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このパックで登場した《源竜星-ボウテンコウ》を中心としたあるデッキが、最近物議を醸しているようです。
《源竜星-ボウテンコウ》
シンクロ・チューナー・効果モンスター
星5/光属性/幻竜族/攻 0/守2800
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上 自分は「源竜星-ボウテンコウ」を1ターンに1度しか特殊召喚できない。
(1):このカードが特殊召喚に成功した場合に発動できる。 デッキから「竜星」カード1枚を手札に加える。
(2):1ターンに1度、デッキから幻竜族モンスター1体を墓地へ送って発動できる。 このカードのレベルは、墓地へ送ったモンスターと同じになる。
(3):表側表示のこのカードがフィールドから離れた場合に発動できる。 デッキから「竜星」モンスター1体を特殊召喚する。
そのデッキとは、【ボウテンコウ1kill】です。
噂によると、先行1kill率97%という驚異的な数字を出せるとのことです。
今回は、この【ボウテンコウ1kill】についてお話しします。
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ボウテンコウ1killってなぁに?
《TG ハイパー・ライブラリアン》による大量ドローに、《源竜星-ボウテンコウ》の3つの効果を絡め、さらなる展開を目指します。
《TG ハイパー・ライブラリアン/T.G. Hyper Librarian》
シンクロ・効果モンスター(制限カード)
星5/闇属性/魔法使い族/攻2400/守1800
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
(1):このカードがフィールドに存在し、自分または相手が、 このカード以外のSモンスターのS召喚に成功した場合に発動する。 このカードがフィールドに表側表示で存在する場合、 自分はデッキから1枚ドローする。
そして最終的に、《マジックテンペスター》と《ダーク・ダイブ・ボンバー》によってLP8000を削りきる。
これが【ボウテンコウ1kill】です。
《マジックテンペスター/Tempest Magician》
シンクロ・効果モンスター
星6/闇属性/魔法使い族/攻2200/守1400
チューナー+チューナー以外の魔法使い族モンスター1体以上
このカードがシンクロ召喚に成功した時、このカードに魔力カウンターを1つ置く。1ターンに1度、自分の手札を任意の枚数墓地へ送る事で、その枚数分だけ魔力カウンターを自分フィールド上に表側表示で存在するモンスターに置く。また、フィールド上に存在する魔力カウンターを全て取り除く事で、その個数×500ポイントダメージを相手ライフに与える。
《ダーク・ダイブ・ボンバー/Dark Strike Fighter》
シンクロ・効果モンスター
星7/闇属性/機械族/攻2600/守1800
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
「ダーク・ダイブ・ボンバー」の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分メインフェイズ1に自分フィールドのモンスター1体をリリースして発動できる。リリースしたモンスターのレベル×200ダメージを相手に与える。
さて、理屈はわかりましたが、どのような流れで1killするのでしょう。
そして、揃えるべきカードはなんなのでしょうか。
揃えるカードは、スティーラーと5シンクロのみ
揃えるカードは、以下の2枚のみです。
- フィールドに《アクセル・シンクロン》
- 墓地に《レベル・スティーラー》
たったこれだけで、
- 《マジックテンペスター》+魔力カウンター14個(7000ダメージ)
- 《ダーク・ダイブ・ボンバー》(1400ダメージ)
を達成してしまいます。
簡単に揃ってしまいそうな2枚ですね。
では、どのようなデッキレシピなのでしょうか。
2枚を揃えるデッキレシピとは
このデッキでは2枚を揃えるべく大量のアイデアが使われています。
そのデッキレシピがこちらです。
モンスター(25枚)
3 レベル・スティーラー
3 SRベイゴマックス
1 リチュア・ディバイナー
1 終末の騎士
3 ダーク・グレファー
1 共振虫
1 魔竜星-トウテツ
1 光竜星-リフン
1 ジェット・シンクロン
1 SR赤目のダイス
1 DDラミア
1 深海のディーヴァ
3 ユニゾンビ
3 BF-朧影のゴウフウ
1 DD魔導賢者コペルニクス
魔法(18枚)
1 おろかな埋葬
1 増援
3 左腕の代償
3 封印の黄金櫃
1 ワン・フォー・ワン
3 ワンチャン!?
3 地獄門の契約書
3 チキンレース
エクストラデッキ(15枚)
1 TG ハイパー・ライブラリアン
1 マジックテンペスター
1 ダーク・ダイブ・ボンバー
3 輝竜星-ショウフク
3 フォーミュラ・シンクロン
2 たつのこ
1 水晶機巧-クオンダム
1 アクセル・シンクロン
1 源竜星-ボウテンコウ
1 瑚之龍
サイドデッキ(15枚/7種類)
1 D.D.クロウ
2 増殖するG
2 サタンクロース
3 エフェクト・ヴェーラー
2 幽鬼うさぎ
3 システム・ダウン
2 ツインツイスター
デッキレシピを解説
デッキレシピを解説していきます。
デッキ構成としては《アクセルシンクロン》を出すべく、5シンクロを達成するギミックが山ほど使われています。
- 《SR ベイゴマックス》+《SR 赤目のダイス》
- 《地獄門の契約書》 +《DD 魔導賢者コペルニクス》+《DD ラミア》
- 《深海のディーヴァ》+《リチュア・ディバイナー》
- 《BF-朧影のゴウフウ》+《終末の騎士》or《ダーク・グレファー》
- 《ユニゾンビ》
そして、同様に《レベル・スティーラー》のサーチ・墓地落としのギミックも使われています。
- 《封印の黄金櫃》+《共振虫》
- 《ワンチャン》
- 《終末の騎士》、《ダークグレファー》、《おろかな埋葬》
シンクロ召喚を完璧までに使いなした見事な構築だと言えると思います。
最後に、先行1killが成功するまでの流れの動画を紹介して終わりにしたいと思います。
先行1kill成功までの流れ(動画)
動画はTwitter上に上がっていますので、ご覧下さい。
いかがだったでしょうか。
先行1kill率97%の真偽はわかりませんが、とてつもないデッキが現れてしまいましたね。
実際のデュエルでは《DDクロウ》《幽鬼うさぎ》《エフェクト・ヴェーラー》などの手札誘発や、後攻時の罠カードによって成功率は下がるでしょうが、無視できない存在と言えそうです。
大会に出る方はこのデッキの存在を頭の中に入れておくと良さそうです。