【真竜】デッキの対策カードをまとめるページです。
「真竜」は、「マキシマムクライシス」で本格始動した高レベルのテーマです。
現在、「Kozmo」「恐竜族」「召喚獣」「WW」など様々なデッキと組み合わされ、多くの大会で優勝を果たしています。
そこで今回は、【真竜】デッキの対策カードをまとめてみました。
【真竜皇】【アドバンス真竜】デッキの弱点を考察し、それぞれの対策カード・メタカードについて解説しています。
サイドデッキの「真竜」対策の参考にしてみてください。
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「真竜」のおさらい
【真竜】デッキの対策を考えるために、まず、「真竜」のおさらいをしましょう。
「真竜」は破壊とアドバンス召喚を活用するテーマです。
「真竜」モンスターには大きく、破壊されると効果が発動する「真竜皇」と、永続魔法・罠をリリースできる「アドバンス真竜」の2種類がいます。
そして、展開の起点はフィールド魔法《ドラゴニックD》です。
また、「真竜」永続・魔法は破壊されると、それぞれ魔法・罠、モンスターを破壊できます。
現在、「十二獣」と組み合わされることが多いようです。
「真竜」については、こちらで詳しくまとめています。
→【真竜まとめ】「真竜」効果一覧、デッキ構築、対策を全て解説!
これらを踏まえて、「真竜皇」「アドバンス真竜」それぞれの弱点を考えていきます。
「真竜皇」の弱点
「真竜皇」は、レベル9・幻竜族で統一されたモンスターです。
4つの属性を持つ、4体の「真竜皇(凰)」が登場しています。
「真竜皇」は、手札・フィールドのモンスターを2体破壊することで特殊召喚でき、また破壊された時に効果が発動できます。
基本的な動きは、《ドラゴニックD》「真竜皇」で「真竜皇」を破壊し、フィールドに「真竜皇」を2体並べます。
そして、ランク9《真竜皇V.F.D.(ビースト)》のエクシーズ召喚を狙います。
そのため、「真竜皇」を破壊するカードが必要であり、また破壊された後は墓地に送られる必要があります。
また、特殊召喚が多く、属性がバラバラなことも弱点と言えます。
◆ 「真竜皇」の弱点
- 破壊するカードが必要
- 破壊され墓地に送られる必要がある
- 特殊召喚が多い
- 属性がバラバラ
「アドバンス真竜」の弱点
「アドバンス真竜」は、レベル5,6,8,9の幻竜族モンスターです。
5つの属性を持ち、アドバンス召喚の際、永続魔法・永続罠をリリースできるのが特徴です。
基本的な動きは、《ドラゴニックD》で「真竜」カードをサーチしつつ、《真竜拳士ダイナマイトK》をアドバンス召喚します。
《真竜拳士ダイナマイトK》の効果を発動させ、《真竜皇の復活》を発動、相手ターンに《真竜剣皇マスターP》をアドバンス召喚します。
そのため、サーチカード《ドラゴニックD》が重要であり、アドバンス召喚が必須です。
また、召喚権を使う以上、アドバンス召喚を無効化されると非常に痛いです。
◆ 「アドバンス真竜」の弱点
- 《ドラゴニックD》が重要
- アドバンス召喚が必須
- アドバンス召喚を無効化されると痛い
それでは、具体的にどのような対策カードが有効なのでしょうか。
次は【真竜皇】【アドバンス真竜】デッキそれぞれの対策カードを紹介します。
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【真竜皇】【アドバンス真竜】デッキ共通の対策カード
まずは、【真竜皇】【アドバンス真竜】デッキ共通の対策カードです。
- 《幽鬼うさぎ》
- 《灰流うらら》
- 《スカル・マイスター》
- 《M・HERO ダーク・ロウ》
- 《深淵に潜む者》
- 《コズミックサイクロン》
- 《マクロコスモス》
- 《醒めない悪夢》
それぞれ、簡単に解説していきます。
《幽鬼うさぎ》
《幽鬼うさぎ》
チューナー・効果モンスター
星3/光属性/サイキック族/攻 0/守1800
「幽鬼うさぎ」の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):フィールドのモンスターの効果が発動した時、またはフィールドの既に表側表示で存在している魔法・罠カードの効果が発動した時、自分の手札・フィールドのこのカードを墓地へ送って発動できる。フィールドのそのカードを破壊する。
手札誘発モンスターです。
フィールドで発動したモンスター・魔法・罠カードを破壊できます。
「真竜」の展開起点である《ドラゴニックD》を破壊することができ、展開を遅らせることができます。
また、同時に採用される「十二獣」の展開起点である《十二獣の会局》も破壊できます。
非常に高いカードですが、【真竜】対策としては効果的です。
《灰流うらら》
《灰流うらら》(はるうらら)
効果・チューナー
レベル3/ 炎属性/ アンデッド族/ 攻 0/ 守 1800
「灰流うらら」の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:以下のいずれかの効果を含む魔法・罠・モンスターの効果が発動した時、このカードを手札から捨てて発動できる。その効果を無効にする。この効果は相手ターンでも発動できる。
●デッキからカードを手札にを加える効果
●デッキからモンスターを特殊召喚する効果
●デッキからカードを墓地へ送る効果
手札誘発モンスターです。
デッキからカードを「手札に加える」「特殊召喚する」「墓地へ送る」効果を持つモンスター・魔法・罠の効果を無効にできます。
《幽鬼うさぎ》同様、「真竜」「十二獣」の展開起点である《ドラゴニックD》《十二獣の会局》を無効にすることができます。
その他、様々なサーチ・特殊召喚が無効にできますので、腐ることは全くないでしょう。
ただ、無効にするだけで破壊しない点は注意が必要です。
こちらも《幽鬼うさぎ》同様非常に高いですが、【真竜】対策としては入れておきたいカードです。
《灰流うらら》については、こちらで詳しく解説しています。
→《灰流うらら(はるうらら)》は全環境デッキのメタカード!?
《スカル・マイスター》
《スカル・マイスター/Skull Meister》
効果モンスター
星4/闇属性/悪魔族/攻1700/守 400
相手の墓地で魔法・罠・効果モンスターの効果が発動した時、 このカードを手札から墓地へ送る事で、その効果を無効にする。 この効果は相手ターンでも発動する事ができる。
墓地で発動した魔法・罠・モンスター効果を無効にできる手札誘発モンスターです。
「真竜」魔法・罠の墓地効果を無効にすることができ、「真竜」対策になります。
全デッキに採用できる手札誘発として注目されています。
→『真竜』対策:《スカルマイスター》がサイドデッキ採用率アップ!?
《M・HERO ダーク・ロウ》
《M・HERO ダーク・ロウ/Masked HERO Dark Law》
融合・効果モンスター
星6/闇属性/戦士族/攻2400/守1800
このカードは「マスク・チェンジ」の効果でのみ特殊召喚できる。
(1):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、 相手の墓地へ送られるカードは墓地へは行かず除外される。
(2):1ターンに1度、相手がドローフェイズ以外で デッキからカードを手札に加えた場合に発動できる。 相手の手札をランダムに1枚選んで除外する。
《マスク・チェンジ》で特殊召喚できる「M・HERO」です。
相手の墓地に送られるカードが全て除外されるようになります。
「真竜皇」「アドバンス真竜」ともに、墓地に送られることで効果が発動しますので、それらの効果を全て封じることができ、「真竜」対策になります。
闇属性モンスターさえ採用していれば、《マスク・チェンジ・セカンド》で簡単に出張できます。
《深淵に潜む者》
《深淵に潜む者/Abyss Dweller》
エクシーズ・効果モンスター
ランク4/水属性/海竜族/攻1700/守1400
レベル4モンスター×2
このカードが水属性モンスターをエクシーズ素材として持っている場合、自分フィールド上の水属性モンスターの攻撃力は500ポイントアップする。また、1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除いて発動できる。このターン、相手の墓地で発動する魔法・罠・効果モンスターの効果は発動できない。この効果は相手ターンでも発動できる。
素材指定なしランク4エクシーズです。
墓地の魔法・罠・モンスター効果の発動を封じる、フリーチェーンの効果を持ちます。
「真竜」モンスター・魔法・罠は墓地に送られてた時に発動しますので、「墓地で発動」することになります。
そのため、《深淵に潜む者》で「真竜」カードの墓地効果の発動を封じることができ、「真竜」対策になります。
素材指定がありませんので、「十二獣」を始めとする様々なランク4デッキに採用できます。
現在多くのデッキに採用されている「真竜」対策モンスターです。
→「真竜」デッキ対策:《深淵に潜む者》がメタカード!さらに値上がり!
《コズミックサイクロン》
《コズミック・サイクロン/Cosmic Cyclone》
速攻魔法
(1):1000LPを払い、フィールドの魔法・罠カード1枚を対象として発動できる。そのカードを除外する。
魔法・罠カードを除外できる速攻魔法です。
破壊されると発動する「真竜」永続魔法・罠の効果を封じつつ除去することができ、「真竜」対策になります。
もちろん、「真竜」「十二獣」の展開起点である《ドラゴニックD》《十二獣の会局》も除去できます。
「真竜」デッキ以外の対策にもなり、最近採用率が上がっています。
→《コズミック・サイクロン》ついに高騰!この流れはもう止まらない!
《マクロコスモス》
《マクロコスモス/Macro Cosmos》
永続罠
このカードの発動時に、手札・デッキから「原始太陽ヘリオス」1体を特殊召喚できる。また、このカードがフィールド上に存在する限り、墓地へ送られるカードは墓地へは行かずゲームから除外される。
墓地へ送られるカードを全て除外する永続罠です。
「真竜」モンスター・魔法・罠の破壊された時の効果を全て封じることができ、「真竜」対策になります。
メタカードとしてはかなりの力を持つのですが、採用できるデッキ自体が少ないです。
《醒めない悪夢》
《醒めない悪夢》
永続罠
「醒めない悪夢」の効果は同一チェーン上では1度しか発動できない。
(1):1000LPを払い、フィールドの表側表示の魔法・罠カード1枚を対象としてこの効果を発動できる。 そのカードを破壊する。
1000LP払うごとに、表側魔法・罠カードを破壊できる永続罠カードです。
「真竜」の起点である《ドラゴニックD》を破壊でき、「真竜」永続魔法・永続罠・《十二獣の会局》などことごとく破壊でき、対策カードとして活躍します。
「真竜」永続魔法を破壊してしまうと、このカードが破壊されてしまいますが、2枚ほど破壊できれば十分でしょう。
《醒めない悪夢》については、こちらで解説しています。
→《醒めない悪夢》考察!『魔術師』『真竜』をメタれる万能罠カード!?
【真竜皇】デッキの対策カード
次の【真竜皇】デッキの対策カードはこちらのカードです。
- 《増殖するG》
- 《異次元グランド》
- 《ソウルドレイン》
- 《御前試合》
それぞれ解説していきます。
《増殖するG》
《増殖するG/Maxx "C"》
効果モンスター
星2/地属性/昆虫族/攻 500/守 200
「増殖するG」の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できず、 相手ターンでも発動できる。
(1):このカードを手札から墓地へ送って発動できる。 このターン、以下の効果を適用する。
●相手がモンスターの特殊召喚に成功する度に、 自分はデッキから1枚ドローしなければならない。
手札から捨てることで、そのターン相手が特殊召喚するたびに1ドローするカードです。
「真竜皇」は非常に特殊召喚が多く、途中で特殊召喚を止めてしまうと中途半端な盤面となってしまいます。
そのため、《増殖するG》はなかなか効果的な対策カードです。
ただ、「アドバンス真竜」にはあまり効果がありません。
《異次元グランド》
《異次元グランド/Different Dimension Ground》
通常罠
このターン、墓地へ送られるモンスターは墓地へは行かずゲームから除外される。
発動ターン、墓地に送られるモンスターを除外する罠カードです。
「真竜皇」モンスターは、破壊され墓地に送られることで効果を発動できます。
そのため、《異次元グランド》を発動しておけば展開を1ターン止めることができ、「真竜」対策になります。
ただ、こちらも「アドバンス真竜」にはあまり効果がありません。
《ソウルドレイン》
《ソウルドレイン/Soul Drain》
永続罠
1000ライフポイントを払って発動できる。 このカードがフィールド上に存在する限り、 ゲームから除外されているモンスターの効果及び 墓地に存在するモンスターの効果は発動できない。
墓地・除外ゾーンのモンスター効果を発動できなくなる永続罠カードです。
《異次元グランド》同様、墓地で発動する「真竜皇」の効果を封じることができます。
永続罠なため、長期にわたって封じ続けるため対策になりますが、破壊されると効果がなくなりますので、《異次元グランド》とは一長一短です。
《御前試合》
《御前試合/Gozen Match》
永続罠
(1):このカードが魔法&罠ゾーンに存在する限り、 お互いのフィールドにそれぞれ1種類の属性のモンスターしか表側表示で存在できない。 お互いのプレイヤーは自身のフィールドの表側表示モンスターの属性が 2種類以上の場合には1種類になるように墓地へ送らなければならない。
互いのフィールドに同じ属性しか存在できなくなる永続罠カードです。
「真竜皇」は属性が分かれており、《御前試合》があればほとんど展開ができなくなります。
「アドバンス真竜」に対してもある程度の対策効果があります。
【アドバンス真竜】デッキの対策カード
次の【アドバンス真竜】デッキの対策カードはこちらのカードです。
- 《ファイヤーハンド》《アイスハンド》
- 《霧の王》
- 《我が身を盾に》
- 《アンデットワールド》
- 《生贄封じの仮面》
- 《神の警告》
- 《神の宣告》
こちらもそれぞれ解説していきます。
《ファイヤーハンド》《アイスハンド》
《ファイヤー・ハンド/Fire Hand》
効果モンスター
星4/炎属性/炎族/攻1600/守1000
(1):このカードが相手によって破壊され墓地へ送られた時、 相手フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。 その相手モンスターを破壊する。 その後、デッキから「アイス・ハンド」1体を特殊召喚できる。
《アイス・ハンド/Ice Hand》
効果モンスター
星4/水属性/水族/攻1400/守1600
(1):このカードが相手によって破壊され墓地へ送られた時、 相手フィールドの魔法・罠カード1枚を対象として発動できる。 その相手の魔法・罠カードを破壊する。 その後、デッキから「ファイヤー・ハンド」1体を特殊召喚できる。
《ファイヤーハンド》《アイスハンド》は、戦闘・効果破壊されるとモンスターor魔法・罠を破壊し、対の「ハンド」をリクルートするモンスターです。
レベル5・6「真竜」のサーチ効果はダメージステップに発動できないため、「ハンド」モンスターを使うことで、効果を発動させることなく除去ができます。
また、「真竜」は《ドラゴニックD》など魔法・罠がフィールドに多いので、連続破壊の対象にも困りません。
最近流行りの「真竜」対策カードです。
《霧の王》
《霧の王/Fog King》
効果モンスター
星7/水属性/魔法使い族/攻 0/守 0
このカードを召喚する場合、生け贄1体 または生け贄なしで召喚する事ができる。 このカードの攻撃力は、生け贄召喚時に生け贄に捧げた モンスターの元々の攻撃力を合計した数値になる。 このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、 いかなる場合による生け贄も行う事ができなくなる。
リリースなしで召喚でき、互いのリリースを封じるモンスターです。
「アドバンス真竜」はアドバンス召喚を主体として行うデッキですので、その召喚を封じることができ、「真竜」対策になります。
ただ、攻撃力が低いので、ともに採用されている《バオバブーン》「十二獣」から守ってやる必要があります。
《我が身を盾に》
《我が身を盾に/My Body as a Shield》
速攻魔法
1500ライフポイントを払って発動する。 相手が発動した「フィールド上のモンスターを破壊する効果」を持つカードの発動を無効にし破壊する。
「フィールドのモンスターを破壊する効果」を持つカードを無効・破壊する速攻魔法カードです。
モンスター・永続罠をリリースした《真竜剣皇マスターP》の破壊効果を無効にし、破壊することができます。
また、ともに採用されている《十二獣ドランシア》も無効・破壊でき、後攻に役立つ対策カードです。
さらに、条件次第では相手の《ドラゴニックD》も破壊することができます。
最近採用率が上がっている「真竜」対策カードです。
→「真竜」デッキ対策:《我が身を盾に》の採用率が上がった理由とは?
《アンデットワールド》
《アンデットワールド/Zombie World》
フィールド魔法
このカードがフィールド上に存在する限り、 フィールド上及び墓地に存在する 全てのモンスターをアンデット族として扱う。 また、このカードがフィールド上に存在する限り、 アンデット族以外のモンスターのアドバンス召喚をする事はできない。
アンデット族以外のアドバンス召喚を封じるフィールド魔法です。
「真竜」のアドバンス召喚を封じることができ、「真竜」対策になります。
また、フィールド魔法なため《テラ・フォーミング》《盆回し》でサーチが可能です。
《生贄封じの仮面》
《生贄封じの仮面/Mask of Restrict》
永続罠
このカードがフィールド上に存在する限り、お互いのプレイヤーはカードをリリースできない。
いかなるリリースを封じる永続罠カードです。
「アドバンス真竜」のリリースを封じることができます。
【真竜】の切り札《真竜剣聖マスターP》を召喚させませんので、相手の決め手を削ぐことができ、「真竜」対策になります。
ただ、「真竜」永続魔法の破壊された時の効果や、《十二獣ドランシア》によって破壊されますので、発動タイミングを見極める必要がありそうです。
《手違い》
《手違い/Mistake》
永続罠
このカードがフィールド上に存在する限り、 お互いにドロー以外の方法でデッキからカードを手札に加える事はできない。
《手違い》は、互いにデッキからのサーチができなくなる永続罠カードです。
「真竜」は《ドラゴニックD》《真竜拳士ダイナマイトK》《真竜凰マリアムネ》などサーチが非常に多いです。
「真竜」は準備に必要なカードが多いため、《手違い》を発動しておけば、序盤の展開をかなり遅らせることができ、「真竜」対策になります。
《神の警告》
《神の警告/Solemn Warning》
カウンター罠(制限カード)
(1):2000LPを払って以下の効果を発動できる。
●モンスターを特殊召喚する効果を含む、 モンスターの効果・魔法・罠カードが発動した時に発動できる。 その発動を無効にし破壊する。
●自分または相手がモンスターを召喚・反転召喚・特殊召喚する際に発動できる。 それを無効にし、そのモンスターを破壊する。
モンスターの召喚・反転召喚・特殊召喚を無効にし破壊するカウンター罠です。
「アドバンス真竜」は召喚権を使ってアドバンス召喚しますので、《神の警告》で召喚を無効にするとかなり効果的です。
多くのデッキに採用できる「真竜」対策カードと言えます。
また、永続罠をリリースした《真竜剣皇マスターP》は《神の警告》で召喚無効にすることができます。
→《真竜剣皇マスターP》の召喚を《神の警告》で無効にできる?
《神の宣告》
《神の宣告/Solemn Judgment》
カウンター罠(制限カード)
(1):LPを半分払って以下の効果を発動できる。
●魔法・罠カードが発動した時に発動できる。 その発動を無効にし破壊する。
●自分または相手がモンスターを召喚・反転召喚・特殊召喚する際に発動できる。 それを無効にし、そのモンスターを破壊する。
魔法・罠の発動、モンスターの召喚・反転召喚・特殊召喚を無効にし破壊するカウンター罠です。
《神の警告》同様、「真竜」のアドバンス召喚を無効にすることができ、対策カードとなります。
《昇天の角笛》
《昇天の角笛/Horn of Heaven》
カウンター罠
自分フィールド上に存在するモンスター1体をリリースして発動する。 モンスターの召喚・反転召喚・特殊召喚を無効にし破壊する。
《昇天の角笛》は、自分フィールドのモンスターをリリースし、召喚・反転召喚・特殊召喚を無効にし破壊するカウンター罠です。
《神の宣告》《神の通告》同様、「真竜」のアドバンス召喚を無効にでき、対策カードとして活躍します。
【真竜】ミラーマッチの対策カード
最後に、【真竜】同士のミラーマッチの対策カードです。
- 《グレイドル・イーグル》
- 《No.77 ザ・セブン・シンズ》
- 《洗脳 ブレイン・コントロール》
- 《インターセプト》
それぞれ解説していきます。
《グレイドル・イーグル》
《グレイドル・イーグル/Graydle Eagle》
効果モンスター
星3/水属性/水族/攻1500/守 500
(1):自分のモンスターゾーンのこのカードが 戦闘またはモンスターの効果で破壊され墓地へ送られた場合、 相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。 このカードを装備カード扱いとしてその相手モンスターに装備する。
(2):このカードの効果でこのカードが装備されている場合、 装備モンスターのコントロールを得る。 このカードがフィールドから離れた時に装備モンスターは破壊される。
《グレイドル・イーグル》は、戦闘・効果で破壊されると相手モンスターに装備し、そのモンスターのコントロールを得る「グレイドル」モンスターです。
装備状態の「グレイドル」モンスターは魔法カードとして扱いますので、魔法耐性のない《真竜剣皇マスターP》のコントロールを得ることができ、「真竜」の対策となります。
《No.77 ザ・セブン・シンズ》
《No.77 ザ・セブン・シンズ/Number 77: The Seven Sins》
エクシーズ・効果モンスター
ランク12/闇属性/悪魔族/攻4000/守3000
レベル12モンスター×2
このカードは自分フィールドのランク10・11の闇属性Xモンスターの上に重ねてX召喚する事もできる。
この方法で特殊召喚したターン、このカードの(1)の効果は発動できない。
(1):1ターンに1度、このカードのX素材を2つ取り除いて発動できる。相手フィールドの特殊召喚されたモンスターを全て除外し、除外したモンスターの中から1体を選んでこのカードの下に重ねてX素材とする。
(2):フィールドのこのカードが戦闘・効果で破壊される場合、代わりにこのカードのX素材を1つ取り除く事ができる。
ランク12エクシーズモンスターです。
《No.84 ペイン・ゲイナー》を仲介することで、闇属性ランク8,9,10エクシーズに重ねてX召喚できます。
攻撃力が4000あり、破壊耐性を持つことから、除外・バウンスの手段を持たない【真竜】デッキでは突破が困難です。
【真竜】デッキのミラーマッチでも活躍でき、《真竜皇V.F.D.》に重ねてX召喚できます。
《No.77 ザ・セブン・シンズ》については、こちらで解説しています。
→「真竜」ミラー対策:《No.77 ザ・セブン・シンズ》が除去できない!?
《洗脳-ブレインコントロール》
《洗脳-ブレインコントロール/Brain Control》
通常魔法(準制限カード)
(1):800LPを払い、相手フィールドの通常召喚可能な表側表示モンスター1体を対象として発動できる。 その表側表示モンスターのコントロールをエンドフェイズまで得る。
《洗脳-ブレインコントロール》は、通常召喚可能な相手モンスターのコントロールを得る魔法カードです。
アドバンス召喚した「真竜」カードのコントロールを得ることができるため、「真竜」対策として役立ちます。
《真竜剣皇マスターP》は魔法耐性を持っていないことが多く、コントロールを奪える機会も多いでしょう。
コントロールを奪った後は、《真竜剣皇マスターP》の効果で自壊させれば良いです。
《インターセプト》
《インターセプト/Intercept》
カウンター罠
モンスター1体のリリースを必要とする モンスターの召喚に成功した時に発動する事ができる。 そのモンスター1体のコントロールを得る。
モンスター1体をリリースしアドバンス召喚したモンスターのコントールを得るカウンター罠です。
「アドバンス真竜」の《真竜拳士ダイナマイトK》《真竜導師マジェスティM》のコントロールを得ることができれば、効果で「真竜」カードをサーチしていくことができます。
(追記)
最近、「真竜」を徹底的にメタった【十二獣】デッキが大会で結果を残しているようです。
→『十二獣』デッキ:新制限・新ルール大会で優勝!《マクロコスモス》!?
→『真竜』徹底対策デッキ『永続十二獣』がYoutubeで話題!?
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まとめ
いかがだったでしょうか。
【真竜】デッキの弱点を解説し、対策カードをまとめました。
ひとえに「真竜」と言っても、「真竜皇」「アドバンス真竜」があり、それぞれ対策カードが異なります。
また、「真竜」は「十二獣」と組み合わされることが多い為、さらに対策が難しくなっています。
「真竜」の対策カードをまとめましたので、ガンガン「真竜」をメタってください。
引き続き、「真竜」について記事にしていきます。
それでは、またお会いしましょう。
「真竜」については、こちらの記事もオススメです。