遊戯王ライターの鳩鷺(はとさぎ)です。
【妖精伝姫(フェアリーテイル)】デッキのカード効果・デッキレシピ・回し方・相性の良いカードなどをまとめていきます。
「フェアリーテイル」は、「セレクション10」で新規カードが収録される、レベル4・光属性・魔法使い族・攻撃力1850・守備力1000で統一されたデッキテーマです。
このページでは、「フェアリーテイル」のカード効果、デッキレシピを紹介し、デッキの動かし方・回し方や、相性の良いカードをまとめて解説しました。
このページを読めば、【フェアリーテイル】デッキをどんなカードで、どのようにデッキを組めばいいのか、どのように強化・改造すればいいのかがわかります。
【フェアリーテイル】デッキを作ろうとしている方は、ぜひデッキ構築の参考にしてください。
もくじ
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新規「フェアリーテイル」カードまとめ
こちらでは、「セレクション10」に収録される「フェアリーテイル」新規カード、計2種の効果・画像をまとめました。
カード画像 | ステータス・効果 |
---|---|
《妖精伝姫-ラチカ》 効果モンスター 星4/光属性/魔法使い族/攻1850/守1000 このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。 (1):このカードが召喚に成功した時に発動できる。 相手は500LP回復する。 その後、相手はこの効果を発動したプレイヤーのデッキの上からカードを3枚確認し、その中から1枚を選ぶ。 自分は相手が選んだカードを手札に加える。 残りのカードはデッキに戻してシャッフルする。 (2):このカードが戦闘を行うダメージ計算前に発動できる。 このカードを墓地へ送る。 |
|
《妖精の伝姫》 永続魔法 このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。 (1):同名モンスターが自分フィールドに存在しない、 手札の攻撃力1850の魔法使い族モンスター1体を相手に見せて発動できる。 そのモンスターを通常召喚する。 (2):自分フィールドに元々の攻撃力が1850の魔法使い族モンスターが存在し、 自分が戦闘・効果でダメージを受ける場合、1ターンに1度だけそのダメージは0になる。 |
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【フェアリーテイル】:デッキレシピまとめ
次は、【フェアリーテイル】デッキのデッキレシピを紹介します。
遊戯王ライターオリジナルのレシピ、youtubeで公開されているレシピです。
オリジナルサンプルデッキレシピ
遊戯王ライター鳩鷺が考案した【フェアリーテイル】デッキのサンプルデッキレシピを紹介します。
モンスター20枚・魔法17枚・罠3枚の合計40枚で構築した、鳩鷺構築の【フェアリーテイル】デッキです。
魔法使い族に関連して特殊召喚しやすいレベル4モンスターも多数採用しました。
【メインデッキ】(40枚)
◆ モンスター(20枚)
- 《妖精伝姫-カグヤ》3
- 《妖精伝姫-シラユキ》2
- 《妖精伝姫-シンデレラ》3
- 《妖精伝姫-ターリア》1
- 《妖精伝姫-ラチカ》3
- 《ジゴバイト》3
- 《デーモン・イーター》3
- 《ウィッチクラフトゴーレム・アルル》2
◆ 魔法(17枚)
- 《妖精の伝姫》3
- 《憑依覚醒》3
- 《黄金色の竹光》3
- 《妖刀竹光》3
- 《燃え竹光》2
- 《成金ゴブリン》3
◆ 罠(3枚)
- 《幻影騎士団シェード・ブリガンダイン》1
- 《エクシーズ・リボーン》2
【エクストラデッキ】(15枚)
- 《アルケミック・マジシャン》1
- 《ダウナード・マジシャン》1
- 《クロノダイバー・リダン》1
- 《No.41 泥睡魔獣バグースカ》1
- 《No.39 希望皇ホープ》1
- 《SNo.39 希望皇ホープ・ザ・ライトニング》1
- 《天霆號アーゼウス》1
- 《I:Pマスカレーナ》1
- 《トロイメア・ケルベロス》1
- 《トロイメア・フェニックス》1
- 《トロイメア・ユニコーン》1
- 《神聖魔皇后セレーネ》2
- 《アクセスコード・トーカー》1
- 《閉ザサレシ世界ノ冥神》1
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【フェアリーテイル】デッキの回し方・動かし方
次は、【フェアリーテイル】デッキのデッキレシピの回し方を簡単に解説していきます。
【フェアリーテイル】デッキを実際にどのように動かしていくのか、デュエルの参考にしてください。
【フェアリーテイル】デッキは、「フェアリーテイル」固有効果を活かし、妨害を構えつつランク4エクシーズ召喚を狙います。
個々の効果に合わせたシナジーのあるカードを採用したことで回転率を向上させています。
最終的には、高打点を狙いやすいランク4エクシーズモンスターをたてることで、戦闘ダメージによる勝利を決めます。
次に【フェアリーテイル】デッキで押さえておくポイントを、細かく紹介します。
◆ 【フェアリーテイル】デッキの回し方
- ポイント①:「フェアリーテイル」をおさらい
- ポイント②:新規「フェアリーテイル」カードで目指すこと
- ポイント③:エクシーズ召喚を狙う!
回し方①:「フェアリーテイル」をおさらい
【フェアリーテイル】デッキで軸となる、「フェアリーテイル」の効果をおさらいしていきましょう。
◆ 「フェアリーテイル」効果まとめ
- 《妖精伝姫-カグヤ》…召喚成功時、攻撃力1850の魔法使い族をサーチ。自身と相手モンスターをバウンス
- 《妖精伝姫-シラユキ》…召喚・特殊召喚に成功した場合、相手モンスターをセット状態に変更。除外コストに自己蘇生
- 《妖精伝姫-シンデレラ》…魔法カードの対象を自身に限定させる。手札の魔法カードをコストに手札・デッキ・墓地から装備魔法を装備
- 《妖精伝姫-ターリア》…リバースした場合に手札からモンスターを特殊召喚する。相手の通常魔法・通常罠の効果を変更。
「フェアリーテイル」は各々の物語をイメージしたコスト・効果を持ちます。
《妖精伝姫-シラユキ》は、7人の小人をイメージした除外コスト、《妖精伝姫-シンデレラ》なら、ガラスの靴を他の人には履けないといった感じです。
《妖精伝姫-カグヤ》
効果モンスター
星4/光属性/魔法使い族/攻1850/守1000
(1):このカードが召喚に成功した時に発動できる。
デッキから攻撃力1850の魔法使い族モンスター1体を手札に加える。
(2):1ターンに1度、相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
相手はそのモンスターの同名カード1枚を
自身のデッキ・EXデッキから墓地へ送ってこの効果を無効にできる。
墓地へ送らなかった場合、このカードと対象のモンスターを持ち主の手札に戻す。
この効果は相手ターンでも発動できる。
《妖精伝姫-カグヤ》は、召喚成功時、攻撃力1850の魔法使い族をサーチする効果を持ちます。
他の「フェアリーテイル」を確保するほか、同名カードでももってこれるので、サーチの幅が広く扱いやすい効果です。
また、フリーチェーンのバウンス効果を持ちます。
自身もバウンスされるのでサクリファイス・エスケープとして使えるほか、手札に戻った後、再度召喚することでサーチ効果を繰り返し使用できます。
名称ターン1効果ではないので、複数体並べばそれぞれバウンス効果を利用可能です。
展開・妨害両方に優れた「フェアリーテイル」の軸となります。
回し方②:新規「フェアリーテイル」カードで目指すこと
【フェアリーテイル】デッキでは、新規「フェアリーテイル」カードを2種採用しています。
新規「フェアリーテイル」カードの登場で、どのような展開が可能になったのかみていきましょう。
新規「フェアリーテイル」カードの登場で大きく変わった点は、専用魔法が登場したことです。
厳密に言うと参照しているのは共通の攻撃力1850の数値のみですが、今まで皆無だった状況からすれば大きな進歩です。
《妖精の伝姫》
永続魔法
このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):同名モンスターが自分フィールドに存在しない、
手札の攻撃力1850の魔法使い族モンスター1体を相手に見せて発動できる。
そのモンスターを通常召喚する。
(2):自分フィールドに元々の攻撃力が1850の魔法使い族モンスターが存在し、
自分が戦闘・効果でダメージを受ける場合、1ターンに1度だけそのダメージは0になる。
《妖精の伝姫》は、同名カードがフィールドに存在しない攻撃力1850の魔法使い族を通常召喚できる永続魔法です。
《フェアリーテイル・レギュレーター》で《フェアリーテイル・リューズ》をリクルートし、サーチ効果で《妖精の伝姫》を確保すれば、エクシーズモンスターにつなげることで容易に特殊召喚できます。
また、召喚・特殊召喚に成功した場合、デッキから同名以外の「フェアリーテイル」カード1枚を墓地に送る効果を持ちます。
中でも《妖精伝姫-カグヤ》とは相性抜群で、サーチした後続の「フェアリーテイル」をそのまま召喚できます。
容易に2体が並びやすくなったので、ランク4エクシーズに移行しやすくなりました。
「フェアリーテイル」以外にも「憑依装着」などステータスが該当するモンスターは多いので、混合デッキの展開補助として利用できる1枚です。
回し方③:エクシーズ召喚を狙う!
【フェアリーテイル】デッキでは、「フェアリーテイル」を素材にエクシーズ召喚を行い、打点面の向上及び妨害を構えることで勝利を目指します。
メインデッキの火力が今一つなので、「フェアリーテイル」と特殊可能なレベル4モンスターを組み合わせることで、ランク4エクシーズに移行しやすくしました。
《ジゴバイト》
効果モンスター
星4/水属性/爬虫類族/攻1500/守 200
(1):「ジゴバイト」は自分フィールドに1体しか表側表示で存在できない。
(2):自分フィールドに魔法使い族モンスターが存在する場合、
このカードは手札から特殊召喚できる。
(3):このカードが戦闘・効果で破壊され墓地へ送られた時に発動できる。
デッキから「ジゴバイト」以外の攻撃力1500/守備力200のモンスター1体を特殊召喚する。
《デーモン・イーター》
効果モンスター
星4/地属性/獣族/攻1500/守 200
(1):「デーモン・イーター」は自分フィールドに1体しか表側表示で存在できない。
(2):自分フィールドに魔法使い族モンスターが存在する場合、
このカードは手札から特殊召喚できる。
(3):相手エンドフェイズにこのカードが墓地に存在する場合、
自分フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを破壊し、このカードを墓地から特殊召喚する。
今回特殊召喚しやすいレベル4モンスターとして「使い魔」モンスターを2種採用しました。
《ジゴバイト》《デーモン・イーター》ともに魔法使い族モンスターが存在する場合、手札から特殊召喚できます。
「フェアリーテイル」が魔法使い族のテーマなので、難なく特殊召喚条件を満たします。
また《デーモン・イーター》は、相手エンドフェイズに自分モンスター1体を破壊することで、自己蘇生できます。
《ジゴバイト》を破壊すれば2体目の《デーモン・イーター》をリクルートも可能です。
回し方を解説した動画
【フェアリーテイル】デッキの回し方・動かし方は、これらの動画もわかりやすいです。
【遊戯王ADS】妖精伝姫の新たな仲間!妖精伝姫-ラチカ【ゆっくり解説】
【遊戯王ADS】 妖精伝姫-ラチカ
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【フェアリーテイル】デッキの強化/改造方法
最後に、【フェアリーテイル】デッキの強化・改造方法を紹介します。
【フェアリーテイル】デッキを強化できる、おすすめのカード・テーマです。
◆ おすすめ強化カード
- 《召喚僧サモンプリースト》
…魔法をコストに「フェアリーテイル」をリクルート - 《神聖魔皇后セレーネ》
…特殊召喚&攻撃力のシナジー - 《天霆號アーゼウス》
…ランク4からの変換先 - 《憑依覚醒》
…「フェアリーテイル」のエクシーズ素材に
◆ 相性の良いテーマ
- 【霊使い】
…種族でシナジー、手札からの特殊召喚をサポート - 【希望皇ホープ】
…種族でシナジー、エクシーズ展開を助長
相性の良いおすすめ強化カード
《召喚僧サモンプリースト》
効果モンスター
星4/闇属性/魔法使い族/攻 800/守1600
(1):このカードが召喚・反転召喚に成功した場合に発動する。
このカードを守備表示にする。
(2):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、
このカードはリリースできない。
(3):1ターンに1度、手札から魔法カード1枚を捨てて発動できる。
デッキからレベル4モンスター1体を特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターはこのターン攻撃できない。
《召喚僧サモンプリースト》は、魔法カードを手札コストに、レベル4モンスターをリクルートする効果を持ちます。
攻撃制限は生じますが、効果は無効化されないので「フェアリーテイル」の固有効果につなげられます。
装備魔法であれば《妖精伝姫-シンデレラ》で再利用できるので、コストの消費も気にすることなく、ランク4のエクシーズ召喚の準備を整えていきましょう。
《神聖魔皇后セレーネ》
リンク・効果モンスター
リンク3/光属性/魔法使い族/攻1850
【リンクマーカー:左下/下/右下】
魔法使い族モンスターを含むモンスター2体以上
(1):このカードがリンク召喚に成功した場合に発動する。
お互いのフィールド・墓地の魔法カードの数だけこのカードに魔力カウンターを置く。
(2):フィールドに「エンディミオン」カードが存在する限り、
相手はこのカードを攻撃対象に選択できない。
(3):1ターンに1度、自分・相手のメインフェイズに、
自分フィールドの魔力カウンターを3つ取り除いて発動できる。
自分の手札・墓地から魔法使い族モンスター1体を選び、
このカードのリンク先となる自分フィールドに守備表示で特殊召喚する。
《神聖魔皇后セレーネ》は、魔力カウンターを取り除いてリンク先に魔法使い族を手札・墓地から特殊召喚する効果を持ちます。
魔法カードが墓地に溜まってさえいれば、自身の効果で魔力カウンターは蓄積されるので、たいして苦になることなく特殊召喚が行えます。
相手ターンにも発動できるので、コストを支払わずとも《妖精伝姫-シラユキ》のセット効果などにつなげたいですね。
ステータスも「フェアリーテイル」と共通の1850なので、《妖精の伝姫》の恩恵をうけることができます。
《ワンダー・ワンド》
装備魔法
魔法使い族モンスターにのみ装備可能。
(1):装備モンスターの攻撃力は500アップする。
(2):装備モンスターとこのカードを自分フィールドから墓地へ送って発動できる。
自分はデッキから2枚ドローする。
《ワンダー・ワンド》は、装備モンスターとこのカードを自分フィールドから墓地に送ることで、2枚ドローできる装備魔法です。
《妖精伝姫-シンデレラ》の効果で、デッキや墓地から装備することで扱いやすいドローソースに早変わりします。
攻撃力も2350になるので、アタッカーとして使用した後にドロー効果につなげるのもいいでしょう。
《憑依覚醒》
永続魔法
このカード名の(3)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドのモンスターの攻撃力は、
自分フィールドのモンスターの属性の種類×300アップする。
(2):自分フィールドの「霊使い」モンスター及び「憑依装着」モンスターは効果では破壊されない。
(3):自分フィールドに元々の攻撃力が1850の
魔法使い族モンスターが召喚・特殊召喚された場合に発動する。
自分はデッキから1枚ドローする。
《憑依覚醒》は、元々の攻撃力が1850の魔法使い族モンスターが召喚・特殊召喚された場合、1枚ドローする効果を持ちます。
「フェアリーテイル」のステータスは全種対応しているので、デッキの稼働を速めてくれます。
微量ながらも攻撃力向上効果もあるので、なるべく多くの属性で盤面を固めていきたいですね。
相性の良いおすすめテーマ
【霊使い】
「霊使い」は、「ストラクチャーデッキ 精霊術の使い手」で強化された、魔法使い族のリンクテーマです。
各属性が存在するカテゴリで、特に「憑依装着」は「フェアリーテイル」同様攻撃力が1850に統一されています。
レベル・種族共にシナジーがあるので、混合させる際は《精霊術の使い手》や《憑依解放》といったサポートカードも合わせて使っていきたいですね。
【希望皇ホープ】
【希望皇ホープ】は、「ライトニング・オーバードライブ」で強化される、エクシーズテーマです。
「フェアリーテイル」はレベルの関係上、ランク4が立ちやすいテーマなので、同じくランク4主体の「希望皇ホープ」につなげやすいです。
向かうところ敵なしの《SNo.39 希望皇ホープ・ザ・ライトニング》や、一撃必殺の《No.39 希望皇ホープ・ダブル》も視野に入れての構築で、勝利をつかみましょう。
遊戯王 20TH-JPB19 No.39 希望皇ホープ・ダブル (日本語版 ウルトラレア) 20th ANNIVERSARY DUELIST BOX
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まとめ:【フェアリーテイル】デッキは、新規も活かしデッキ回転を加速させる!
【フェアリーテイル】デッキについて、カード効果、デッキレシピ、回し方・強化改造方法をまとめて解説しました。
召喚権が増えたことで、固有効果を活かしやすくなりました。
気になる方は、ぜひ「フェアリーテイル」のデッキを組んでみてください。
以上、遊戯王ライターの「鳩鷺(はとさぎ)」でした。
引き続き、遊戯王の最新テーマの紹介をしていきます。