遊戯王の用語集、今回は「デッキ」「回す」「相性が良い」についてです。
遊戯王の用語「デッキ」「回す」「相性が良い」について解説します。
今回は、遊戯王用語「デッキ」「回す」「相性が良い」についてまとめていきます。
もくじ
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「デッキ」とは
デッキとは遊戯王カードでデュエルする時のカードの束のことです。
デッキのカード枚数は40枚以上60枚以下と決まっています。
また同じカードはデッキに3枚までです。
公式大会でデッキを使用する場合は、強くて使えない禁止カード・1枚しか入れられない制限カード・2枚しか入れられない準制限カードなどがあるので、大会規定に沿って構築する必要があります。
できるだけ40枚になるようにしたほうが狙いのカードを引き当てる確率も高くなり、勝率が上がると言われています。
「メインデッキ」「エクストラデッキ」「サイドデッキ」の3つが揃ったものを「デッキ」と呼ぶ場合もあります。
「メインデッキ」
「メインデッキ」とは40枚〜60枚で構成されるデッキで、ここからカードを引いていくことになります。
メインデッキの他にサイドデッキやエクストラデッキがあるために区別する時ために、メインデッキと呼ばれます。
「エクストラデッキ」
エクストラデッキとはメインデッキとは別に用意する、特殊な方法で召喚する「融合」「シンクロ」「エクシーズ」「リンク」を集めたカードの束のことです。
エクストラデッキは15枚までと決まっています。
メインデッキのカードとは違い「手札に引く」必要がないので、フィールドに出しやすく、状況に応じてモンスターを選べる利点があります.
「サイドデッキ」
サイドデッキとはデッキ調整用の予備のカードの束のことです。
サイドデッキは15枚までと決まっています。
デュエル中では使わず、マッチデュエルと呼ばれる3回勝負のデュエルで使います。
デュエルとデュエルの間に、デッキ・エクストラデッキのカードと入れ替えることができます。
マッチではサイドデッキを活用し、相手のデッキの対策カードを入れる場合が多いです。
しかしサイドデッキを入れ替える時は、入れ替える前と枚数が同じでなければなりません。
「◯◯デッキ」
その他、「デッキ」とつく用語には以下のような言葉があります。
- 「環境デッキ」
- 「ガチデッキ」
- 「メタデッキ」
- 「ファンデッキ」
- 「ネタデッキ」
- 「テーマデッキ」
それぞれ簡単に解説していきます。
「環境デッキ」
「環境デッキ」は、大会環境デッキの略称で、大会で使われる強いデッキのことを指します。
環境デッキは常に変化し、新カードの登場や制限カードの改訂、ルール改訂などによって大きく変わります。
「ガチデッキ」
「ガチデッキ」とは、大会などで使われるような勝つことを目的に作られたデッキのことです。環境デッキと同じ意味です。
基本的にガチデッキでは、「反撃の隙を与えず短期決戦を狙う型」と「相手の展開を妨害してアドバンテージを稼ぐ型」が多いです。
環境内の制限カードや強いカードを入れるものも多く勝つパターンも決まってくるので、デッキの構成が似通ってくる特徴があります。
「メタデッキ」
「メタ」とは他の単語と結びつくラテン語由来の接頭語で「高次の〜」「超越した〜」という意味です。
メタデッキとは環境の主流デッキという意味もありますが、メタを張るなどと言うと強いデッキに対して対策をとることなので、場合によっては主流デッキ
を倒すためのデッキをメタデッキと呼ぶこともあります。
「ファンデッキ」
「ファンデッキ」とは、ガチデッキとは違い勝つことを目的とせず自分の好みに合うカードを多く入れたデッキのことです。
アニメのキャラクターのデッキを真似たキャラデッキなどもファンデッキと呼ばれます。
「ネタデッキ」
「ネタデッキ」は、笑い要素などの強いデッキのことです。
ネタデッキはファンデッキにも似ている部分がありますが、勝敗をあまり考えていないのが特徴でしょう。
「テーマデッキ」
「テーマデッキ」とは、なんらかのテーマがあるデッキのことです。。
「宝玉獣」と言うカテゴリをテーマとしたデッキや、種族をテーマにしたデッキなど、なんらかのくくりがあるものをテーマデッキと呼びます。
「デザイナーズデッキ」
「デザイナーズデッキ」とは、カード群の動きを想定して設計されたデッキのことです。
いくつかのデザイナーズデッキはコンボ性が高く強力で、環境デッキにもデザイナーズデッキが多く存在します。
一方、動きが決まっている分弱点がハッキリしているという特徴があります。
強いデッキ・安いデッキ
デッキの中でも、もちろん強いデッキ・弱いデッキ、高いデッキ・安いデッキなどがあります。
以下ページで、強いデッキ・安いデッキについて紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
→【遊戯王】「最強デッキランキング」大会で使える強いテーマとは!?
→【遊戯王】「安くて強いデッキ」とは?おすすめデッキまとめました!
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「デッキを回す」とは
「デッキを回す」という言葉をイメージするために、「回す」に関する用語を1つずつ説明していきます。
- 『回転』
- 『回しやすい』
- 『回し方』
『回転』
「回転」とは、作ったデッキが想定した戦術通り動くことです。
よく、「デッキが回転する(=想定通りカードが動く)」というように使ったりします。
将棋などもそうですが、遊戯王カードでも勝つためには戦略が必要になります。
実際に自分でカードを動かし、ちゃんと考えた戦術で勝てるのかどうか試すことを『デッキを回す』と言います。
『回しやすい』
使いやすいデッキのことを「回しやすい」デッキとも言います。
「回しやすい」デッキは手札事故が起こりづらく、単体でも強いカードが多くなる傾向にあります。
やりたいことがハッキリしていると回しやすいですが、逆に欲張って何パターンも勝つ方法を入れようとすると回しにくくなります。
また、条件が揃わないと使えないカードが多いと回しにくくなる傾向があります。
デッキ構築の時は注意が必要です。
『回し方』
デッキを上手く回すために、気をつけるべきポイントがいくつかあります。
- ①:勝つための切り札と相性の良いカードを入れる
- ②:できるだけ勝つパターンをシンプルにした無理のないコンボにする
- ③:キーカードを引き当てるためのサーチや、デッキ圧縮、墓地から蘇らせられるような蘇生、サルベージのような思い通りに動く流れを仕組む
これらの要素をより多く盛り込むことで、デッキがうまく回るようになります。
「相性が良い」とは
「相性が良い」という言葉をイメージするために、「相性」に関する用語を1つずつ説明していきます。
- 「コンボ」
- 「シナジー」
- 「アンチシナジー」
「コンボ」
「コンボ」とは「コンビネーション」の省略語で、複数のカードを使って単体のカード以上の力を発揮することを指します。
下級モンスターに装備魔法を使って攻撃力などを上げる単純なものから、何枚ものカードを使う複雑なものまでたくさんあります。
《強制転移》と《巨大ネズミ》などは、昔から有名なコンボではないでしょうか。
「シナジー」
「コンボ」はカード同士の組み合わせのことを言いますが、「シナジー」とはそれぞれの効果がお互いに噛み合うことを言います。
デザイナーズカードにはシナジーの高いカードが多く、あらかじめ組み合わせて使うことを想定されているものがあります。
例えば「真竜」と言うテーマは、永続魔法・罠をアドバンス召喚のリリースにすることができます。
そして、「真竜」の永続魔法・罠は、アドバンス召喚を増やしたり、相手ターンのアドバンス召喚を可能にし、アドバンス召喚などで墓地に送られるとカードを破壊することができます。
「アンチシナジー」
「アンチシナジー」とは、組み合わせが悪く相互に効果を打ち消してしまうようなカードのことを言います。
例えば、墓地に送られると効果が発動する《クリッター》と、墓地に送られるカードを除外する《マクロコスモス》は、アンチシナジーと言えるでしょう。
「ディスシナジー」と呼ばれることもあります。
まとめ
いかがだったでしょうか。
デッキといえどたくさんの種類があり、人によって作り方は様々です。
一番良いのは自分は何を重要視して、どうしたら一番楽しいのかだと思うので、
あなたに合ったデッキを作ってみてください。
引き続き、遊戯王の用語集を記事にしていきます。
それでは、またお会いしましょう。
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