべきポイントとしては《スケープ・ゴート》を発動するターン、モンスターを召喚・反転召喚・特殊召喚できなくなるので、セットしておいて相手ターンのエンドフェイズに発動するのが得策でしょう。
墓地のモンスターの再利用
大量にリンク召喚を行っていくと、おのずとモンスターが墓地に溜まっていきます。
そのモンスターも決して無駄にせず、活用していきます。
再利用① 墓地からの蘇生
溜まったモンスターを蘇生していくパターンです。
《サイバース・ガジェット》でレベル2以下のモンスターを蘇生するだけでなく、たんまり溜まったモンスターを《ソウル・チャージ》で一気にまとめて特殊召喚できます。
《ソウル・チャージ》は発動のコストとバトルフェイズが行えなくなるデメリットがあるので、使用には十分注意してください。
このデッキではレベル2通常モンスターが墓地に溜まりやすいので《トライワイトゾーン》でノーコストで3体を蘇生することもできます。
再利用② 墓地からのサルベージ(回収)
溜まったモンスターを回収していくパターンです。
モンスターの回収としては有名な《貪欲な壺》はデッキに戻しつつ、ドローソースまでついているお得な壺です。
ところがもちろん制限カードのため頻繁には使えません。
その代わりに《究極封印神エクゾディオス》が採用されています。
《究極封印神エクゾディオス》は、自分の墓地のモンスターを全てデッキに戻した場合に特殊召喚できるので、容易に出せつつデッキに戻せるというお得なモンスターです。
これらのカードでデッキに戻すことができれば、《創造の代行者 ヴィーナス》の効果で再度《神聖なる球体》を呼び出していくことができます。
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まとめ
いかかだったでしょうか。
シンプルな構築ながらもリンクモンスターを大量に出せるのは非常に強いですね。
採用カードのほとんどがここ最近の雑誌付録や「スターターデッキ2017」「コード・オブ・ザ・デュエリスト」で収録されているものばかりなので比較的、簡単に組めると思います。
遊戯王の公式イベントで配布される「トーナメントパック2017 Vol.2」に《創造の代行者 ヴィーナス》《神聖なる球体》は収録されていますので、最近値上がりしたからとあきらめずに参加してみるのも良いかと思います。
次のストララク「ストラクチャーデッキ サイバース・リンク」でもサイバース族が強化されますし、今後注目のデッキと言えそうです。
引き続き、「環境情報」について記事にしていきます。
それでは、またお会いしましょう。
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