2017年4月より、新しい「リミットレギュレーション」となりました。
以前は「十二獣」が環境を独占していましたが、キーカードとなる《十二獣の会局》や《十二獣ドランシア》が禁止カードとなり、現在は「真竜」が環境トップに君臨しています。
アドバンス召喚主体のためエクストラゾーンを多用せず、ルール改正後もほとんど影響を受けないことが理由に挙げられます。
ひとえに【真竜】デッキと言っても様々で、発売直後の構築では【純真竜】がほとんどでしたが、ルール変更が公になってからは色々なデッキタイプが誕生しました。
まぁ、どのタイプだろうと強すぎて「インチキ効果も体外に・・・」と言いたいところですけどね。
そのうちの1つである【真竜召喚獣】デッキが新ルール適用大会で優勝しています。
今回は、大会で優勝した【真竜召喚獣】のデッキ構築・デッキレシピを解説していきます。
(追記)2017年7月環境の【真竜召喚獣】デッキは、こちらで解説しています。
→【新制限】『真竜召喚獣』大会優勝デッキレシピ・回し方を解説!
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『真竜召喚獣』大会優勝デッキレシピ
大会優勝した【真竜召喚獣】のデッキレシピはこちらです。
【メインデッキ】(40枚)
モンスター (13枚)
- 2《召喚師アレイスター》
- 3《幽鬼うさぎ》
- 2《灰流うらら》
- 3《真竜剣皇マスターP》
- 3《真竜拳士ダイナマイトK》
魔法 (20枚)
- 2《コズミック・サイクロン》
- 3《テラ・フォーミング》
- 3《ドラゴニックD》
- 2《召喚魔術》
- 2《強欲で貪欲な壺》
- 2《暴走魔法陣》
- 2《盆回し》
- 3《真竜の継承》
- 1《真竜凰の使徒》
罠 (7枚)
- 1《王宮の勅命》
- 2《真竜の黙示録》
- 3《真竜皇の復活》
- 1《虚無空間》
【エクストラデッキ】15枚
- 1《励輝士 ヴェルズビュート》
- 1《恐牙狼 ダイヤウルフ 》
- 1《No.39 希望皇ホープ 》
- 1《SNo.39 希望皇ホープ・ザ・ライトニング》
- 1《セイクリッド・トレミスM7 》
- 1《迅雷の騎士ガイアドラグーン 》
- 1《No.23 冥界の霊騎士ランスロット》
- 1《召喚獣エリュシオン 》
- 1《召喚獣ライディーン 》
- 1《召喚獣コキュートス 》
- 1《召喚獣プルガトリオ》
- 1《召喚獣メガラニカ》
- 3《召喚獣メルカバー》
【サイドデッキ】(15枚)
- 3《増殖するG》
- 1《コズミック・サイクロン》
- 3《ツインツイスター》
- 1《ハーピィの羽根帚》
- 3《王家の眠る谷-ネクロバレー》
- 3《次元障壁》
- 3《神の通告》
※第20回トレカマーケットCS
大会優勝した【真竜召喚獣】デッキを解説
それでは、この【真竜召喚獣】デッキの解説をしていきます。
「召喚獣」を採用している
このデッキの一番の特徴は何といっても「召喚獣」を採用しているところです。
【召喚獣】の主体となる《召喚師アレイスター》の効果は召喚・リバースしなければならず、召喚権を使ってしまいます。
そのため一見「真竜」とはシナジーが無さそうですが、「真竜」魔法・罠カードの効果でアドバンス召喚してしまえばさほど問題はありません。
《召喚師アレイスター》をリリースして「真竜」モンスターをアドバンス召喚したり、《ドラゴニックD》のコストに使うのが一般的ですね。
墓地に送られた《召喚師アレイスター》は《召喚魔術》を使えば、再利用することができます。
相手の墓地も融合素材にできるので、相手が使った手札誘発系を逆にこちらが使っていくのも手です。
例えば《幽鬼うさぎ》を素材にすれば《召喚獣メルカバー》を融合召喚することができます。
「真竜」自体はエクストラデッキを使いませんし、「召喚獣」は大量に融合召喚して展開していくタイプでもないので、お互い邪魔することなく両者のエース級モンスターを並べることができるのです。
まさに無駄がありませんね。
《盆回し》の採用
《盆回し》
速攻魔法
(1):自分のデッキからカード名が異なるフィールド魔法カード2枚を選び、 そのうちの1枚を自分フィールドにセットし、もう1枚を相手フィールドにセットする。 この効果でセットしたカードのいずれかがフィールドゾーンにセットされている限り、 お互いに他のフィールド魔法カードを発動・セットできない。
《召喚師アレイスター》のサーチに欠かせない《暴走魔法陣》と、「真竜」デッキの要である《ドラゴニックD》は共にフィールド魔法カードです。
フィールド魔法カードのサーチには《テラ・フォーミング》という優秀なサーチカードがありますが、このデッキのように複数枚フィールド魔法カードを採用している場合、《盆回し》を採用する構築が増えています。
相手を妨害するフィールド魔法は採用していないため、どちらか一方が足りない場合に補うための採用と思われます。
1度でも《暴走魔法陣》を発動してしまえば《召喚師アレイスター》と《召喚魔術》のループは出来上がるので、そう何度も《暴走魔法陣》を発動する必要はないというのもポイントになります。
「召喚獣」モンスターのチョイス
《召喚獣カリギュラ》以外の「召喚獣」モンスターを採用しています。
《召喚獣カリギュラ》は闇属性モンスターが素材に必要ですが、メインデッキには《召喚師アレイスター》以外に闇属性モンスターは入っていません。
そして最近の環境は本当に「真竜」デッキばかりで、闇属性モンスターが墓地にいないため採用していないのかもしれません。
一方《召喚獣メルカバー》は、《幽鬼うさぎ》や《真竜剣皇マスターP》を素材にできるのでガン積みされています。
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まとめ
いかがだったでしょうか。
相変わらず【真竜】デッキは強いですが、「召喚獣」のギミックを取り入れることで更に強化してしまいましたね。
回し方も【真竜】デッキの基本の動きが理解できていればいいので、そこまで頭脳を駆使しなくても使っていけるデッキだと思います。
他にも様々なタイプの【真竜】デッキがあり結果も残しているので、そちらの方も随時紹介していきたいと思います。
引き続き、「環境情報」について記事にしていきます。
それでは、またお会いしましょう。
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