2017年4月の「リミットレギュレーション(禁止制限改訂)」に関する記事です。
現在の禁止カード・制限カード・準制限カードをリストで紹介した後、新たに規制・緩和されたカードをについて解説します。
そして、最後に大会環境への影響を考察していきます。
◆ 最新のリミットレギュレーションはこちら(2018年1月)
⇒【遊戯王】2018年1月リミットレギュレーション判明!(禁止制限改定)
もくじ
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「リミットレギュレーション(2017年4月禁止制限改訂)」
2017年4月〜6月のリミットレギュレーションはこちらです。
禁止カード・制限カード・準制限カードの順番に記載しています。
禁止カード
- 《イレカエル》
- 《ヴィクトリー・ドラゴン》
- 《エルシャドール・ネフィリム》
- 《焔征竜-ブラスター》
- 《Emダメージ・ジャグラー》
- 《Emヒグルミ》
- 《EMモンキーボード》
- 《巌征竜-レドックス》
- 《旧神ノーデン》
- 《サイバーポッド》
- 《The tyrant NEPTUNE》
- 《十二獣ドランシア》
- 《処刑人-マキュラ》
- 《ゼンマイハンター》
- 《D-HERO ディスクガイ》
- 《星守の騎士 プトレマイオス》
- 《同族感染ウィルス》
- 《No.16 色の支配者ショック・ルーラー》
- 《瀑征竜-タイダル》
- 《ファイバーポッド》
- 《フィッシュボーグ-ガンナー》
- 《マジェスペクター・ユニコーン》
- 《魔導サイエンティスト》
- 《メンタルマスター》
- 《八汰烏》
- 《ラヴァルバル・チェイン》
- 《嵐征竜-テンペスト》
- 《レベル・スティーラー》
- 《悪夢の蜃気楼》
- 《いたずら好きな双子悪魔》
- 《押収》
- 《大嵐》
- 《苦渋の選択》
- 《強引な番兵》
- 《強奪》
- 《強欲な壺》
- 《心変わり》
- 《サンダー・ボルト》
- 《次元融合》
- 《十二獣の会局》
- 《生還の宝札》
- 《大寒波》
- 《蝶の短剣-エルマ》
- 《天使の施し》
- 《早すぎた埋葬》
- 《ハリケーン》
- 《マスドライバー》
- 《魔導書の神判》
- 《突然変異》
- 《遺言状》
- 《異次元からの帰還》
- 《王宮の弾圧》
- 《第六感》
- 《ダスト・シュート》
- 《血の代償》
- 《刻の封印》
- 《ライフチェンジャー》
- 《ラストバトル!》
制限カード
- 《A・ジェネクス・バードマン》
- 《E・HERO シャドー・ミスト》
- 《EMドクロバット・ジョーカー》
- 《EMペンデュラム・マジシャン》
- 《黒き森のウィッチ》
- 《PSYフレームロード・Ω》
- 《十二獣モルモラット》
- 《重爆撃禽 ボム・フェネクス》
- 《召喚僧サモンプリースト》
- 《深海のディーヴァ》
- 《SRベイゴマックス》
- 《ダーク・アームド・ドラゴン》
- 《TG ハイパー・ライブラリアン》
- 《デビル・フランケン》
- 《深淵の暗殺者》
- 《影霊衣の術士 シュリット》
- 《ネクロフェイス》
- 《彼岸の悪鬼 スカラマリオン》
- 《彼岸の旅人 ダンテ》
- 《氷結界の虎王ドゥローレン》
- 《氷結界の龍 トリシューラ》
- 《封印されしエクゾディア》
- 《封印されし者の右足》
- 《封印されし者の右腕》
- 《封印されし者の左足》
- 《封印されし者の左腕》
- 《BF-朧影のゴウフウ》
- 《ブリューナクの影霊衣》
- 《魔界発現世行きデスガイド》
- 《メタモルポット》
- 《餅カエル》
- 《ユニコールの影霊衣》
- 《竜剣士ラスターP》
- 《レスキューキャット》
- 《レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン》《異次元からの埋葬》
- 《一時休戦》
- 《インフェルニティガン》
- 《おろかな埋葬》
- 《儀式の準備》
- 《緊急テレポート》
- 《継承の印》
- 《原初の種》
- 《機殻の生贄》
- 《妨げられた壊獣の眠り》
- 《死者蘇生》
- 《増援》
- 《ソウル・チャージ》
- 《超融合》
- 《手札抹殺》
- 《貪欲な壺》
- 《影霊衣の反魂術》
- 《ハーピィの羽根帚》
- 《汎神の帝王》
- 《ブラック・ホール》
- 《ペンデュラム・コール》
- 《マスク・チェンジ・セカンド》
- 《霞の谷の神風》
- 《未来融合-フューチャー・フュージョン》
- 《名推理》
- 《ユニオン格納庫》
- 《揺れる眼差し》
- 《リミッター解除》
- 《竜呼相打つ》
- 《竜の渓谷》
- 《ワン・フォー・ワン》
- 《王宮の勅命》
- 《虚無空間》
- 《神の警告》
- 《神の宣告》
- 《停戦協定》
- 《破壊輪》
- 《マジカル・エクスプロージョン》
準制限カード
- 《イビリチュア・ガストクラーケ》
- 《E・HERO エアーマン》
- 《海皇の竜騎隊》
- 《カオス・ソルジャー -開闢の使者-》
- 《慧眼の魔術師》
- 《ゴヨウ・ガーディアン》
- 《終末の騎士》
- 《ダンディライオン》
- 《DDスワラル・スライム》
- 《爆竜剣士イグニスターP》
- 《氷結界の龍 ブリューナク》
- 《妖精伝姫-シラユキ》
- 《輪廻天狗》
- 《炎舞-「天キ」》
- 《真帝王領域》
- 《洗脳-ブレインコントロール》
- 《連鎖爆撃》
- 《モンスターゲート》
「リミットレギュレーション(禁止制限改訂)」解説!
先日、ついにVジャンプ2017年5月号がフラゲされ、「リミットレギュレーション」が判明しました!
2017年4月の「リミットレギュレーション(禁止制限カード)」はこちらです。
【新禁止】
- 《The tyrant NEPTUNE》
- 《十二獣ドランシア》
- 《十二獣の会局》
【新制限】
- 《黒き森のウィッチ》
- 《十二獣モルモラット》
- 《BF-朧影のゴウフウ》
- 《妨げられた壊獣の眠り》
【新準制限】
- 《E・HEROエアーマン》
- 《終末の騎士》
- 《妖精伝姫-シラユキ》
- 《ゴヨウガーディアン》
- 《爆竜剣士イグニスターP》
- 《氷結界の龍ブリューナク》
- 《炎舞-「天キ」》
- 《洗脳-ブレイン・コントロール》
【制限解除】
- 《アーティファクト -モラルタ》
- 《聖なる魔術師》
- 《DDラミア》
新禁止カード
- 《The tyrant NEPTUNE》
- 《十二獣ドランシア》
- 《十二獣の会局》
「十二獣」からは、《十二獣ドランシア》《十二獣の会局》が禁止カードに指定されました。
《十二獣ドランシア》存在のおかげで「十二獣」モンスターが全て展開妨害カードになる状態でしたので、非常に良改訂だと思います。
また、《十二獣の会局》が禁止カードになり、ノーコストで発動できるデッキからの特殊召喚も封じられました。
【十二獣】デッキは大幅な弱体化となるでしょう。
また、《The tyrant NEPTUNE(タイラントネプチューン)》も禁止カードになっています。
《LL-インディペンデント・ナイチンゲール》とのコンボを恐れてだと思います。
→「簡易インディペンデントネプチューン」とは?カード効果を受けない攻6000モンスター!
実際に環境で結果を残したわけではありませんが、今後登場するモンスターのためにも禁止にしておいたのだと思います。
新制限カード
- 《黒き森のウィッチ》
- 《十二獣モルモラット》
- 《BF-朧影のゴウフウ》
- 《妨げられた壊獣の眠り》
環境デッキからは、「十二獣」「壊獣」が打撃を受けました。
《十二獣モルモラット》が無制限から制限カードとなりました。
このカードが制限カードとなったため、「十二獣」出張がほとんど意味をなさなくなりました。
デッキごとの個性を考えると、個人的には良改訂だと思います
《妨げられた壊獣の眠り》が無制限から制限カードとなりました。
実質制限カード《ブラック・ホール》以上の働きをしますので、当然といえば当然でしょう。
これにより、【壊獣○○】デッキがかなり減りそうですね。
《BF-朧影のゴウフウ》が無制限から制限カードとなりました。
これは、「リンク召喚」へアクセスしやすすぎるためだと思います。
このカード1枚で《ミセス・レディエント》《デコード・トーカー》がリンク召喚できますので、それを抑えるためでしょう。
→《BF-朧影のゴウフウ》高騰!リンク召喚でトークン大活躍!
《黒き森のウィッチ》が禁止から制限へと緩和されました。
《クリッター》と同様のエラッタがされているだろうと思います。
レベル4・魔法使い族・守備力1500以下サーチということで、《クリッター》以上の活躍が期待されますが、果たして環境で使われるのでしょうか。
おそらく、3月24日に発売される「パーフェクトルールブック2017」に付属すると思われます。
→「パーフェクトルールブック2017」3月24日発売!付録カードは?
新準制限カード
- 《E・HEROエアーマン》
- 《終末の騎士》
- 《妖精伝姫-シラユキ》
- 《ゴヨウガーディアン》
- 《爆竜剣士イグニスターP》
- 《氷結界の龍ブリューナク》
- 《炎舞-「天キ」》
- 《洗脳-ブレイン・コントロール》
前回エラッタされたカードが段階緩和されたものが多いです。
気になったカードを解説していきます。
《E・HEROエアーマン》が制限から準制限に緩和されました。
長らく制限カードでしたが、ついに緩和されました。
これにより、【HERO】デッキがさらに強化されるでしょう。
《妖精伝姫-シラユキ》が無制限から準制限になりました。
【インフェルノイド】を代表とする「芝刈り」系デッキで採用されていました。
準制限になったからといって大きな影響はないでしょうが、多少環境へ影響を与えるとは思います。
新パック「コード・オブ・ザ・デュエリスト」に登場する「トワイライトロード」と相反するため、少々意外な裁定です。
→《トワイライトロード・ジェネラル・ジェイン》新規判明・考察!
《炎舞-「天キ」》が制限から準制限になりました。
「十二獣」に大幅な規制がかかったためです。
「月光」「武神」など、獣戦士テーマは大喜びですね。
制限解除カード
- 《アーティファクト -モラルタ》
- 《聖なる魔術師》
- 《DDラミア》
特に気になったカードはありません。
それぞれ緩和して良いと思います。
「リミットレギュレーション」が環境に与える影響
さて、この「リミットレギュレーション」は現環境にどのような影響を与えるのでしょうか。
2017年1月〜3月の環境で、大会で結果を残したデッキはこの7つです。
- 【十二獣】
- 【真竜】
- 【インフェルノイド】
- 【召喚獣】
- 【メタルフォーゼ】
- 【魔術師】
- 【Kozmo】
「リミットレギュレーション」と「十二獣」
この中で影響を受けたのは、何と言っても「十二獣」でしょう。
《十二獣ドランシア》禁止、《十二獣の会局》禁止、《十二獣モルモラット》制限と、非常に厳しい規制を受けています。
さすがにこれほど規制されては、環境で活躍するのは難しいでしょう。
その他は、「インフェルノイド」が《妖精伝姫-シラユキ》準制限を受けたくらいで、ほとんど影響はなさそうです。
「リミットレギュレーション」と「真竜」
となると、次の環境で活躍するデッキは、おそらく「真竜」でしょう。
次の環境は、他のデッキがいかに「真竜」に食らいつけるかという環境になると思います。
ちなみに、「新マスタールール」環境下で活躍できるデッキもまとめていますので、参考にしてみてください。
→【新環境】『新マスタールール』で使える大会デッキテーマまとめ
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まとめ
いかがだったでしょうか。
ついに2017年4月の「リミットレギュレーション(禁止制限カード)」が判明しましたね。
環境トップの「十二獣」にかなり厳しい規制がかかり、環境がかなり落ち着きそうな気がします。
果たして、次の環境デッキはどのデッキになるのでしょうか。
個人的には、「リミットレギュレーション」「新マスタールール」の影響をほとんど受けていない「真竜」だろうとは思います。
皆さんは、この「リミットレギュレーション」にどのような感想を持ちましたでしょうか。
ぜひコメントで教えてくださいね。
引き続き、遊戯王について記事にしてきます。
それでは、またお会いしましょう。
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