2017年4月15日、「コード・オブ・ザ・デュエリスト(CODE OF THE DUELIST)」が発売されます。
その「コードオブザデュエリスト」には、遊戯王VRAINS(ヴレインズ)の主人公「藤木遊作」が使用する《ファイアウォール・ドラゴン》が収録されます。
《ファイアウォール・ドラゴン》はどのようなモンスターで、どのような効果を持つのでしょうか。
今回は、《ファイアウォール・ドラゴン》を解説・考察していきたいと思います。
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《ファイアウォール・ドラゴン》を解説・考察
《ファイアウォール・ドラゴン》
リンクモンスター
光属性 サイバース族 ATK 2500/LINK-4
モンスター2体以上
(1):このカードがフィールドに表側表示で存在する限り1度だけ、このカードと相互リンクしているモンスターの数まで、自分または相手の、フィールド・墓地のモンスターを対象として発動できる。そのモンスターを持ち主の手札に戻す。この効果は相手ターンでも発動できる。
(2):このカードのリンク先のモンスターが、戦闘で破壊された場合、または墓地へ送られた場合に発動できる。手札からモンスター1体を特殊召喚する。
「コード・オブ・ザ・デュエリスト」に収録されるサイバース族リンクモンスターです。
カード名にPCのセキュリティで名高い「ファイアウォール」が入っています。「ファイヤーウォール・ドラゴン」ではありませんので、ご注意ください。
《ファイアウォール・ドラゴン》は、LINKは4と多めですが素材指定は全くなく、モンスター数も2体以上と意外とリンク召喚しやすそうです。
効果としては、①:表側表示で存在する限り1度だけ、相互リンクのモンスターの数まで、自分・相手のフィールド・墓地のカードを手札に戻す誘発即時効果と、②:リンク先のモンスターが戦闘で破壊or墓地に送られた時、手札からモンスターを特殊召喚する効果、の2つを持ちます。
それでは、2つの効果と、リンク召喚方法について解説・考察していきます。
《ファイアウォール・ドラゴン》効果①:相互リンクでバウンス
(1):このカードがフィールドに表側表示で存在する限り1度だけ、このカードと相互リンクしているモンスターの数まで、自分または相手の、フィールド・墓地のモンスターを対象として発動できる。そのモンスターを持ち主の手札に戻す。この効果は相手ターンでも発動できる。
新たに「相互リンク」という用語が登場しています。
「相互リンク」とはおそらく「リンクモンスター」同士の「リンクマーカー」が互いを向いている状態をさすと思われます。
そのため、《ファイアウォール・ドラゴン》の①の効果を活用するためには、狙って「相互リンク」を生み出す必要があります。
一番作りやすい「相互リンク」状態は、おそらく《リンク・スパイダー》だと思います。
《リンク・スパイダー》
リンクモンスター
地属性/ サイバース族/ ATK 1000 LINK-1 下
通常モンスター1体
①:1ターンに1度、自分メインフェイズに発動できる。手札からレベル4以下の通常モンスター1体をこのカードのリンク先に特殊召喚する。
《リンク・スパイダー》は通常モンスター1体でリンク召喚でき、「下」のリンクマーカーを持ちます。
《リンク・スパイダー》をエクストラモンスターゾーンに置き、その下に《ファイアウォール・ドラゴン》を置けば、「相互リンク」状態が成立します。
この「相互リンク」状態で発動できるバウンス効果は適用範囲が広く、相手の展開を広く妨害することができます。
相手の展開を妨害する「リンクモンスター」はまだまだ多くないため、最終盤面で目指すべき「リンクモンスター」だと思います。
《ファイアウォール・ドラゴン》効果②:リンク先墓地で特殊召喚
(2):このカードのリンク先のモンスターが、戦闘で破壊された場合、または墓地へ送られた場合に発動できる。手札からモンスター1体を特殊召喚する。
リンク先のモンスターが墓地に送られれば発動できますので、「メタルフォーゼ」や《ドラゴニックD》で容易に発動条件を満たすことができます。
特殊召喚できるモンスターにはレベル・種族などの制限もありませんので、さらなるリンク召喚につなげることができそうです。
《ファイアウォール・ドラゴン》リンク召喚方法
LINK-4 モンスター2体以上
リンク素材に条件はありませんが、LINKが4と多いため、「リンク召喚」には工夫が必要です。
《スケープ・ゴート》《ダンディライオン》《幻銃士》などのトークンを利用すると、「リンク召喚」に大きく近づきます。
《マスマティシャン》を召喚し《ダンディライオン》を墓地に遅れば、モンスターが3体になりますし、「リンク召喚」するだけであれば難しくはなさそうです。
「リンク召喚」に使える「トークン」についてはこちらの記事がオススメです。
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まとめ
いかがだったでしょうか。
藤木遊作の主力リンクモンスター《ファイアウォール・ドラゴン》を解説・考察してみました。
リンクは4と多めですが、素材指定がなく、「リンク召喚」が意外と狙いやすいリンクモンスターです。
相手の展開を妨害する効果も持っており、積極的に狙っていきたい「リンクモンスター」だと思います。
皆さんは、《ファイアウォール・ドラゴン》にどのような感想をお持ちでしょうか。
ぜひ、コメントで教えてくださいね。
引き続き、「コード・オブ・ザ・デュエリスト」に収録されているカードについて記事にしていきます。
それでは、またお会いしましょう。
「コード・オブ・ザ・デュエリスト」については、こちらの記事もオススメです。