そもそも「アルティメットレア(レリーフレア)」とは
まずはじめに、そもそもアルティメットレア(レリーフレア)とは何なのか簡単におさらいしますね。
遊戯王のアルティメットレアは、彫刻のような加工がしてある、第2期で登場したレアリティです。
第3期以前は、一部のカードにしか存在しないまさに「究極」のレアリティでしたが、第4期以降、全てのスーパーレア/ウルトラレアにアルティメットレア仕様が収録され、希少さは下がりました。
第5期の「タクティカル・エボリューション」からは、最高レアリティとしてホログラフィックレアが登場し、そのかわりにウルトラレアのカードにのみ、アルティメットレア仕様が存在するようになりました。
第10期の現在では、レギュラーパックのウルトラレアにアルティメットレア仕様が存在しています。
高額買取がついているアルティメットレアまとめ
それでは、高額な買取価格がついているアルティメットレア(レリーフレア)を紹介し、1枚ずつなぜ高く売れるのか1枚ずつ解説していきます。
買取価格は、様々なカードショップが出している買取価格の"平均価格"を使用しています。
ショップや時期によって買取価格は上下しますので、参考程度にご覧ください。
《マジシャン・オブ・ブラックカオス》買取価格:1000円
儀式モンスター
星8/闇属性/魔法使い族/攻2800/守2600
「カオス-黒魔術の儀式」により降臨。
《マジシャン・オブ・ブラックカオス》のアルティメットレアは、「混沌を制す者」に収録されたカードです。
原作で遊戯が使用したカードの1枚でもあり、イラストもカッコよく、人気があります。
第3期以前のアルティメットレアは、ウルトラレア、シークレットレアの中の一部の種類でしか存在しないため、希少価値が高いです。
そのため、アルティメットレアは高額で買取されています。
《竜騎士ガイア》買取価格:1000円
融合モンスター
星7/風属性/ドラゴン族/攻2600/守2100
「暗黒騎士ガイア」+「カース・オブ・ドラゴン」
《竜騎士ガイア》のアルティメットレアは、「ファラオの遺産」に収録された融合モンスターのカードです。
原作登場カードで、いまだにリメイクモンスターが多数登場しています。
第3期以前のアルティメットレアは、ウルトラレア、シークレットレアの中の一部の種類でしか存在しないため、希少価値が高いです。
そのため、アルティメットレアが高額で買取されています。
《青眼の究極竜》買取価格:1000円
融合モンスター
星12/光属性/ドラゴン族/攻4500/守3800
「青眼の白龍」+「青眼の白龍」+「青眼の白龍」
《青眼の究極竜》のアルティメットレアは、「ストラクチャーデッキ - デラックスセット -」に封入された融合モンスターのカードです。
元々は、「遊戯王デュエルモンスターズII 闇界決闘記 決闘者伝説 in TOKYO DOME」の優勝賞品として登場し、その後「PREMIUM PACK 3」で再録されました。
「ストラクチャーデッキ - デラックスセット -」限定の付属カードということもあり、高額買取となっています。また、「青眼(ブルーアイズ)」関連のカードは高額で買取されやすいようです。
《XYZ-ドラゴン・キャノン》買取価格:1000円
融合・効果モンスター
星8/光属性/機械族/攻2800/守2600
「X-ヘッド・キャノン」+「Y-ドラゴン・ヘッド」+「Z-メタル・キャタピラー」
自分フィールドの上記カードを除外した場合のみ、
エクストラデッキから特殊召喚できる(「融合」は必要としない)。
このカードは墓地からの特殊召喚はできない。
(1):手札を1枚捨て、相手フィールドのカード1枚を対象として発動できる。
その相手のカードを破壊する。
《XYZ-ドラゴン・キャノン》のアルティメットレアは、「ユニオンの降臨」で登場した融合モンスターです。
原作で海馬が使用していたカードでもあります。《ユニオン格納庫》を使えば今でも面白いデッキを作れそうです。
第3期以前のアルティメットレアは、ウルトラレア、シークレットレアの中の一部の種類でしか存在しないため、希少価値が高いです。
そのため、アルティメットレアは高額で買取されています。
《処刑人-マキュラ》買取価格:1100円
効果モンスター(禁止カード)
星4/闇属性/戦士族/攻1600/守1200
このカードが墓地へ送られたターン、
このカードの持ち主は手札から罠カードを発動する事ができる。
《処刑人マキュラ》のアルティメットレアは、「DUELIST LEGACY Volume.2」でアルティメットレアとして再録されました。
元々は、2002年2月号のVジャンプ付属カードとして登場ました。
遊戯王屈指の極悪カードとして、禁止カードに指定され続けている《処刑人マキュラ》ですが、イラストのクオリティも高く、コレクション用として人気のようです。
また、「DUELIST LEGACY Volume.2」は収録枚数が非常に多いのに比べ、アルティメットレアは2種類のみと希少価値が高く、高額で買取されています。
《サイバー・ドラゴン》買取価格:1300円
効果モンスター
星5/光属性/機械族/攻2100/守1600
(1):相手フィールドにのみモンスターが存在する場合、
このカードは手札から特殊召喚できる。
《サイバー・ドラゴン》のアルティメットレアは、「サイバネティック・レボリューション」で登場した「サイバー・ドラゴン」デッキのカードです。
登場してからかなりの時間が経っていますが、人気も有り、「ストラクチャーデッキ-機光竜襲雷- 」や、「デュエリストパックレジェンドデュエリスト編3」などいまだに定期的に強化があるテーマで、ガチ環境でも戦えるデッキです。
人気デッキの主力カードということで、《サイバー・ドラゴン》のアルティメットレアは高額買取されています。
《超魔導剣士-ブラック・パラディン》買取価格:1300円
融合・効果モンスター
星8/闇属性/魔法使い族/攻2900/守2400
「ブラック・マジシャン」+「バスター・ブレイダー」
このカードは融合召喚でしか特殊召喚できない。
(1):このカードの攻撃力は、お互いのフィールド・墓地の
ドラゴン族モンスターの数×500アップする。
(2):魔法カードが発動した時、手札を1枚捨てて発動できる。
このカードがフィールドに表側表示で存在する場合、
その発動を無効にし破壊する。
《超魔導剣士-ブラック・パラディン》のアルティメットレアは、「黒魔導の覇者」で登場した、《ブラック・マジシャン》を融合素材とするカードです。
原作で海馬の《青眼の白龍》を倒すのに活躍しました。イラストもカッコよく、人気の高いカードです。
第3期以前のアルティメットレアは、ウルトラレア、シークレットレアの中の一部の種類でしか存在しないため、希少価値が高いです。
またアニメ遊戯王DMでも登場したカードということで、アルティメットレアは高額で買取されています。
《不死王リッチー》買取価格:1500円
効果モンスター
星7/闇属性/アンデット族/攻2600/守2900
このカードは通常召喚できない。
「大神官デ・ザード」の効果で特殊召喚する事ができる。
このカードは1ターンに1度だけ裏側守備表示にする事ができる。
このカードがリバースした時、
自分の墓地に存在するアンデット族モンスター1体を選択して特殊召喚する事ができる。
また、フィールド上に表側表示で存在するこのカードを対象とする魔法・罠カードが発動した時、
その発動を無効にし破壊する。
《不死王リッチー》のアルティメットレアは、「Pharaonic Guardian -王家の守護者-」で登場したアンデット族モンスターのカードです。
《大神官デ・ザード》の効果での特殊召喚の難易度は非常に高いです。
第3期以前のアルティメットレアは、ウルトラレア、シークレットレアの中の一部の種類でしか存在しないため、希少価値が高いです。
実践では使いづらいカードですが、アルティメットレアのイラストには迫力があるためか、アルティメットレアが高額で買取されています。
《ブラック・デーモンズ・ドラゴン》買取価格:1500円
融合モンスター
星9/闇属性/ドラゴン族/攻3200/守2500
「デーモンの召喚」+「真紅眼の黒竜」
《ブラック・デーモンズ・ドラゴン》のアルティメットレアは、「Vol.5」で登場した融合モンスターで、「Mythological Age -蘇りし魂- 」でアルティメットレア枠で再録されました。
原作にも登場していて、人気カード2体での融合体でもありやはり人気は高いです。
第3期以前のアルティメットレアは、ウルトラレア、シークレットレアの中の一部の種類でしか存在しないため、希少価値が高いです。
アニメ遊戯王DMで登場したカードでもあり、アルティメットレアが高額で買取されています。
《仮面魔獣マスクド・ヘルレイザー》買取価格:1700円
儀式モンスター
星8/闇属性/悪魔族/攻3200/守1800
「仮面魔獣の儀式」により降臨。
《仮面魔獣マスクド・ヘルレイザー》のアルティメットレアは、「Spell of Mask -仮面の呪縛-」で登場した儀式モンスターです。
原作のタッグデュエルで闇の仮面が使用したモンスターでもあります。
第3期以前のアルティメットレアは、ウルトラレア、シークレットレアの中の一部の種類でしか存在しないため、希少価値が高いです。
アニメ遊戯王DMで登場したカードで最高レアリティなため、アルティメットレアが高額で買取されています。
《真紅眼の闇竜》買取価格:1800円
効果モンスター
星9/闇属性/ドラゴン族/攻2400/守2000
このカードは通常召喚できない。
自分フィールド上に存在する「真紅眼の黒竜」1体を
リリースした場合のみ特殊召喚する事ができる。
このカードの攻撃力は、自分の墓地に存在する
ドラゴン族モンスター1体につき300ポイントアップする。
《真紅眼の闇竜》のアルティメットレアは、「遊戯王 ワールドチャンピオンシップ2006セット」に封入されたカードです。
元々は、「ストラクチャーデッキ-ドラゴンの力-」で登場しています。
「遊戯王 ワールドチャンピオンシップ2006セット」でのみ手に入るカードのため、希少価値が高く、高額で買取されています。
また、「遊戯王 ワールドチャンピオンシップ2006セット」には他にもストラクチャーデッキの表紙を飾るカードのアルティメットレアバージョンが収録されましたが、《真紅眼の闇竜》が圧倒的に買取価格が高いです。
「真紅眼(レッドアイズ)」の人気の高さがわかりますね。
《混沌の黒魔術師》買取価格:2000円
効果モンスター
星8/闇属性/魔法使い族/攻2800/守2600
このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚・特殊召喚に成功したターンのエンドフェイズに、
自分の墓地の魔法カード1枚を対象として発動できる。
そのカードを手札に加える。
(2):このカードが戦闘で相手モンスターを破壊したダメージ計算後に発動する。
その相手モンスターを除外する。
(3):表側表示のこのカードはフィールドから離れた場合に除外される。
《混沌の黒魔術師》のアルティメットレアは、「暗黒の侵略者」で登場したモンスターです。
登場時、凶悪コンボが発見され、収録から3か月程で制限カードとなるほどでした。現在は効果がエラッタされて、規制解除されています。
第3期以前のアルティメットレアは、ウルトラレア、シークレットレアの中の一部の種類でしか存在しないため、希少価値が高いです。
《混沌の黒魔術師》は遊戯王の主人公「武藤遊戯」が使用するカードであり、ファンデッキに採用できることから、アルティメットレアが高額で買取されています。
《デーモンの召喚》買取価格:3000円
通常モンスター
星6/闇属性/悪魔族/攻2500/守1200
闇の力を使い、人の心を惑わすデーモン。
悪魔族ではかなり強力な力を誇る。
《デーモンの召喚》のアルティメットレアは、「Vol.4」で登場したモンスターカードです。その後、「Struggle of Chaos -闇を制する者- 」でアルティメットレアの枠で再録されました。
原作登場カードで、当時生贄1体で攻撃力2500は非常に強力で、環境の中心にいたモンスターです。
第3期以前のアルティメットレアは、ウルトラレア、シークレットレアの中の一部の種類でしか存在しないため、希少価値が高いです。
《デーモンの召喚》は遊戯王の主人公「武藤遊戯」が使用するカードであり、専用デッキも構築できることから、アルティメットレアが高額で買取されています。
《ダーク・ネクロフィア》買取価格:7000円
特殊召喚・効果モンスター
星8/闇属性/悪魔族/攻2200/守2800
このカードは通常召喚できない。
自分の墓地から悪魔族モンスター3体を除外した場合に特殊召喚できる。
(1):モンスターゾーンのこのカードが相手によって破壊され
墓地へ送られたターンのエンドフェイズに、
相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動する。
墓地のこのカードを装備カード扱いとしてその相手のモンスターに装備する。
(2):このカードの効果でこのカードが装備されている場合、
装備モンスターのコントロールを得る。
《ダーク・ネクロフィア》のアルティメットレアは、「Labyrinth of Nightmare -悪夢の迷宮-」で登場した悪魔族モンスターのカードです。
アルティメットレアのカードの中でも屈指の高額カードとなっています。
原作遊戯王で闇バクラが使用したカードで、イラストも美しく、人気も高いです。そのため、アルティメットレアが高額で買取されています。
《暗黒騎士ガイア》買取価格:6000円
通常モンスター
星7/地属性/戦士族/攻2300/守2100
風よりも速く走る馬に乗った騎士。突進攻撃に注意。
《暗黒騎士ガイア》のアルティメットレアは、「Pharaonic Guardian -王家の守護者-」に収録された通常モンスターです。
第2期のアルティメットレアのため、希少性が高いです。
アニメ遊戯王の主人公「武藤遊戯」が使用したカードで人気も高く、高額で買取されています。
同じく通常モンスターの《ブラック・マジシャン》や《青眼の白龍》の2枚は現在でも専用デッキを組めますが、《暗黒騎士ガイア》は特にデッキを組むことはできません。
《ブラック・マジシャン》買取価格:7500円
通常モンスター
星7/闇属性/魔法使い族/攻2500/守2100
魔法使いとしては、攻撃力・守備力ともに最高クラス。
《ブラック・マジシャン》のアルティメットレアは、《ダーク・ネクロフィア》と同じく「Labyrinth of Nightmare -悪夢の迷宮-」に収録されたカードです。
「Vol.1」で登場した魔法使い族モンスターで、武藤遊戯の切り札カードとして、遊戯王カードの中でも1、2位を争う知名度の高いカードですね。
封入率が低いこともそうですが、コレクター人気も高く、非常に高額で買取されています。
《青眼の白龍》買取価格:23000円
《青眼の白龍》のアルティメットレアは、「Spell of Mask -仮面の呪縛-」に収録された通常モンスターのカードです。
海馬瀬人の切り札で、遊戯王を代表とするモンスターです。「STARTER BOX」で初登場してます。
知名度/人気共に高く、アルティメットレアのカードとしてもダントツに高値がついています。
遊戯王プレイヤーはもちろん、コレクターからも人気のカードで、アルティメットレアの中では最も高い買取価格が付いています。
遊戯王カードを高額で買取してもらうには
せっかく高額カードを紹介しましたので、これらの遊戯王カードを高い値段で買取してもらう方法も紹介しておきます。
遊戯王カードを売る方法には、大きく以下の5つの方法があります。
これらの遊戯王カードを売る方法で、意外と知られていないのが「ネット買取(宅配買取)」です。
ネット買取サイトを利用することで、家にいながら遊戯王カードを売ることができます。利用料・送料はもちろん無料です。
買取サイトの選び方や使い方については、「【遊戯王カードの買取サイトおすすめ5選】経験者が徹底比較 | ネット買取(宅配買取)」という記事で解説しています。
まとめ:アルティメットレアの買取価格は1000円以上のものが多数!
今回は、遊戯王のアルティメットレア(レリーフレア)から、高額な買取価格が付いているカードをまとめて紹介し、高く売れる理由を1枚ずつ解説しました。
は、2期3期のアルティメットレアは希少性が高く、さらにアニメで活躍するカードに高い買取金額が付いているようですね。
《青眼の白龍》《ブラック・マジシャン》《デーモンの召喚》のアルティメットレアは、現役で使えますし、レアリティ映えするカードなので特におすすめです。
引き続き、遊戯王の高額カードの買取情報を記事にしていきます。
遊戯王カードを売ろうと考えている方は、ぜひ参考にしてくださいね。
◆ その他レアリティの買取価格は、これらの記事にまとめています。
⇒ 【遊戯王】ホログラフィックレアの高額カード12枚の買取価格まとめ | 値段が高い理由も
⇒ 【遊戯王】20thシクの高額カードの買取価格15枚まとめ | 値段が高い理由も
⇒ 【遊戯王】字レアの高額カード8枚の買取価格まとめ | 値段が高い理由も
⇒ 【遊戯王】ノーマルレアの高額カード7枚の買取価格まとめ | 値段が高い理由も
⇒ 【遊戯王】高額ノーマルカード15枚の買取価格まとめ!意外と高く売れる!?