2017年3月25日より、「新マスタールール」が施行され、新召喚方法「リンク召喚」が登場します。
この「リンク召喚」は新ルールなため不明な点が多く、多くのデュエリストを悩ませています。
さて先日、「パーフェクトルールブック2017」がフラゲされ、「リンク召喚」の公式裁定が判明しました。
今回は、今まで判明した「リンク召喚」の公式裁定情報をまとめたいと思います。
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「新マスタールール」「リンク召喚」の公式裁定まとめ
今回紹介する「新マスタールール」「リンク召喚」の公式裁定はこちらです。
◆ エクストラモンスターゾーン
- EXモンスターを蘇生する場合
- EXモンスターゾーンのモンスターのコントロールを移す場合
- EXモンスターゾーンのモンスターを一定期間除外する場合
◆ リンクモンスター
- リンクモンスターを守備表示にする場合
- リンクモンスターを「壊獣」でリリースする場合
- リンクモンスターに《地砕き》を発動する場合
- リンクモンスターに《右手に盾を左手に剣を》を発動する場合
- リンクモンスターに守備力を変化させる装備魔法を装備させる場合
- リンクモンスターが魔法&罠ゾーンに置かれた場合
◆ リンク素材
- 裏側守備表示モンスターを素材にしたい場合
- 「トークン」「罠モンスター」を素材にしたい場合
- 「Pモンスター」を素材にしたい場合
- 「リンクモンスター」をリンク素材にする場合
- リンク数以上のリンク素材を送る場合
◆ リンク召喚
- リンク召喚時、リンク素材の場所に特殊召喚する場合
- リンク召喚時、《マクロコスモス》がある場合
◆ リンクマーカー
- リンクモンスターの効果が無効になった場合のリンクマーカー
◆ リンク状態
- リンク召喚時、リンク状態・リンクマーカーがなくなる場合
- リンク状態がなくなった場合、モンスターは破壊されるか
それぞれ解説していきます。
エクストラモンスターゾーン
EXモンスターを蘇生する場合
EXモンスター(リンク・融合・シンクロ・エクシーズ)モンスターを墓地から蘇生する場合、メインモンスターゾーンにおきます。
エクストラモンスターゾーンに置くことはありません。
例:《死者蘇生》
EXモンスターゾーンのモンスターのコントロールを移す場合
エクストラモンスターゾーンのモンスターのコントロールが移す場合、メインモンスターゾーンに置きます。
そして、コントロールが戻る場合もメインモンスターゾーンに戻ります。
例:《精神操作》《強制転移》《シエンの間者》
EXモンスターゾーンのモンスターを一定期間除外する場合
エクストラモンスターゾーンのモンスターが一定期間除外されフィールドに戻る場合、メインモンスターゾーンに戻る。
また、メインモンスターゾーンが埋まっている場合、墓地に送られる。
例:《亜空間物質転送装置》《彼岸の悪鬼ファーファレル》《PSYフレーム・ロード Ω》
リンクモンスター
リンクモンスターを守備表示にする場合
「リンクモンスター」は守備表示が存在しません。
そのため、「リンクモンスター」を裏側守備表示にすることはできません。
例:《月の書》《闇の訪れ》
リンクモンスターを「壊獣」でリリースする場合
「リンクモンスター」を「壊獣」でリリースすることができます。
その場合、「壊獣」はメインモンスターゾーンに置きます。
リンクモンスターに《地砕き》を発動する場合
「リンクモンスター」のみが存在する場合、守備力を参照する《地砕き》は発動できません。
「リンクモンスター」以外のモンスターが存在する場合、《地砕き》は発動可能です。
リンクモンスターに《右手に盾を左手に剣を》を発動する場合
リンクモンスターは守備力を持たないため、守備力を参照するカード《右手に盾を左手に剣を》の効果は適用されません。
また、フィールドにリンクモンスターしか存在しない場合、《右手に盾を左手に剣を》は発動できません。
リンクモンスターに守備力を変化させる装備魔法を装備させる場合
リンクモンスターに《静寂のロッド-ケースト》《光の角》などを装備させることはできます。
ただ、リンクモンスターは守備力を持ちませんので、守備力をアップする効果は適用されません。
その他の効果は問題なく適用されます。
リンクモンスターが魔法&罠ゾーンに置かれた場合
《サクリファイス》などで、「リンクモンスター」が魔法&罠ゾーンに置かれた場合、リンクマーカーの指しているモンスターゾーンはリンク状態になりません。
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リンク素材
裏側守備表示モンスターを素材にしたい場合
リンク召喚のリンク素材にできるモンスターは、フィールドに表側表示で存在するモンスターに限ります。
そのため、裏側守備表示モンスターをリンク素材にすることはできません。
「トークン」「罠モンスター」を素材にしたい場合
「トークン」「罠モンスター」は、リンク召喚のリンク素材として使用することができます。
例:《スケープ・ゴート》《BF-朧影のゴウフウ》
リンク召喚に使える「トークン」カードはこちらにまとめています。
「Pモンスター」を素材にしたい場合
「Pモンスター」はリンク素材にすることができます。
リンク召喚に使用された「Pモンスター」は墓地には行かず、エクストラデッキに表側で置かれます。
「リンクモンスター」をリンク素材にする場合
「リンクモンスター」をリンク素材にする場合、LINK数をリンク素材数として扱えます。
例えば《ハニーボット》なら、2体分のリンク素材にできます。
また、「リンクモンスター」は1体分のリンク素材として使うこともできます。
ただ、LINK数 or1以外のリンク素材として使うことはできません。
例えば《デコード・トーカー》は、1体分or3体分のリンク素材になれますが、2体分のリンク素材にはなれません。
リンク数以上のリンク素材を送る場合
リンク2のリンクモンスターをリンク召喚する場合、リンク素材に3体のモンスターを使うことはできません。
リンク数とリンク素材は同じ数にする必要があります。
リンク召喚
リンク召喚時、リンク素材の場所に特殊召喚する場合
リンクーマーカーがリンク召喚の素材にしたモンスターの場所を指している場合、その場所にリンクモンスターをリンク召喚することが可能です。
リンク召喚時、《マクロコスモス》がある場合
《マクロコスモス》などで、墓地に送られるモンスターが除外される場合でも、リンク召喚することができます。
その際、素材に使用したモンスターは墓地には送られず、除外されます。
例:《マクロコスモス》《M・HERO ダーク・ロウ》
リンクマーカー
リンクモンスターの効果が無効になった場合のリンクマーカー
リンクモンスターの効果が《スキルドレイン》などで無効になっている場合でも、リンクマーカーはなくなりません。
リンク状態
リンク召喚時、リンク状態・リンクマーカーがなくなる場合
素材としてリンクモンスターを使用し、そのリンクモンスターのリンクマーカーがなくなってしまう場所に、新たにリンクモンスターをリンク召喚することはできません。
また、《融合》などでリンク状態のモンスターゾーンにエクストラモンスターを特殊召喚する際、「リンクモンスター」が破壊された場合、《融合》の効果は不発になります。
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まとめ
いかがだったでしょうか。
「パーフェクトルールブック2017」で判明した、リンク召喚の公式裁定情報をまとめました。
まだまだ、「リンク召喚」にはわからない情報がありますが、随時裁定情報を更新していきたいと思います。
引き続き、「新マスタールール」「リンク召喚」について記事にしていきます。
それでは、またお会いしましょう。
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