【遊戯王】「十二獣時械神真竜」デッキ: 大会優勝デッキレシピまとめ | 回し方,採用カードも

遊戯王の大会情報です。大会優勝した【十二獣時械神真竜】のデッキレシピ・回し方を解説しています。

こんにちは、「鳩鷺（はとさぎ）」です。

このところ様々な大会で結果を残し、流行の兆しを見せている【十二獣真竜】ですが、その派生デッキとも言える【十二獣時械神真竜】と言うデッキが大会優勝を果たしました。

「コレクターズパック2017」で登場した「時械神(じかいしん)」を早速採用した構築になっているようです。

その部分にも注目して見ていきたいと思います。

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【十二獣時械神真竜】大会優勝デッキレシピ

大会優勝した【十二獣時械真竜】のデッキレシピはこちらです。

大会優勝【十二獣時械神真竜】デッキを解説

それでは、この【十二獣時械神真竜】デッキの解説をしていきます。

すでに名称からコレクターズパック2017で新録されました「時械神」が入っていることは間違いありませんが・・・

どのように回していくのか詳しく見ていきましょう。

基本となる【十二獣真竜】の展開

形はどうあれ、ベースになっているのは【十二獣真竜】デッキです。

そのためこのデッキを回していくためには【十二獣真竜】の基本的な動きを理解する必要があります。

①「十二獣」の展開例

《ミセス・レディエント》を使った、X召喚の展開を解説します。

「十二獣」モンスターを召喚し、その上に《十二獣ブルホーン》を重ねる。

《十二獣ブルホーン》効果で「十二獣」モンスター1体をサーチ。

《十二獣ライカ》を重ね、効果で墓地の「十二獣」モンスターを蘇生。

《十二獣ライカ》と効果で蘇生した「十二獣」モンスターを素材に《ミセス・レディエント》をリンク召喚。

としていくことで実質、エクストラゾーンの拡張につながります。

キーカードの規制やルール改正により、マスタールール3の時のような展開力と比べると衰えましたが、リンク召喚を使うことでエクストラデッキからの特殊召喚枠を広げることが可能となりました。

また蘇生させた「十二獣」モンスターは、「真竜」モンスターのリリース要因として使うこともできます。

②「真竜」の展開例

展開をまとめると言っても、正直《真竜剣皇マスターＰ》を出したいと言う鉄の意志があるだけなんですけどね。

《ドラゴニックD》で「真竜」モンスターをアドバンス召喚するのに必要なリリース要因となる「真竜」魔法・罠をサーチ。

または《真竜剣皇マスターＰ》自身をサーチしたりと、足りないカードを補充して早急に《真竜剣皇マスターＰ》をアドバンス召喚します。

この時《十二獣ラム》破壊すれば、墓地の「十二獣」を蘇生し、《真竜剣皇マスターＰ》のリリース要因として利用していくことができます。

「時械神」の採用

このデッキで注目すべき１つ目のポイントは「時械神」を採用しているということです。

採用している「時械神」モンスターは《時械神カミオン》《時械神サディオン》です。

「時械神」モンスターは自身が戦闘を行ったバトルフェイズ終了時に発動する共通効果をもっています。

《時械神カミオン》は相手フィールドのカード１枚を対象を取らずにデッキバウンスし、《時械神サディオン》は自分のライフポイントが4000より少ない場合、4000にします。

効果自体はそれなりに優秀ですが、これと言って突出しているわけでもないので、「時械神」モンスターにおいては自分が持っているもので代用が利きそうです。《時械神メタイオン》《時械神ラツィオン》《時械神ザフィオン》でももちろんOKです。

しかしながら、何といっても《時械巫女》が強い。

テキストを見る限りデメリットが特殊召喚できなくなるくらいで、アドバンテージの塊でしかありません。

しかもターン制限がありません。マジで強すぎます。

たとえ④の効果で特殊召喚に制限がかかっても、「真竜」モンスターは基本アドバンス召喚なのでまったくの無害。

さすが「遊☆戯☆王5D's」のラスボスキャラが使っただけあって、効果がチート級です。

《影星軌道兵器ハイドランダー》の採用

みなさんはこのデッキを見てまず思ったことは何ですか？

「また十二獣かよ」とか「はいはい真竜ですか」とか感じている人もいるとは思いますが、何か気が付きませんか？

そう、メインデッキに入っているモンスターのほとんどがピン挿しなんです！

同名カードは基本3枚までデッキに加えていいとなっているにも関わらず、たとえ《灰流うらら》《幽鬼うさぎ》のような汎用手札誘発系モンスターカードであっても、ほぼほぼ1枚のみの採用。

何故なのでしょう。答えはコイツ・・・《影星軌道兵器ハイドランダー》です。

《影星軌道兵器えいせいきどうへいきハイドランダー》 特殊召喚・効果モンスター 星８/闇属性/機械族/攻3000/守1500 このカードは通常召喚できない。 自分の墓地にモンスターが５体以上存在し、 それらのモンスターのカード名が全て異なる場合のみ特殊召喚できる。 (1)：１ターンに１度、自分のデッキの上からカードを３枚墓地へ送って発動できる。 自分の墓地のモンスターのカード名が全て異なる場合、 フィールドのカードを１枚選んで破壊する。 この効果は相手ターンでも発動できる。

《影星軌道兵器ハイドランダー》は自分の墓地にモンスターが５体以上存在し、墓地のモンスターが全て異なる場合のみ特殊召喚できるモンスターです。

普通の構築ではまず特殊召喚しにくい部類に入ってしまうカードですが、もう1つの効果が絶大です。

自分のデッキの上からカードを３枚墓地へ送ることで、自分の墓地のモンスターのカード名が全て異なる場合にフィールドのカード1枚を対象を取らずに破壊します。

しかも、この効果は相手ターンでも発動できます。普通に厄介なカードですね。

たいしてコストは重くないので、特殊召喚効果、破壊効果を存分に生かすためにあえてモンスターカードのピン挿しという構築になっています。

これなら物理的にどうなっても墓地に同名カードが並ぶことがありませんので、安心して特殊召喚＆効果発動することができます。

デッキからカードを墓地に送る効果も無駄にはならず、《時械巫女》は墓地で発動する効果があったり、「真竜」魔法・罠カードが落ちても《真竜剣皇マスターＰ》のコストに使ったりできます。

ただ、自分の墓地にモンスターを５体以上そろえるのは、先行1ターン目からだと厳しいと思ってしまいます。

しかし、上記で説明した《ミセス・レディエント》をリンク召喚するまでの流れのうち、《十二獣ライカ》をエクシーズ召喚する前に3体「十二獣」Xモンスターを重ねておけば、おのずとすべて異なる5体のモンスターが墓地にそろいます。

ただ問題があるとすれば、《十二獣ブルホーン》が墓地に同名カードが落ちやすいということですね。

その対処法として《十二獣の方合》を採用しています。

墓地の「十二獣」カード５枚をデッキに加えて1ドローできるので、墓地に存在する「十二獣」モンスターがダブっているせいで《影星軌道兵器ハイドランダー》が出せないなんて事態を防いでくれます。

ただし戻しすぎて5種類足りないなんてことにならないようにだけ注意しましょう。

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まとめ

いかがだったでしょうか。

一般的な【十二獣真竜】と比べると独特な回し方をしますが、とても強力なモンスターが並ぶのであまり相手にはしたくないですね。

追加で採用されているカードのほとんどが低レアリティなものばかりなので比較的組みやすいと思います。

ピン挿しなのも構築しやすい点の1つですね。

みなさまも様々なタイプの【真竜】デッキを生み出してみてください！

引き続き、【真竜】「環境情報」について記事にしていきます。

それでは、またお会いしましょう。

「時械神」については、こちらの記事にまとめています。

→「時械神(じかいしん)デッキ」はどう作る？回し方・デッキレシピを徹底解説！

「真竜」については、こちらの記事もオススメです。

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