遊戯王VRAINS(ヴレインズ)が始まり、「新マスタールール」「リンク召喚」が公開されました。
そして、新カテゴリ「リンクモンスター」が登場しました。
今回は、各「リンクモンスター」の属性・種族・リンク数・リンクマーカー・素材指定・効果などをまとめて解説していきます。
ぜひデッキ構築の参考にしてください。
もくじ
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「リンクモンスター」まとめてみました
現在判明している「リンクモンスター」はこちらです。
リンク毎に分類しています。
◆ リンク1
- 《リンク・スパイダー》
- 《星杯竜イムドゥーク》
- 《リンク・ディサイプル》
◆ リンク2
- 《プロキシー・ドラゴン》
- 《バイナル・ソーサレス》
- 《ミセス・レディエント》
- 《ハニーボット》
- 《星杯神楽イヴ》
- 《星杯剣士アウラム》
- 《トリックスター・ホーリーエンジェル》
◆ リンク3
- 《電影の騎士ガイアセイバー》
- 《トライゲート・ウィザード》
- 《デコード・トーカー》
- 《星杯戦士ニンギルス》
- 《剛鬼ザ・グレート・オーガ》
◆ リンク4
- 《ファイアウォール・ドラゴン》
- 《トポロジック・ボマー・ドラゴン》
◆ リンク5
- なし
それぞれ、簡単に効果・リンクマーカー・リンク素材指定などをリンク数毎に解説していきます。
リンク1
現在判明しているリンク1モンスターはこちらです。
- 《リンク・スパイダー》
- 《星杯竜イムドゥーク》
- 《リンク・ディサイプル》
《リンク・スパイダー》
《リンク・スパイダー》
リンクモンスター
地属性/ サイバース族/ ATK 1000 LINK-1 下
通常モンスター1体
①:1ターンに1度、自分メインフェイズに発動できる。手札からレベル4以下の通常モンスター1体をこのカードのリンク先に特殊召喚する。
リンク1と、1体で特殊召喚できるリンクモンスターです。
ただ素材指定に通常モンスターを指定しており、採用できるデッキは限られます。
また、リンクモンスターではありますが、リンク先が1つしかなく、実質エクストラモンスターゾーンが増えません。
通常モンスターを活用するデッキならば、1つ目のリンクモンスターとしては活躍の機会がありそうなカードです。
《星杯竜イムドゥーク》
《星杯竜イムドゥーク》
ドラゴン族 リンク 効果 水 LINK-1 ATK 800
トークン以外の通常モンスター1体
①:このカードがモンスターゾーンに存在する限り、自分は通常召喚に加えて1度だけ、自分メインフェイズに「星杯」モンスター1体を召喚できる。
②:このカードがこのカードのリンク先の相手モンスターと戦闘を行うダメージステップ開始時に発動できる。その相手モンスターを破壊する。
③:このカードがフィールドから墓地へ送られた場合に発動できる。 手札から「星杯」モンスター1体を特殊召喚する。
《リンク・スパイダー》同様、通常モンスターからリンク召喚できますが、トークンは素材にできません。
上のリンクマーカーが活用できそうです。
《リンク・ディサイプル》
《リンク・ディサイプル》
リンク・効果モンスター
リンク1/光属性/サイバース族/攻 500 【リンクマーカー:下】
レベル4以下のサイバース族モンスター1体
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードのリンク先のモンスター1体をリリースして発動できる。 自分はデッキから1枚ドローし、その後手札を1枚選んでデッキの一番下に戻す。
Vジャンプ2017年7月号に付属するリンク1モンスターです。
今の所、ステータス・効果ともに不明です。
リンク2
現在判明しているリンク2モンスターはこちらです。
- 《プロキシー・ドラゴン》
- 《バイナル・ソーサレス》
- 《ミセス・レディエント》
- 《ハニーボット》
- 《星杯神楽イヴ》
- 《星杯剣士アウラム》
- 《トリックスター・ホーリーエンジェル》
《プロキシー・ドラゴン》
《プロキシー・ドラゴン/Proxy Dragon》
リンク・効果モンスター
リンク2/光属性/サイバース族/攻1400 【リンクマーカー:左/右】
モンスター2体
(1):自分フィールドのカードが戦闘・効果で破壊される場合、 代わりにこのカードのリンク先の自分のモンスター1体を破壊できる。
素材指定が全くないリンク2モンスターです。
自分のカードを守る効果ももっており、かなり使い勝手が良いリンクモンスターと言えます。
《バイナル・ソーサレス》
《バイナル・ソーサレス》
リンク・効果モンスター
リンク2/地属性/サイバース族/攻1600 【リンクマーカー:左/右】
トークン以外のモンスター2体
(1):このカードと相互リンクしているモンスターの数によって以下の効果を得る。
●1体以上:このカードと相互リンクしているモンスターが 相手モンスターとの戦闘で相手に戦闘ダメージを与えた時に発動できる。 その数値分だけ自分のLPを回復する。
●2体:1ターンに1度、自分フィールドの表側表示モンスター2体を対象として発動できる。 ターン終了時まで、そのモンスター2体の内1体の攻撃力を半分にし、 その数値分もう1体の攻撃力をアップする。 この効果は相手ターンでも発動できる。
相互リンクの数だけ効果を得るリンク2モンスターです。
相互リンクを2つ達成しても効果はイマイチなので、《プロキシー・ドラゴン》の方が使い勝手が良さそうです。
《ミセス・レディエント》
《ミセス・レディエント》
リンク・効果モンスター
リンク2/地属性/獣族/攻1400 【リンクマーカー:左下/右下】
地属性モンスター2体
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、 フィールドの地属性モンスターの攻撃力・守備力は500アップし、 風属性モンスターの攻撃力・守備力は400ダウンする。
(2):このカードが戦闘・効果で破壊された場合、 自分の墓地の地属性モンスター1体を対象として発動できる。 そのモンスターを手札に加える。
素材に地属性指定がありますが、地属性には「十二獣」を始め、《ゴブリンドバーグ》《レスキューキャット》《レスキューラビット》《グローアップ・バルブ》など強力なモンスターが多く、構築を少し工夫すれば難なく出すことができるはずです。
また、破壊されても墓地の地属性モンスターを手札に加えることができますので、アドも失いにくいです。
リンク数が2と少なく、リンクマーカーが2つありますので、リンク先を確保するのに有用なリンクモンスターでしょう。
【リンク召喚】デッキでは、最も活用していく「リンクモンスター」だと思います。
《星杯神楽イヴ》
《星杯神楽イヴ》
リンク・効果モンスター
リンク2/水属性/魔法使い族/攻1800 【リンクマーカー:左/右】
種族と属性が異なるモンスター2体
(1):リンク状態のこのカードは戦闘・効果では破壊されず、相手の効果の対象にならない。
(2):このカードのリンク先のモンスターが効果で破壊される場合、 代わりにこのカードを墓地へ送る事ができる。
(3):このカードがフィールドから墓地へ送られた場合に発動できる。 手札から「星杯」モンスター1体を特殊召喚する。
「星杯」リンク2モンスターです。
素材に「種族・属性が異なるモンスター」を指定しているので、使えるデッキは少々限られます。
《プロキシー・ドラゴン》よりモンスターの身代わり効果が使いやすいです。
《ハニーボット》
《ハニーボット》
リンク・効果モンスター
リンク2/光属性/サイバース族/攻1900【リンクマーカー:左/右】
サイバース族モンスター2体
(1):このカードのリンク先のモンスターは効果の対象にならず、戦闘では破壊されない。
リンクが2と少なく、リンクマーカーが左右にあるため、2つ目のリンクとして活躍します。
効果としては、リンク先のモンスターが効果対象にならず、戦闘で破壊されなくなります。
ちなみに《ハニーボット》を隣に並べれば、互いに守り合いなかなかの防御布陣が作れます。
素材指定がありますので、【サイバース族】デッキで採用できそうです。
《星杯剣士アウラム》
《星杯剣士アウラム》
リンク・効果モンスター
リンク2/炎属性/サイバース族/攻2000 【リンクマーカー:左下/右下】
「星杯」モンスター×2
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードの攻撃力は、自分の墓地の「星遺物」モンスターの種類×300アップする。
(2):このカードのリンク先の自分の「星杯」モンスター1体をリリースし、 そのモンスター以外の自分の墓地のモンスター1体を対象として発動できる。 そのモンスターをこのカードのリンク先となる自分フィールドに特殊召喚する。
(3):このカードがフィールドから墓地へ送られた場合に発動できる。 手札から「星杯」モンスター1体を特殊召喚する。
「星杯」2体でリンク召喚できます。
リンク素材が指定されていますので、汎用的なリンクモンスターではなさそうです。
《トリックスター・ホーリーエンジェル》
《トリックスター・ホーリーエンジェル》
リンク・効果モンスター
リンク2/光属性/天使族/攻2000 【リンクマーカー:左下/右下】
「トリックスター」モンスター2体
(1):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、 このカードのリンク先に「トリックスター」モンスターが召喚・特殊召喚される度に、相手に200ダメージを与える。
(2):このカードのリンク先の「トリックスター」モンスターは戦闘・効果では破壊されない。
(3):「トリックスター」モンスターの効果で相手がダメージを受ける度に発動する。 このカードの攻撃力はターン終了時まで、そのダメージの数値分アップする。
「トリックスター」2体でリンク召喚できます。
リンク素材が指定されていますので、汎用的なリンクモンスターではなさそうです。
リンク3
現在判明しているリンク3モンスターはこちらです。
- 《電影の騎士ガイアセイバー》
- 《トライゲート・ウィザード》
- 《デコード・トーカー》
- 《星杯戦士ニンギルス》
- 《剛鬼ザ・グレート・オーガ》
《電影の騎士ガイアセイバー》
《電影の騎士ガイアセイバー》
リンクモンスター
リンク3/地属性/機械族/攻2600 【リンクマーカー:左/右/下】
モンスター2体以上
リンクが3と多めですが、その分攻撃力が高いです。
素材指定がなく、リンクマーカーも左/右/下と使いやすく、リンク1つ目・2つ目とともに活躍できます。
効果を持っていませんが、融合・儀式・シンクロ・エクシーズ同様、通常モンスターとして扱いません。
《トライゲート・ウィザード》
《トライゲート・ウィザード》
リンク・効果モンスター
リンク3/地属性/サイバース族/攻2200 【リンクマーカー:左/上/右】
トークン以外のモンスター2体以上
(1):このカードと相互リンクしているモンスターの数によって以下の効果を得る。
●1体以上:このカードと相互リンクしているモンスターが相手モンスターと戦闘を行う場合、 そのモンスターが相手に与える戦闘ダメージは倍になる。
●2体以上:1ターンに1度、フィールドのカード1枚を対象として発動できる。 そのカードを除外する。
●3体:1ターンに1度、魔法・罠・モンスターの効果が発動した時に発動できる。 その発動を無効にし除外する。
相互リンク数によって効果を得ていくリンク3モンスターです。
相互リンク3体を達成すれば、効果無効効果が使えます。
《ファイアウォール・ドラゴン》と合わせて、制圧盤面を作れそうです。
《デコード・トーカー》
《デコード・トーカー/Decode Talker》
リンク・効果モンスター
リンク3/闇属性/サイバース族/攻2300 【リンクマーカー:上/左下/右下】
効果モンスター2体以上
(1):このカードの攻撃力は、このカードのリンク先のモンスターの数×500アップする。
(2):自分フィールドのカードを対象とする相手の魔法・罠・モンスターの効果が発動した時、 このカードのリンク先の自分のモンスター1体をリリースして発動できる。 その発動を無効にし破壊する。
効果としては、①:リンク先のモンスターx500攻撃力が上がる効果と、②:リンク先の自分モンスターをリリースし、自分のカードを対象とする魔法・罠・モンスター効果を無効・破壊にする効果を持ちます。
1つ目の効果としては最大3800まで攻撃力が上がり、主人公のカードとしては高い攻撃力を持ちます。
2つ目の効果としては、無効にできるカードの幅が広く、なかなか強力です。
ただリンクが3と多めで、相手フィールドにもエクストラモンスターゾーンを与えてしまうため、少し使いづらいかなと思います。
《星杯戦士ニンギルス》
《星杯戦士ニンギルス》
リンク・効果モンスター
リンク3/地属性/戦士族/攻2500 【リンクマーカー:左/上/右】
リンクモンスター2体以上
このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがリンク召喚に成功した場合に発動する。 このカードのリンク先の「星杯」モンスターの数だけ、自分はデッキからドローする。
(2):1ターンに1度、自分メインフェイズに発動できる。 自分及び相手フィールドのカードを1枚ずつ選んで墓地へ送る。
(3):このカードがフィールドから墓地へ送られた場合に発動できる。 手札から「星杯」モンスター1体を特殊召喚する。
「星杯」リンク3モンスターです。
リンクモンスターx2以上でリンク召喚でき、相手カードを除去できる効果を持ちます。
《剛鬼ザ・グレート・オーガ》
《剛鬼ザ・グレート・オーガ》
リンク・効果モンスター
リンク3/地属性/戦士族/攻2600 【リンクマーカー:左下/下/右下】
「剛鬼」モンスター2体以上
(1):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、 フィールドのモンスターの攻撃力は、そのモンスターの元々の守備力分ダウンする。
(2):このカードが戦闘・効果で破壊される場合、 代わりにこのカードのリンク先の自分のモンスター1体を破壊できる。
「剛鬼」2体でリンク召喚できます。
リンク素材が指定されていますので、汎用的なリンクモンスターではなさそうです。
自分モンスターゾーンにリンクマーカーを3つ持つため、リンク召喚を狙えるのなら狙っていきたいモンスターです。
リンク4
現在判明しているリンク4モンスターはこちらです。
- 《ファイアウォール・ドラゴン》
- 《トポロジック・ボマー・ドラゴン》
《ファイアウォール・ドラゴン》
《ファイアウォール・ドラゴン》
リンク・効果モンスター
リンク4/光属性/サイバース族/攻2500 【リンクマーカー:上/左/右/下】
モンスター2体以上
(1):このカードがフィールドに表側表示で存在する限り1度だけ、 このカードと相互リンクしているモンスターの数まで、 自分または相手の、フィールド・墓地のモンスターを対象として発動できる。 そのモンスターを持ち主の手札に戻す。 この効果は相手ターンでも発動できる。
(2):このカードのリンク先のモンスターが、 戦闘で破壊された場合、または墓地へ送られた場合に発動できる。 手札からモンスター1体を特殊召喚する。
リンク素材に指定はありませんが、リンク素材が4と多めです。
効果としては、相互リンクしているモンスターの数まで、自分・相手のフィールド・墓地のカードを手札に戻す効果を持ちます。
また、リンク先のモンスターが戦闘で破壊or墓地に送られた場合、手札からモンスターを特殊召喚できます。
相互リンク状態を作るのは簡単ではありませんが、作り出せれば非常に強力なバウンス誘発即時効果が発動できます。
《トポロジック・ボマー・ドラゴン》
《トポロジック・ボマー・ドラゴン》
リンク・効果モンスター
リンク4/闇属性/サイバース族/攻3000 【リンクマーカー:上/左下/下/右下】
効果モンスター2体以上
(1):このカードがモンスターゾーンに存在し、 フィールドのリンクモンスターのリンク先にこのカード以外のモンスターが特殊召喚された場合に発動する。 お互いのメインモンスターゾーンのモンスターを全て破壊する。 このターン、このカード以外の自分のモンスターは攻撃できない。
(2):このカードが相手モンスターを攻撃したダメージ計算後に発動する。 その相手モンスターの元々の攻撃力分のダメージを相手に与える。
効果モンスターx2以上でリンク召喚できるリンク4モンスターです。
リンク先に特殊召喚した時にメインモンスターゾーンを全破壊することができます。
《リビングデッドの呼び声》などで相手ターンに特殊召喚すれば、相手の展開を一気に妨害することができます。
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まとめ
いかがだったでしょうか。
判明している「リンクモンスター」をまとめてみました。
まだまだ枚数は少ないですが、「リンクモンスター」ごとに特徴があるようですね。
今の所、リンク素材数が少なくリンクマーカーが多い、《ミセス・レディエント》が強力だと思います。
引き続き、「リンクモンスター」について記事にしていきます。
それでは、またお会いしましょう。
その他のリンクモンスターは、こちらにまとめています。
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