2016年2月11日に、「20th ANNIVERSARY PACK 2nd WAVE(アニバーサリーパック 2nd wave)」が発売されます。
「20thアニバーサリーパック2nd wave」では、遊戯王の歴史を振り返り、遊戯王5D's(ファイブディーズ)、遊戯王ZEXAL(ゼアル)、ARC-V(アークファイブ)に関連するカードが収録されます。
そして、先日《コズミック・ブレイザー・ドラゴン》の収録が判明しました。
今回は、《コズミック・ブレイザー・ドラゴン》について考察し、同様の召喚条件を持つ《シューティング・クェーサー・ドラゴン》《聖こう神竜 スターダスト・シフル》と比較していきます。
もくじ
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《コズミック・ブレイザー・ドラゴン》考察!
シンクロ・効果モンスター
風属性/ レベル12/ ドラゴン族/ 攻撃力 4000/ 守備力4000
Sモンスターのチューナー+チューナー以外のSモンスター2体以上
このカードはS召喚でした特殊召喚できない。
①フィールドのこのカードをエンドフェイズまで除外して以下の効果から1つを選択して発動できる。
●相手が魔法・罠・モンスター効果を発動した時に発動できる。その発動を無効にし破壊する。
●相手がモンスターを召喚・反転召喚・特殊召喚する際に発動できる。それを無効にし、そのモンスターを破壊する。
●相手モンスターの攻撃宣言時に発動できる。その攻撃を無効にし、その後バトルフェイズを終了する。
「20thアニバーサリーパック2nd wave」で登場する風属性レベル12シンクロモンスターです。
シンクロチューナーとシンクロモンスター2体でシンクロ召喚する事ができます。
効果としては、自身をエンドフェイズまで除外することで、魔法・罠・モンスター効果、モンスターの召喚・反転召喚・特殊召喚を無効にし破壊する効果を持ちます。
また、相手モンスターの攻撃を無効にし、バトルフェイズを終了させる効果も持ちます。
3つの強力な無効効果を持つため、このカードを除去するのは非常に困難です。
召喚には苦労しそうですが、風属性ということもあり「SR(スピードロイド)」や「WW(ウィンドウィッチ)」が活用できます。
こういった多くの切り札モンスターは強力な効果や耐性を持つにもかかわらず、《SNo.39 希望皇ホープ・ザ・ライトニング》には無力でした。
しかし、《コズミック・ブレイザー・ドラゴン》は召喚自体を無効にすることができますので、《SNo.39 希望皇ホープ・ザ・ライトニング》にも負けることはありません。
ただ、やはり「壊獣」には無力ですので注意が必要です。
他の対策カードとして、《超融合》にも無力です。
ちなみにこのカードは、遊戯王5D's(ファイブディーズ)149話で、「Z-ONE(ゾーン)が見た遊星の使用カードデータ」の中にあったカードです。
そして、実際のデュエルでは使用されていないため、画像・効果が存在しておらず、名前だけが判明していたカードでした。
そんな《コズミックブレイザードラゴン》が収録決定したわけですから、ファンからするとたまらないですね。
「クェーサー」「シフル」と比較
《コズミック・ブレイザー・ドラゴン》のシンクロ召喚の条件は、《シューティング・クェーサー・ドラゴン》《聖こう神竜 スターダスト・シフル》と同じです。
そのため、状況に応じてこれら3体のドラゴンを使い分けることになります。
さて、これら3枚はどのような違いがあるのでしょうか。比較してみました。
《シューティング・クェーサー・ドラゴン》
シンクロ・効果モンスター
星12/光属性/ドラゴン族/攻4000/守4000
シンクロモンスターのチューナー1体+チューナー以外のシンクロモンスター2体以上
このカードはシンクロ召喚でしか特殊召喚できない。
このカードはこのカードのシンクロ素材としたチューナー以外のモンスターの数まで1度のバトルフェイズ中に攻撃する事ができる。
1ターンに1度、魔法・罠・効果モンスターの効果の発動を無効にし、破壊する事ができる。このカードがフィールド上から離れた時、「シューティング・スター・ドラゴン」1体をエクストラデッキから特殊召喚する事ができる。
《シューティング・クェーサー・ドラゴン》はシンクロ素材としたチューナー以外のモンスターの数まで攻撃できます。
召喚条件上、最低2体は素材としますので、少なくとも2回攻撃が可能です。
また、無効効果としては、魔法・罠・モンスター効果を無効・破壊できます。
さらに、フィールドを離れた場合、《シューティング・スター・ドラゴン》を特殊召喚できます。
複数回攻撃の爆発力に加え、無効効果・後続が揃った非常にバランスの良いモンスターといえます。
《聖こう神竜 スターダスト・シフル》
シンクロ・効果モンスター
星12/光属性/ドラゴン族/攻4000/守4000
Sモンスターのチューナー+チューナー以外のSモンスター2体以上
このカードはS召喚でしか特殊召喚できない。
(1):自分フィールドのカードはそれぞれ1ターンに1度だけ戦闘・効果では破壊されない。
(2):1ターンに1度、相手がモンスターの効果を発動した時に発動できる。その効果を無効にし、フィールドのカード1枚を選んで破壊する。
(3):墓地のこのカードを除外し、自分の墓地のレベル8以下の「スターダスト」モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを特殊召喚する。
《聖こう神竜 スターダスト・シフル》の効果は、1ターンに1度自分フィールドのカードに破壊耐性をつけることができます。
また、無効効果としては、モンスター効果のみ無効・破壊できますが、その際さらにフィールドのカードを1枚破壊できます。
そして、墓地から自身を除外することで、墓地のレベル8以下の「スターダスト」モンスターを特殊召喚できます。
レベル8以下「スターダスト」モンスターには、《スターダスト・ドラゴン》と《閃こう竜 スターダスト》が該当します。
破壊耐性とモンスター効果無効効果の2つを持つため、場持ちが良いモンスターです。
ただ、バウンス・除外などでフィールドを離れてしまうと、墓地効果が使えませんので、実は弱点が多いモンスターです。
「コズミック」「クェーサー」「シフル」の比較まとめ
《コズミック・ブレイザー・ドラゴン》《シューティング・クェーサー・ドラゴン》《聖こう神竜 スターダスト・シフル》の違いをまとめると、以下のようになります。
◆ 《コズミック・ブレイザー・ドラゴン》[制圧型]
- 無効効果を使うとフィールドを離れる
- 魔法・罠・モンスター効果・召喚・反転召喚・特殊召喚無効
- 1度倒されるとおしまい
◆ 《シューティング・クェーサー・ドラゴン》[爆発力+バランス型]
- 複数回攻撃
- 魔法・罠・モンスター効果無効
- フィールドを離れても、《シューティング・スター・ドラゴン》を特殊召喚
◆ 《聖こう神竜 スターダスト・シフル》[防御型]
- ターン1破壊耐性
- モンスター効果無効+フィールドカード1枚破壊
- 墓地から除外し、《スターダスト・ドラゴン》か《閃こう竜 スターダスト》を蘇生
《コズミック・ブレイザー・ドラゴン》が収録される「20thアニバーサリーパック2nd wave」の収録カード一覧はこちらをご覧ください。
画像・効果・予約情報もまとめています。
→「20thアニバーサリーパック2nd wave」全収録カード一覧
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まとめ
いかがだったでしょうか。
《コズミック・ブレイザー・ドラゴン》を考察し、《シューティング・クェーサー・ドラゴン》《聖こう神竜 スターダスト・シフル》と比較してみました。
比べてみると、《コズミック・ブレイザー・ドラゴン》は制圧型、《シューティング・クェーサー・ドラゴン》は爆発力+バランス型、《聖こう神竜 スターダスト・シフル》は防御型となりました。
今後も引き続き、新カードの考察も行っていきます。
それでは、またお会いしましょう。
「20thアニバーサリーパック2nd wave」についてはこちらもオススメです。
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