遊戯王公式サイトより最新情報がフラゲされ、2020年4月1日からのルール改訂に伴う処理内容の変更が判明しました。
「マスタールール」は、2020年4月1日(水)から施行される、『遊戯王』の最新公式ルールです。
今回は、新たに判明した2020年4月1日からのルール改訂に伴う処理内容の変更を紹介します。
もくじ
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2020年4月1日からのルール改訂に伴う処理の内容変更判明!
今回判明した、2020年4月1日からのルール改訂に伴う処理内容変更点はこちらの5種です。
- デッキに戻った、または、エクストラデッキに裏側表示で戻ったことによる、モンスター効果の発動について
- 効果の発動前に、発動する場所に存在しなくなったカードの効果の発動について
- カードの効果を『発動するターン』に影響する、モンスターの召喚・特殊召喚について
- 『1ターンに1度しか特殊召喚できない』モンスターの特殊召喚について
- 発動後、モンスターゾーンに特殊召喚される効果を持つ永続罠カードについて
デッキに戻った、または、エクストラデッキに裏側表示で戻ったことによる、モンスター効果の発動について
テキストに記載されているものを除き、デッキに戻ったモンスターの効果や、エクストラデッキに裏側表示で戻ったモンスターの効果を発動する事はできなくなります。(必ず発動する効果も同様です。)
◆旧処理の例
- 《強制脱出装置》の効果が適用された《E・HERO アブソルートZero》の『このカードがフィールド上から離れた時、相手フィールド上に存在するモンスターを全て破壊する』効果は発動します。
◆新処理の例
- 《強制脱出装置》の効果が適用された《E・HERO アブソルートZero》の『このカードがフィールド上から離れた時、相手フィールド上に存在するモンスターを全て破壊する』効果は発動しません。
効果の発動前に、発動する場所に存在しなくなったカードの効果の発動について
テキストには、そのカードの効果が発動する条件と、その効果が発動する場所が記されています。(例えば、自身が召喚に成功した場合に発動するモンスターの効果であればフィールド、自身が墓地へ送られた場合に発動する罠の効果であれば墓地でその効果が発動します。)
効果の発動前に、発動する場所に存在しなくなった場合には、その効果を発動する事ができなくなります。(必ず発動する効果も同様です。)
◆旧処理の例
- 《クリッター》をコストとして発動した《死のデッキ破壊ウイルス》の発動にチェーンして、《D.D.クロウ》の効果が発動し、墓地から《クリッター》が除外された場合でも、《クリッター》の効果は一連のチェーン処理後に発動します。(この場合でも、《クリッター》の効果は墓地で発動した扱いとなります。)
◆新処理の例
- 《クリッター》をコストとして発動した《死のデッキ破壊ウイルス》の発動にチェーンして、《D.D.クロウ》の効果が発動し、墓地から《クリッター》が除外された場合、《クリッター》の効果は一連のチェーン処理後に発動しません。
カードの効果を『発動するターン』に影響する、モンスターの召喚・特殊召喚について
一部のカードには、『この効果を発動するターン、自分は●●●モンスターしか特殊召喚できない』や、『このカードを発動するターン、自分はこのカードの効果以外ではモンスターを召喚・反転召喚・特殊召喚できない』など、そのターンに行えるモンスターの召喚・特殊召喚が、効果の発動条件に影響するテキストがあります。
このテキストは、記された内容のモンスターが召喚や特殊召喚に成功しているかどうかによって、その効果の発動が行えるかどうかが決まるものになります。
◆旧処理の例
- 自分の《青き眼の乙女》の召喚が《神の宣告》で無効になったターンに、自分は《青き眼の激臨》を発動する事はできません。
◆新処理の例
- 自分の《青き眼の乙女》の召喚が《神の宣告》で無効になったターンに、自分は《青き眼の激臨》を発動する事ができます。
『1ターンに1度しか特殊召喚できない』モンスターの特殊召喚について
一部のカードには、『自分は「●●●●」を1ターンに1度しか特殊召喚できない』など、その同名のモンスターの特殊召喚が1ターンに1度のみと指定するテキストがあります。
このテキストは、記された内容のモンスターが特殊召喚に成功した回数を1度として数え、1ターンに1度のみ特殊召喚が行えるものになります。
◆旧処理の例
- 自分の《HSRチャンバライダー》のシンクロ召喚が《神の宣告》で無効になったターンは、自分はこのターンに2体目の《HSRチャンバライダー》をシンクロ召喚や他のカードの効果で特殊召喚する事はできません。
◆新処理の例
- 自分の《HSRチャンバライダー》のシンクロ召喚が《神の宣告》で無効になった場合、自分はこのターンに2体目の《HSRチャンバライダー》をシンクロ召喚や他のカードの効果で特殊召喚する事ができます。
発動後、モンスターゾーンに特殊召喚される効果を持つ永続罠カードについて
『このカードは発動後、通常モンスター(爬虫類族・地・星4・攻1600/守1800)となり、モンスターゾーンに特殊召喚する。このカードは罠カードとしても扱う』効果を持つ《アポピスの化神》など、発動後モンスターゾーンに特殊召喚される永続罠カードは、その発動時の効果処理によって特殊召喚された際に、自身が置かれていた魔法&罠ゾーンが使用できるようになります。
◆旧処理の例
- 自分の魔法&罠ゾーンに5枚のカードがセットされている状況で、自分はその中の1枚である《アポピスの化神》を発動し、モンスターゾーンに特殊召喚しました。この場合、その《アポピスの化神》が置かれていた魔法&罠ゾーンは使用できない状態となるため、自分は新たな魔法・罠カードを、魔法&罠ゾーンに発動したりセットしたりする事はできません。
◆新処理の例
- 自分の魔法&罠ゾーンに5枚のカードがセットされている状況で、自分はその中の1枚である《アポピスの化神》を発動し、モンスターゾーンに特殊召喚しました。この場合、その《アポピスの化神》のカード自体はモンスターゾーンに置かれ、魔法&罠ゾーンが1ヵ所空いた状態となりますので、自分は新たな魔法・罠カードを、その魔法&罠ゾーンに発動したりセットしたりする事ができます。
情報ソース:遊戯王公式サイト
https://www.yugioh-card.com/japan/notice/revision/#processing
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まとめ:ルール変更で強化&弱体化!
2020年4月1日からのルール改訂に伴う処理内容の変更内容が判明しました。
処理内容が難しかった部分も、逆にわかりやすく改善された印象もあります。
罠モンスターの仕様変更で、《魔導師の力》の強化にもつながっています。
引き続き、遊戯王最新情報を記事にしていきます。